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2020年6月 1日 (月)

5月の読書記録 読書メーターより

5月の読書メーター
読んだ本の数:31
読んだページ数:11011
ナイス数:4100

『鬼滅の刃』コミックカレンダー2019 (ジャンプコミックス)『鬼滅の刃』コミックカレンダー2019 (ジャンプコミックス)感想
「鬼滅の刃」アニメをUtubeで見ています。ストーリーがよく判らないけど、アクションは面白いです。 掘り下げ方がいまいちかな。 登場人物も必然性を感じられないし・・・暇つぶしには恰好と思います。
読了日:05月01日 著者:吾峠 呼世晴
サブマリン707 1 (ラポートコミックス)サブマリン707 1 (ラポートコミックス)感想
【再読】懐かしい「サブマリン707」の復刻版です。 1993年に復刻されました。 初出は昭和38年に週刊「少年サンデー」に連載され人気を博した海洋冒険スペクタクルロマンです。 何しろ潜水艦の戦闘が中心で毎回ドンパチやってました。 陸に居るより海上の方が多い完全に戦闘もの。 作者の「小沢さとる」は横山光輝の絵に非常に似ている。「ジャイアントロボ」を共作した事もある。 一度読めば潜水艦の知識が豊富になる漫画です。 一気に中学生時代にタイム・スリップ出来ます、プラモで遊んだなあ(笑)
読了日:05月01日 著者:小澤 さとる
サブマリン707 2 (ラポートコミックス)サブマリン707 2 (ラポートコミックス)感想
【再読】だんだんと戦闘が面白くなくなった。 そりゃあそうでしょう、潜水艦同士の戦いは「音」が主流の戦い。 見詰め合ってピクリとも動かずでは漫画の良さが無い。 爆雷、魚雷は飽きられる、新機軸を作らねば・・・
読了日:05月01日 著者:小澤 さとる
サブマリン707 3 (ラポートコミックス)サブマリン707 3 (ラポートコミックス)感想
【再読】第1部「U結社」編、終了。 第2部「謎のムウ潜団」が始まる。 といっても敵が変わるだけで戦法は同じ、やや近代兵器が出て来たと思うが基本設定のムウが生かし切れていない。 だんだん読むのが苦しくなって来た。 何で取ってあったのか、ノストラジーだけなのかな・・・
読了日:05月01日 著者:小澤 さとる
サブマリン707 4巻サブマリン707 4巻感想
【再読】まじ「しんどく」なってきた。 惰性で読み進めて来たが、そろそろ限界か・・・しかし、こんな起伏のないドラマを毎週読んでたんだ。 まあ、他の漫画も連載してたしな。 あと、何巻で終わるのだろう、とにかく終わりまで読もう。
読了日:05月01日 著者:小澤 さとる
サブマリン707 5巻サブマリン707 5巻感想
【再読】もう作者も判らなくなっている。 話が途中で切れてよく判りません。 唐突にラストになったり、ハチャメチャである。 あと何巻だ・・・読むために読んでいるという矛盾が・・・もう、絵だけ見よう(笑)
読了日:05月01日 著者:小澤 さとる
サブマリン707 6巻サブマリン707 6巻感想
【再読】読み終わりました。 辻褄の合わない箇所とかいろいろとありましたが、やっと最後になりました。 サブマリン707、そんなにしっかり読むもんではありませんね。 一時の洒落として読むのは良いでしょう、完全復刻全6巻は大き過ぎました。 「アポロ・ノーム」にしても、最後は自爆というのは無いんじゃないかな。 潜水艦の話という事で覚えていた方が良かったかも。 コアなファンにはなれそうもありません。 とにかく、サブマリン707に栄光あれ!
