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2017年1月

12月の読書のまとめ 読書メーターより

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エッセイ集が多かった月だと思います。 「女の人差し指」が考えさせられた。

今年もよろしくお願いします。

2月の読書メーター読んだ本の数:16読んだページ数:4648ナイス数:1117まひるの散歩 (新潮文庫)まひるの散歩 (新潮文庫)感想【図書館】 角田光代の食に対する好奇心いっぱいのエッセイ。 作家で多忙な著者が、あれこれと考えているんだなぁと感心する。 しかも、七年間もに渡る記録。 「食」だけで、まとめる才覚が凄い。 ちょくちょく居酒屋にも行っている様なので、居酒屋ルポも面白いだろうな、と思った。 「よなかの散歩」も読んでみるか。読了日:12月03日 著者:角田 光代
柳に風 新・酔いどれ小籐次(五) (文春文庫)柳に風 新・酔いどれ小籐次(五) (文春文庫)感想【図書館】 小藤次・新シリーズ第五弾。 前シリーズから数えて24巻目、思えばこんなに来たんだなぁ。 可も不可もない一巻である、大きな事件が起きる訳でも無く、淡々と日常が描写される。 酒も飲まなくなった、もはや酔いどれの称号もいらなくなった。 シリーズも永くなるとホームドラマに変化するのでしょうか。 作品に取り組む姿勢が変わった、著者が歳を取ったせいですね。 このまま平々凡々な小藤次の一生と付き合うのでしょうか・・・池波正太郎みたいな書き方を望むのは無理なのでしょうね。読了日:12月05日 著者:佐伯 泰英
ほのエロ記 (角川文庫)ほのエロ記 (角川文庫)感想【図書館】 作者のエロに対するスタンスがしっかりしているので読んでいて楽しい。 思えば、エロというのは、この位のほんわかさが良いのでしょうね。 あるある、鶴光のオールナイトニッポン、雨に濡れたエロ本、熟女、SM・・・思い出せば青春の一ページですね。 懐かしいシーンが甦る一冊でした。 箸休め程度な作品です、お気楽に読んで下さいね。読了日:12月05日 著者:酒井 順子
日曜日の捜しもの (朝日文庫)日曜日の捜しもの (朝日文庫)感想【図書館】 エッセイが読みたくて借りて来た。 都会に住む妙齢の女性の日常の話。 細々な出来事に、いろいろな解釈をし解決したのか、しないのか・・・解説を読んで「詩人」だと判る、詩人って、いつもこんな事考えているんだと感心したり。 沁みこむように入って来るのだが、客観視している感じ、もっと自分の感性で書いて欲しいな、なんて思ったりして。 でも、静かに一日の終わりを感じられるエッセイです。 お酒の話が無いから、そんなに好きではないのかも、だから、あっけらかんとしたした表現が無いのかも。 独り暮らしの日が暮れる。読了日:12月07日 著者:白石 公子
糸車 (集英社文庫)糸車 (集英社文庫)感想一人の女性の半生を綴った記。母と子のお話として、また一人の女のお話として身に抓まされる物語。 いろいろな節目があった、その時その時の運命を選択して来た、人生って思う様にならないものですね。 あの時、こうだったら・・・お絹さんの生き方は、これで良かったと思う。 少し、淋しい気もするが。 蝦夷松前藩のお話は宇江佐作品を四作読みました、凄いご苦労があった様です。 宇江佐さんのライフワークですね。 しみじみと著者を偲んで・・・読了日:12月08日 著者:宇江佐 真理
