ひと足伸ばして、「見沼くらしっく館」♪
お待たせいたしました、先日の続きです。 わら塚の「フナノ」を観に軽くサンポリングと洒落込みましたが、案の定「もっと、もっと病」が出てしまいました(笑) で、2~3km先の「見沼くらしっく館」まで足を伸ばしました。 以前から古民家を開放しているとの情報は得ていたのですが、場所をはっきりと把握しておりませんでした。 今回「緑のヘルシーロード」から少し入った所と認識しましたので、勇躍行ってみることに・・・
入り口を入って正面が案内所兼事務所、右にゆるい階段を下りると「くらしっく館」(旧坂東家住宅)です。 庭の一角には立派な井戸があります。井戸のむこうには丈夫そうな蔵も見えます。
井戸の側には「綿花」がプランターに植えられています。 大きいものでは5~6cmもの花が付いています。 ふわふわして暖かそうです。
家の正面です。 縁側には「十五夜飾り」が、庭先には大きなイチョウの木から落ちた銀杏が沢山散らばっています。
家の玄関です、入ると土間が広がっています。 この旧坂東家住宅は片柳(地名)の加田屋新田を開拓した 坂東家の屋敷をほぼ同じ位置に復元したものです。 寄せ棟造りの茅葺き建物で建坪が87坪あります。 江戸時代末、安政四年の建立で式台を持つ格式高い名主さんの屋敷です。 何年か前(4年前?)までは家の人が実際に暮らしていたそうです、しかし流石に不便を感じて市の文化財に譲り、暖房やサッシなど取り払い本格的な旧家を再現したとのことです。
土間には大きな「かまど」と「大釜」があります。 この釜で500人もの吸い物が出来るそうです。 また、イベントの「餅つき」には大量のもち米を一気に蒸し上げる重要な戦力になるとのことです。 板の間には「囲炉裏」があり、いつも火が入っています。 自在鍵から下がった、この鉄瓶のお湯で係りの方がお茶を入れてくれました。 囲炉裏端で飲むお茶は格別の味と暖かさをいただきました。 囲炉裏は四辺の一角が切れていて普通の囲炉裏とは違っています。 それは、長いままの薪をそのままくべられる様になっているためとのことです。 長いままですと火力が落ちないため長時間、暖房や煮炊きに利用できます。
囲炉裏の上部、煙だしから屋根に煙が登って茅に棲み付く虫を燻してしまう昔の人の知恵ですね。 土間の一角には「水車」=足踏み式汲み上げ機械です。 この水車を川に立てて車輪の上に乗って足で回して田んぼに水を汲み上げていました。 私の子供時代にも未だ残っていて、手伝わされたことがあります。 天井から下がったお飾りは「火伏せ」でしょうか。
この坂東家、江戸前期、見沼の新田開発に先立つ50年前、江戸の町人、坂東助右衛門が開田した田んぼ です。 江戸中期に見沼用水の完成に合わせて再び新田を開き、江戸で商人をしていた坂東家の屋号をとって加田屋新田と名付けられました。 以来、明治期に至るまで見沼の名主役を代々務めてきた名家です。
座敷に上らせていただきました。 梁といい襖といい、ほんとの日本の古民家の佇まいです。 中二階に上る階段があります、上はどうなっているのでしょう。
屋根裏部屋の雰囲気です、物置代わりに使っていたのかも知れませんね。 現在は何も置いていません。 下の部屋には、珍しい江戸時代の貨幣「一分銀」が陳列されています。
座敷を拝見して、裏口から外に出ます。 裏庭は屋敷裏の雑木林に続いています。
雑木林から見た裏側の風景です。 裏庭から事務所の有る高台に登れます。
煙だしの上の鬼瓦も立派です。 高台から見た坂東家、縁側が素敵な調和を醸し出しています。 そろそろ「見沼くらしっく館」を後にして「見沼自然公園」に向かいたいと思います。
「くらしっく館」の目の前が「大宮共立病院」です。 交通は大宮駅から7番バス乗り場「中野田引返場行」「浦和東高校行」「東川口行」に乗車。 「三崎台」下車、徒歩0分です。 開館時間は午前9時から午後5時まで。 月曜と年末年始(12月27日~1月5日)と月末日と祝日が休館です。(ただし、五月の連休と文化の日は開館) 連絡先は048-688-3330です。
「くらしっく館」から程近い「見沼自然公園」です。 「さぎ山公園」に隣接した広大な(東京ドームの2.3倍もあります)公園です。 広い芝生広場と園内の池は遊びに散策に沢山の人が訪れます。 水生植物や野鳥観察、花や紅葉、自然がいっぱいです。 水辺の鳥たちを眺め、休憩です。 一息ついたらそろそろ帰路に着くことにします。 帰り道で見つけた、大きな里芋畑。 下に立つとまるで「コロポックル」になったようです(笑) 二回に分けての「見沼用水ヘルシーロード」のサンポリング、またまた長口上になってしまいました。 お付き合い有難うございました。 では、又♪
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