読了日:05月01日 著者:小澤 さとる
リーダーズチョイス BEST13 of ゴルゴ13リーダーズチョイス BEST13 of ゴルゴ13感想
【再再読】もう何回も読んだ、気が付くと頁を開いている。 ゴルゴには何か惹きつけるものがある。 ベストに選ばれているのは「出生編」が多いが、私は[檻の中の眠り」とか「喪服の似合う時」の様に最初の頃のゴルゴが好きだ。 小池一夫氏の脚本に痺れているのかも知れない。 初期のゴルゴはおしゃべりだけど洒落たストーリーが多い。 ゴルゴ13は何時どんな時もどこから読んでも面白い。 
読了日:05月02日 著者:さいとう たかを,さいとう・プロダクション
伊藤晴雨 自画自伝伊藤晴雨 自画自伝感想
縛り、責め絵、大家「伊藤晴雨」の自伝とその周辺を描いた作品。 収集家の福富太郎氏の所蔵品を多数展示し在りし日の晴雨翁を忍ぶ。 意外と下種かと思われたが、そこは「新潮社」刊、そのへんは程よくまとまっています。 夢二のモデル・お葉を縛り、当代の人気女優・栗島すみ子と暮らす破天荒の暮らしの中に真実を見る。 自らの数奇な反生を書き綴った挿絵が入った自叙伝。 新潮創立100年記念出版
読了日:05月02日 著者:伊藤 晴雨
さいとう・たかをセレクション BEST13 of ゴルゴ13 Author’s selectionさいとう・たかをセレクション BEST13 of ゴルゴ13 Author’s selection感想
【再再読】ステイ・ホームでゴルゴを。 とは言っても毎日がステイ・ホームなのだが・・・(笑) 作者自身が選ぶといっても「リーダース・チョイス」とだぶらないという事は作為を感じつつ、作者が出来栄えの良い作品と言うものを選んだというシリーズを読む。 やはり、好みは争えない「檻の中の眠り」とか「駅馬車の通った町」等、初期の作品を選んでしまう。 「モスコー・ドール」の3部作が悲しみを誘う。 何も良かった事が無かったミーナ、唯一ゴルゴに向けた眼は、悲恋になってしまった。 情報員の悲哀が悲しい。
読了日:05月06日 著者:さいとう たかを,さいとう・プロダクション
各界著名人セレクション BEST13 of ゴルゴ13各界著名人セレクション BEST13 of ゴルゴ13感想
【再読】静かな時間に、又ページを捲っています。 各界の著名人が名を連ねておりますが、やはり好きなゴルゴのエピソードを読んでしまう。 何を描いても面白いけど、好みは初期作品。 「デロスの咆哮」「白夜は愛のうめき」「銃殺人ひとり」辺りがゴルゴ個人に焦点を当てて面白い。 「ロックフォード野望」がゴルゴの口座を封鎖するという暴挙に出るが、どうにか解決し狙撃をしようとするが、とんでもない人物から横やりが・・・これは凄いスケールのお話しです。 ゴルゴ13だけで1000ページ以上、じっくり浸れた至福のひとときでした。
読了日:05月06日 著者:さいとう・ たかを
PEPPER (ぶんか社コミック文庫)PEPPER (ぶんか社コミック文庫)感想
【再読】久々に出して来た、描き下ろし410ページと言うのが凄いという感想は、やはり本当だと改めて思う。しかも、スクリーン・トーンを使わず網掛けなど手作業で行っている。これは凄い!お話しは記憶喪失の賞金稼ぎが自分の記憶と秘密のお宝を探すという西部劇。ドンパチあり、謎解きありのエンターテイメント。しかし、描き下ろしの常ですが、最終的な詰めが弱くストーリーはズタズタ、ドンパチ場面は最高なんだが。各所に出て来るペッパーボックスのデザインが秀逸、登場人物も抑えてストーリーを判りやすくしている。これはB5・豪華版 。
読了日:05月07日 著者:たがみ よしひさ
彼女の想いで…大友克洋短編集(1) (KCデラックス ヤングマガジン)彼女の想いで…大友克洋短編集(1) (KCデラックス ヤングマガジン)感想