待つ春や 風の市兵衛18 (祥伝社文庫)待つ春や 風の市兵衛18 (祥伝社文庫)感想今回の市兵衛は俳句の宗匠の護衛役、その給金の破格さに危惧するが・・・相変わらず市兵衛は飄々として清々しい。 久々の道中物、鴻巣、熊谷は近いので親近感を感じる、忍田藩は「忍藩」、行田の事だろう。 しかし、事件を拵えるのが上手い、某大作家も毎回目先を変えてくれないかな。 終盤、市兵衛に嫁という話が、とうとう落ち着くのか興味があります。 個人的には「独り身」が良いのですが・・・ 気が付けば十八作目、ますます面白くなって来た。 これからも市兵衛の活躍に期待したい。読了日:12月10日 著者:辻堂 魁
ペットのアンソロジー (光文社文庫 こ)ペットのアンソロジー (光文社文庫 こ)感想【再読】読んだかどうか、うろ覚えで買ってしまった。 100円本だから良いかと・・・ でも、再読して意外と細部を読んでなかったと再確認した。 ストーリーも忘れてしまっているものもあった。 いろいろなストーリーを詰め込んで100円は安かったなぁと思った。 ガラ携でも「読メ」が見られれば、こんな事は無かったんだろうな。 でも、負け惜しみじゃ無いけど、二回読んでも面白いものは面白い、しかも、数年経っていれば、初めてと同じだと思う。 二回目の「出会い」に感謝!読了日:12月12日 著者:我孫子武丸,井上夢人,大倉崇裕,大崎梢,太田忠司,柄刀一,汀 こるもの,皆川博子,森奈津子
ふるさと銀河線 軌道春秋 (双葉文庫)ふるさと銀河線 軌道春秋 (双葉文庫)感想現代の世相を抉る連作短編集。 日々の生活に疲れ、明日も見えないそんな日常に電車は走る。 レールが続く限り、電車は走る、そこに終点は必ずあるのだから・・・著者の初めての現代物、泣かせます。 「晩夏光」が老いる事をしみじみ感じさせる、息子の使い方が上手い。 マンガ原作の作品を何冊か読んだ事があるが、心に沁みる作品が多かったと思う。 現代物の作品も読んでみたいと思いました。読了日:12月16日 著者:高田 郁
髪結い伊三次捕物余話 擬宝珠のある橋髪結い伊三次捕物余話 擬宝珠のある橋感想【図書館】 遂に読み終わってしまった、このシリーズは良い作品だったなぁ。 「月は誰のもの」一回読んだので読んでないけど、最後に読み返して宇江佐さんを偲んでみたいと思います。 新作が読めないと思うと淋しいけど、そんなこんなで生きていくんだなって宇江佐が言っている様な気がします。 気丈で快活な女性を思い浮かべます、宇江佐さん、ありがとう。 読了日:12月18日 著者:宇江佐 真理
らくだ 新・酔いどれ小籐次 (六) (文春文庫)らくだ 新・酔いどれ小籐次 (六) (文春文庫)感想【図書館】小藤次が見世物小屋に連れて来られた「らくだ」と遭遇、その後、盗まれてしまう。 らくだ探索に骨を折るが、何とか解決。 らくだ捜索の過程がまだるこしぃ、ちょこちょこ小ネタを入れるせいかスピード感が無い。 往年の剣戟シーンを見たいのだが武芸の奉納ではね。 老いても剣豪、腐っても酒豪、そういう小藤次を期待しているのだが・・・ときどき入る新兵衛さんのくだりも話に水を差している感じが・・・ 余生を描くなら竹細工とか行燈造りにシフトしたストーリーを構築するとかガラっと変えて欲しいな。読了日:12月19日 著者:佐伯 泰英
よなかの散歩 (新潮文庫)よなかの散歩 (新潮文庫)感想【図書館】 「まひるの散歩」に続きエッセイ二冊目。 オレンジページに掲載されたため、割と生活感の漂うエッセイになっている。 日常、気が付いた事を、ちょっとした感想を含め意見する。 食に関するものが多いように感じる、相変わらず食わず嫌いが多いみたい。 「まひる~」と「よなか~」順番を逆に読んだためタイムスリップ感がはなはだ激しい。 エッセイもそうだけど発行年は重視しないとね・・・(反省)いつも元気で緩やかなカクタさんの日常が独自の筆致で語られている、好きだなぁ。 読了日:12月23日 著者:角田 光代
