徒然切り絵館♪
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今月は少し少ない感じてすが、これくらいがちょうど良い感じです。
読書メーターに入って丸4年になりました。
読書友だちが増えて良いですよ、皆さんも入りませんか。
2016年2月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:4161ページ
ナイス数:2425ナイス
黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)の感想
【図書館】安楽椅子探偵ものをと考えて図書館にリクエストした。 昔、読んで夢中になった事がある。 案の定、面白い、しかし、ストーリーに関係ない蘊蓄が鼻につく。 若い時は気にならなかった事が歳と共に変わるようだ。 しかし、ヘンリーの名推理は見事である、それを引き出すメンバーの迷推理も良く出るものだ。 アシモフの頭の中は、どうなっているのでしょうか。 1〜3巻まで借りてきたが、2巻以降はしばらく間を置くことにします。 とにもかくにも、至福のひとときを過ごせました。
読了日:2月3日 著者:アイザック・アシモフ
東京イワシ頭 (講談社文庫)の感想
【再読】イワシの頭も信心から…という訳で、世の中の珍妙奇妙な事柄にチャレンジするドタバタ珍道中。 ありとあらゆる珍虫を黒焼きにした「黒焼屋」から「人面魚」を見に行くとか、興味があるとどこまでも。 杉浦日向子が縦横無尽に突っ走る、ユーモアとペーソスに溢れたイラスト・エッセイ。 珍妙な事件に出合っても、お江戸感覚でなんとか乗り切る日向子さん、担当の新人・ミス・ポアールのツッコミ、ボケも快調に威風堂々の取材旅。 この才能がもう見られないのが、かえすがえすも残念なのです。
読了日:2月7日 著者:杉浦日向子
天国旅行 (新潮文庫)の感想
自殺なり死を扱った短編集。 それぞれが明確な理由があるのだが、それが唯一取るべき手段かが、分かれるところ… 自分で答えを出す、しかし、それは果たして最善なのか、そんな事も判らない程、混乱しているのか。 でも、生きるって事に絶望していない書き方に安堵する。 普段、何気なく生きているが、死を意識しました。 「SINK」が、自分ではどうしょうもない切なさを感じさせて胸に迫る。
読了日:2月11日 著者:三浦しをん
鬼輪番NEO (キングシリーズ 刃コミックス)の感想
鬼輪番(御庭番)の非情と優しさを描く二編。 藩取り潰しに向かう御庭番、そこに草と呼ばれる悲しみを心に秘め、任務を遂行する一編と大御所・家康を守る主人公の前に現れるくノ一、くノ一の秘めたる想いとは・・・の一篇。 長期連載できなかった原因は、小池一夫の非情のアクションが無かったためだろう。 (原作でも無い、原案に近い) ただ、夏海(主人公)の優しさは御庭番には不必要であろう。
読了日:2月12日 著者:やまさき拓味
のこのこ! (フラワーコミックスアルファスペシャル)の感想
オール4C本、東日本新聞・日曜版で5年間連載されたもの。 鹿児島県に住む4人家族のほのぼのファミリーの愛と笑いの日々。 作者が鹿児島県出身という訳で、コテコテの鹿児島弁が爆裂する。 オールカラーが嬉しい一冊です。
読了日:2月13日 著者:西炯子
ふしぎ駄菓子屋 銭天堂5 (ふしぎ駄菓子屋銭天堂)の感想
【拝借本】 児童書だが大人も読める本ということで、読書会メンバーに借りた。 しかし、5巻から読み始めたからか、作品世界にすんなり入り込めなかった。 しかも、児童書の世界そのものじゃないか。 どうにか読んだが、1巻目から読んだ方が良いでしょう。 登場人物のキャラが良く判らない、唐突過ぎる感じで、もう少しストーリー構成に工夫が欲しいところ。 1巻から図書館で借りてみるか…
読了日:2月13日 著者:廣嶋玲子
『坊っちゃん』の時代―凛冽たり近代なお生彩あり明治人 (アクションコミックス)の感想