【再再読】やはり大友克洋は面白い! 「武器よさらば」と「ファイヤー・ボール」が好き。特に、「fire-Ball」は「アキラ」の前哨戦として良くできている。 大友は真面目なのかふざけているのか、よく判らないところが好きですね。「ザッツ・アメージング・ワールド」完全にあちら版のパロディ。 老人と海が・・・(笑) さぁ、大友克洋アンソロジー2巻目の「SOS大東京探検隊」 移ろうか。
読了日:05月07日 著者:大友 克洋
SOS大東京探検隊 (KCデラックス)SOS大東京探検隊 (KCデラックス)感想
【再再読】「彼女の思いで・・・」と一緒に本棚から抜き出した。 これまた強烈な大友作品。 大友版西部劇「サン・バーグズヒルの想い出」とか大友版時代劇「火之要神」等、多彩な手腕を披露する。 東京の地下を冒険するひと夏の想い出を描く表題作「SOS大東京探検隊」がステン・バイ・ミーを彷彿させる楽しい作品です。 「危ない! 生徒会長」初の少女マンガに挑む(笑)
読了日:05月07日 著者:大友 克洋
木造モルタルの王国―ガロ20年史木造モルタルの王国―ガロ20年史感想
【再再読】暇を持て余して引っ張り出して来た。 重い、何キロあるんだろうか。 何しろ1,200頁もある、今見ても難解なマンガが多い。 ただ、白戸三平、水木しげる、小島剛夕、林静一、池上遼一、矢口高雄などの有名作家が名を連ねているのは壮観である。 布張り・箔押し・3,500円は当時の頃でも高額でした。 熱狂的な友人に推されて買った記憶があります。 でも、良かったそれがなければ、この記念碑的漫画アンソロジーは手元に無かった。 1984年で20周年・・・あれから30数年経ってしまったのか。 感無量・・・
読了日:05月08日 著者:
しんきらり (ちくま文庫)しんきらり (ちくま文庫)感想
【再再読】ふっと本棚に手を伸ばす。 主婦の眼から見た家庭像の在り方を考える。 ふっとした瞬間のきらめきが女性目線になっている。 多少怖い雰囲気がある。 しかし、漫画の世界でこの表現、1980年代に描いてたんだから凄い。 線もシンプルでサラッとしているのが好き。 日常生活の中の危うさをチクッと風刺しているのがまた凄い。 たまに手に取りたい一冊です。
読了日:05月08日 著者:やまだ 紫
孤独のグルメ 【新装版】孤独のグルメ 【新装版】感想
【再再読】ぶらりと寝転んで、本棚から抜き取った「孤独のグルメ」に目を通す。 やっぱり、良いなぁ、細々した描写が井之頭五郎にピッタリである。 最初に出会って何年になるかなぁ、作画家の「谷口ジロー」は亡くなった。 でも、その世界は私の目の前にある。 文庫版もあるので比較する、駄目だ、トーンの目が潰れすぎて真っ黒になる、文庫版だけでは気が付かないけど、こんなにも違うんだな。 絵師の命を懸けた絵は、大事にしなくては・・・原寸に近い方が、やっぱり良い。 「センセーの鞄」も、観たくなって来た。
読了日:05月09日 著者:久住 昌之
センセイの鞄 1 (アクションコミックス)センセイの鞄 1 (アクションコミックス)感想
【再再読】また、手に取ってしまった。 良いなぁ~、じっくりと読むと原作の良さが甦ってくる。 センセイとツキコさんの関係に憧れる。 この微妙な距離感、酒を交えての会話、良いですねぁ。 もう大人なのに純愛を感じている、しかし、身体は・・・ツキコさんが風呂に入るシーンがある、どう見ても37歳のカラダだよな、とても現実的。 その上での会話、深いよね。 ますますのめりこんで行くツキコさん、この世界をもう少し。 2巻に移ります、移りたくないな~
読了日:05月10日 著者:川上 弘美
センセイの鞄 : 2 (アクションコミックス)センセイの鞄 : 2 (アクションコミックス)感想
【再再読】後半になって来た、いろいろな事があり、センセイと島に行く事になった。そこで、静かに身体を預けるが、何もないまま終わる。ちょっと身体に触ったくらい。その後もデートしたり、センセイから恋愛を前提とした交際を求められたり、急速に近くなっていく。やがて、二人は結ばれる。ここからが早い、なんと2ページ過ぎるとセンセイのお葬式に。もう少し大人の付き合い方を観てみたかった。番外編の「パレード」はあるが、これは付けたしという事で。「センセイの鞄」の余韻を楽しみましょう。ツキコさんの、ちょっとした仕種が楽しい。