大人の説教 (文春文庫)大人の説教 (文春文庫)感想【図書館】 堅物親爺のご意見集。 スパッと切れるような啖呵が嬉しい、ほろっとさせる日常の一コマに頷く。 山本一力、時代小説の作家ですが昔気質を持っている、真は優しい人だと思う。 借金二億円もあったんだって・・・そんで作家になったんだと。 聞いてみなければ判んないよね。 初出が「天理時報」なのが気になります。 しかし、人の考え方は人それぞれだから、それは良いんだけどね。 お説ごもっともなエッセイでした。読了日:12月23日 著者:山本 一力
女の人差し指〈新装版〉 (文春文庫)女の人差し指〈新装版〉 (文春文庫)感想【図書館】 このところ、エッセイずいている。 なにかエッセイをと図書館の棚を見て回る、「向田邦子」そう言えば読んだ事無いなぁ。 放送作家で飛行機事故で無くなった事は知っていた。 日常、食、旅に関するエッセイ集。 凛とした戦前の女性らしい生き方が良い、それに博識である、尚且ついろんな所を旅してる。 こんな自立している女性、今はいないと思う、いや向田邦子だからの感性なんだろうな。 良い人は早くなくなるのだろうか、もう何年も前の事に思う。 「寺内貫太郎一家」を懐かしく思い出した。読了日:12月26日 著者:向田 邦子
劇画・長谷川 伸シリーズ 一本刀土俵入 (イブニングKC)劇画・長谷川 伸シリーズ 一本刀土俵入 (イブニングKC)感想【再読】 何気なく手に取った、「小林まこと」版・駒形茂兵衛、お蔦、小林のキャラクターが生きている。 浪花節、義理人情、やくざの節目、たまには、こんな世界も良いですね~ 相撲取りを諦め、無職渡世の世界に入った茂兵衛、最後に恩返しをしての土俵入り。 良いですね~日本人です、やっぱり泣けます。 また書いて置きます。 「十年前、櫛、簪、巾着ぐるみ、意見を貰った姐さんに、せめて、見て貰う駒形の、しがねえ姿の、土俵入りでござんす」読了日:12月27日 著者:小林 まこと
今日もいい天気 田舎暮らし編 (アクションコミックス)今日もいい天気 田舎暮らし編 (アクションコミックス)感想【再読】 自然は良い、そんな気楽な気分で福島に引っ越しを決めた「山本おさむ」氏、ところが、引っ越し早々で過酷な状況に遭遇する事に・・・自然相手に悪戦苦闘する山本氏、しかし、相手は自然ばかりでは無い、愛妻や義父母と愛犬クロ、毎日の生活を通して、いろいろな障害に一喜一憂する日々。 読んで行くたびに自然が過酷なのでなく、人間が脆くなって来たのだと痛感する物語。 なんだかんだ言っても伸び伸び暮らすのは良いなぁと心から感じられるコミックです。 二巻ではそんな事も言ってられない3・11が来る。 続けて、二巻に。読了日:12月28日 著者:山本 おさむ
今日もいい天気 原発事故編 (アクションコミックス)今日もいい天気 原発事故編 (アクションコミックス)感想【再読】 原発編を読む。 やっぱり悲惨さに胸が痛む、いい加減な情報を流した「東電」「政府」に怒りが込み上げてくる。 あれから15年、未だに避難生活を送られている方たちがいる。 脱出してきた子供がいじめを受ける。 この国はどうなっているんだろう、オリンピックで浮かれてる場合か。 最初に読んだ時「福島に春を」と結んだ、春はまだまだ遠い。 再度「地震」と「原発」の怖さを認識した。 もう一度、防災意識と政府のいい加減さを肝に銘じるべきだと思った。 第一巻の「ほのぼの感」が懐かしい気分だ・・・読了日:12月28日 著者:山本 おさむ
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