【再読】古本屋で100円で並んでいたので、偲びがたく買い求めた。 徒然に手に取った、やはり面白い。 一気に明治の時代に引き戻される、漱石が何を思い何を感じたのか、熱い時代のうねりを感じる。 年に少しの書き下ろし、それを何年もかけて単行本にする。 こんな悠長な会社が時代があったのだ。 良い作品である、永く残って欲しい本である。
読了日:2月14日 著者:関川夏央
鬼役〈1〉 (光文社時代小説文庫)の感想
鬼役…将軍家毒味役の事である。 しかし、矢背蔵人介には、もう一つの顔があった。 命をもって秘かに殺しをする「暗殺役」である。 蔵人介は非道の御用商人を成敗するが、これが幕閣の陰謀の幕開けだった… 面白い!田宮流居合術の使い手矢背蔵人介、まだまだ続きがあるようで、読んでみたいと思います。
読了日:2月15日 著者:坂岡真
漫画版 野武士のグルメの感想
「孤独のグルメ」の原作者が土山しげるとタッグを組んだ庶民グルメ・シリーズ。 今回は定年後の平日昼間の独り飯。 定年者・香住武は昼下がりの焼きそばとビールの旨さを知る。 会社員時代は知るよしもなかった、なんと自由である事か…これからは自由だ、定年になったから浪人だ、いや、野武士だ!と独り飯の道を歩き始めるのであった。 「孤独のグルメ」のゴローと違い、酒を飲めるのが良い、何となく親近感を感じます。 続きもありそうなので古本屋を探します。
読了日:2月16日 著者:久住昌之,土山しげる
鍵のない夢を見るの感想
思い込みとは何と恐ろしい事だろう。 この短編五編とも勘違いや思い込みで運命が狂い始める。 人が思うという事、それは本当にその人の事を思っての事だろうか、思わず考えてしまう。 それぞれ女性の人生の岐路に立つとき、いったい何を考えるのか…しみじみと考えてさせられる作品です。
読了日:2月19日 著者:辻村深月
呑々草子 (講談社文庫)の感想
杉浦日向子の作品を古本で揃えたく思います。
読了日:2月19日 著者:杉浦日向子
佐之介ぶらり道中記 (廣済堂文庫)の感想
家老の嫡男である春山佐之介は、悠々と過ごしていた。 ところが、突然家督を腹違いの弟に譲られ、冷や飯食いになり許嫁との縁談も破談になった。 上意討ち等、いろいろあった末、江戸に旅立つ事に…若様侍、秘めた使命を帯びての旅立ちである。 佐々木裕一の若様は強くて優しい優男のところが良いですね。 ささ、続いて2巻に参ります♪
読了日:2月21日 著者:佐々木裕一
箱根峠の虎次郎~佐之介ぶらり道中2~ (廣済堂文庫)の感想
ぶらり道中、第二弾!! 佐之介は江戸に向かっていた、池鯉鮒の馬騒ぎを解決し、荒井の関所代官を成敗する。 なんとか箱根に到着するが、謎の刺客に襲われ深手を負う… まだ道中は続くのだが、途中で続刊が止まっているらしい。 お話はこれまでか…人気が無ければ打ち切りも已む無しか。
読了日:2月21日 著者:佐々木裕一
刺客―鬼役〈2〉 (光文社時代小説文庫)の感想
鬼役シリーズ・第二弾!! 矢背蔵人介、田宮流抜刀術の長柄刀・来国次が鞘走る時、また一人悪が滅ぶ。 今回は蔵人介が罠に嵌まる、その目的は、遠山の金さんも登場してますます広がりをもつ…何となく第一巻を手に取ったが、面白さに続けて二巻目に。 どうやら先は長そうだ、心して付き合おうと思います。
読了日:2月22日 著者:坂岡真
乱心―鬼役〈3〉 (光文社時代小説文庫)の感想
鬼役シリーズ第三弾!! 鬼役が毒を盛られた、一命を取り留めた蔵人介は下手人を探すが。 遂に得体の知れぬ刺客との闘いが始まった。 ますます面白くなって来た鬼役シリーズ、次巻も見逃せない。
読了日:2月26日 著者:坂岡真
遺恨―鬼役〈4〉 (光文社時代小説文庫)の感想
【図書館】鬼役シリーズ第四弾!! 「目安箱」が盗まれた、何の目的で、何者かが…、探索に当たった蔵人介の前に仙台藩の企みが浮かび上がる。 好漢・矢背蔵人介が縦横無尽に活躍する時代巨編、蔵人介の嫁姑に頭が上がらないシーンに必殺がかぶります(笑) もうしばらくこのシリーズに付き合いたいと思います。
読了日:2月27日 著者:坂岡真
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