読了日:05月10日 著者:谷口ジロー,川上弘美
いざなうもの (ビッグコミックススペシャル)いざなうもの (ビッグコミックススペシャル)感想
【再読】谷口の遺稿集にたどり着く。 いろいろな想いが浮かび上がって頁を捲る手が止まる。 1頁読んでは1頁戻る、説明文を見る、また頁に戻る。 全然、進まない、嗚呼、もう居ないんだ・・・谷口ジロー、良い絵描きだったなぁ。 「何回も、何回も、ボロボロになるまで読み返す漫画で在って欲しい」それが最後の言葉らしい。 何度でも、何度でも、読んでいますよ。 谷口はそんな作家です、何回読んでも発見がある作家です。 静かに冥福を祈りながら、また読んでいます。 天の上から見てますか~ 合掌
読了日:05月11日 著者:谷口 ジロー
『坊っちゃん』の時代 (第3部) (双葉文庫)『坊っちゃん』の時代 (第3部) (双葉文庫)感想
【再読】文庫本が出て来た、谷口の本は基本A5版以上としている。 アミが潰れて読みにくい、これは古本屋で安く買って来たものだろう。 石川啄木の話である、「坊ちゃんの時代」シリーズの第3巻目である。 どうしようもない借金魔として描かれる。 事実、借金は相当なものであったらしい。 どんな啄木を描いても谷口ジローは優しい、完全に悪には描けない、どこか憎めないところがある。 石川啄木、夏目漱石と同じ「朝日新聞社」の社員だったんだよな。 新聞社つながりで愛着がある、ただそれだけですが。 谷口は良いなぁ・・・
読了日:05月11日 著者:
坊っちゃんの時代 : 1 (アクションコミックス)坊っちゃんの時代 : 1 (アクションコミックス)感想
【再読】結局、「坊ちゃんの時代」に戻って来た。 改めて見直すと石川啄木も平塚らいてうも小泉八雲も伊集院景昭も太田仲三郎も出ていた。 後の話はそれを細分化したものでした。 啄木の借金もらいてうの奔放さも全て1巻目で描いてある。 明治と言う時代をいろいろに角度から書き分ける谷口ジローの素晴らしさと思う。 もちろん、関川夏央の脚本も素晴らしいだが。 谷口ジロー関連でいろいろ読んでしまった。 手に取れるところにあって良かったと思う。 また思い出して読む事もあるだろう。 しばしの別れを・・・
読了日:05月11日 著者:谷口ジロー,関川夏央
デジタルペーパークラフトデジタルペーパークラフト感想
【再読】デジタルペーパークラフトの本、いろいろな模型や動物が作れる本。 CD-ROMが付いていてパソコンと連動できる。本は観てるだけでも楽しい、懇切丁寧に作り方の説明もある。 道具や紙の説明もいろいろあり、広げるだけで作れる気がしてくる。 ちょっと難しい所もあるが、こんな時期だから時間はある。 是非、チャレンジを!
読了日:05月13日 著者:
スターバックスマニアックス (小学館文庫)スターバックスマニアックス (小学館文庫)感想
【再読】2001年の活気を伝える本。 スターバックスのあれこれを伝える、マニアの本。 読んだから別にどうって事が無いほんとに好きな人が沢山の情報(2001年時点の) 診療所の待ち時間用に持って行ったが読む時間が無かった。 待ち時間なしだった(笑)
読了日:05月21日 著者:小石原 はるか
イエスタデイをうたってEX ~原点を訪ねて 冬目景 初期短編集~ (愛蔵版コミックス)イエスタデイをうたってEX ~原点を訪ねて 冬目景 初期短編集~ (愛蔵版コミックス)感想
【再読】何となく、手に取った昔の本。 「イエスタディをうたって」が好きだった、冬目景の考え方、描き方が心地良い空間だった。 「イエうた」の原点、初期の冬目のインタビューが掲載されていて、その時分に戻れる自分がいる。 ちょっと人と違った考えと言うのは芸術家として必須なんだろうな。そこに到達できないから普通人なんだろうと思う。初期短編集を見ると、たどたどしさが何となく嬉しい。こんな時代もあったなぁと自分でも感じる、もう戻れない時代だなぁと年を取ると感じる、ノストラジィーなんだなぁ・・・懐かしい、何もかも・・・
読了日:05月23日 著者:冬目 景
シャーリー 2巻 (ビームコミックス)シャーリー 2巻 (ビームコミックス)感想
【再読】日曜の昼下がりに読むには、うってつけの本。 メイドのシャーリーと女主人・ベネットの20世紀初頭のロンドンの暮らし。 13歳のシャーリーと28歳のベネット、歳の差もあり、何とか仲良く暮らしている。 古き良きロンドンとメイドの暮らし、何となくゆったりとした気持ちにさせられます。 1巻から10年の歳月を経て刊行、次は早くて2024年か、というか、まだチョコチョコ描いているのだろうか。 描いていると思いたい、著者曰くライフワークだそうだから・・・
読了日:05月24日 著者:森薫
孤独のグルメ2孤独のグルメ2感想
【再読】のんべんだらりとしている時に読む本。 相変わらず井の頭ゴローは自由に食堂巡りをしている。 食う事だけに特化した漫画は面白いね。 飲めないのも良いんだろうな、純粋に食べる事に専念する。 いっそ潔い、食べ始めると節操が無く次から次へと頼んでしまう、少しはお腹と相談したらと、突っ込んでしまいます。 しかし、料理の絵が上手いなぁ、完全に浮き上がっていない。 谷口ジローを忍んで少し淋しくなった。
読了日:05月24日 著者:久住 昌之
首代引受人 (SPコミックス)首代引受人 (SPコミックス)感想
【再読】平田弘史の劇画は凄い、迫力満点です。 「首代引受人」と言うのは、戦国時代、己の命を金に換えて支払うという約束手形を相手に発行したもの。 戦争が終わって代金を引き取りにいないもの、代金を出し渋るもの、そこで凄腕の引受人が出来たのである。 虚居実々の支払い模様を描く迫力巨編。 全七話、武士道のしきたりを貫くためそこに愛売り涙あり、迫力の絵と共にグッと迫るものがある。 改めて平田は良いなぁと思う。 時代劇はドラマですね。
読了日:05月27日 著者:平田弘史
不穏な眠り (文春文庫)不穏な眠り (文春文庫)感想
【図書館】3月に予約してやっと手に入った、喜びもひとしおです。 読み始めて直ぐにすんなり話に入っていけました。 相変わらず苦労が絶えない晶さん、四十の坂を上りつつ、怪我が多い。 最初は楽な仕事と思っているがどんどん深みにはまって行く。 いろいろな社会的状況の問題を抱えつつ、時には能天気に切り抜ける。 羽村の性格、嫌いじゃないです、いつまで独り身でいるのかな、探偵という職業柄、結婚は無理だろうな。 でも、歳とってミス・マープルのような生活も楽しいだろうなとも思う。 これからもがんばれ、羽村晶、白髪に負けず。
読了日:05月29日 著者:若竹 七海
鬼平犯科帳(十三)鬼平犯科帳(十三)感想
【図書館】図書館から借り受けて「鬼平」の世界に遊んでいます。 やっぱり良いですね、文体がスッキリハッキリしてる、人の裏表を描いて定評のある池波正太郎つまらぬはずが無い。 やっぱり、「一本眉」にとどめを差す。 何も知らない木村忠吾と盗賊の頭「清州の甚五郎」との酒の付き合いを経て意気投合する。 しかも、盗賊の仁義は話の外でキッチリつける。 甚五郎という盗賊、「雲霧仁左衛門」みたいでかっこ良い。 好きになりました、またの登場はあるのかな。 年齢を重ね酸いも甘いもかぎ分けた鬼平、もうしばらくは楽しめそう。
読了日:05月29日 著者:池波 正太郎
新装版 鬼平犯科帳 (14) (文春文庫)新装版 鬼平犯科帳 (14) (文春文庫)感想
【図書館】順調に14巻目に入りました。 まさかの、伊三次が死んでしまった・・・なんで、死ぬ理由が・・・話の流れでは関係ないと思うけど・・・は~っ!だ・・・「五月闇」で何とか持ち直してくれるのでは、と思っていた。 だけど、次の「さむらい松五郎」冒頭で木村忠吾が墓に参っている、やはり死んでしまったのだ。 伊三次の冥福を祈って・・・
読了日:05月30日 著者:池波 正太郎

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