285,000アクセス突破記念号♪
| 固定リンク
| コメント (4)
| トラックバック (0)
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
かなり読んだ方だと思います。
図書館本が多いので返却期間に合せる為、
多少早く読み切った感があります。
「地に巣くう」心の闇を描いて傑作かと思います。
2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:5971ページ
ナイス数:1963ナイス
鬼平犯科帳 Season Best 孟冬の候。 (SPコミックス SPポケットワイド)の感想
鬼平の活躍を描く六編。 厳寒の冬に悪を討つ、人情あり剣劇ありの豪華版。 お正月に炬燵に入って鬼平の世界に遊ぶ、幸せだなぁ〜(笑)
読了日:1月2日 著者:さいとう・たかを池波正太郎
今日もいい天気 田舎暮らし編 (アクションコミックス)の感想
漫画家の「山本おさむ」が両親の出身地、福島に田舎に移住して、漫画家生活を再スタートさせる。 憧れの田舎生活に心ウキウキ、だが…そんなに甘くはなかった。 山本氏の田舎暮らしの七転八倒を描く「田舎暮らし編」 あははと笑って、しんみりさせる、美しい四季の移ろいと大自然の中の生活。 あたたかい人たちと愛犬との営みを通じて、改めて人生の良さを再確認する物語。 続いて「原発事故編」へ。
読了日:1月3日 著者:山本おさむ
今日もいい天気 原発事故編 (アクションコミックス)の感想
ほのぼのした「田舎暮らし編」から一変、原発事故のため埼玉に避難する。 謂れなき避難の状況、どこに責任があるのか… 実際に経験しないと判らない事が多い。 しかし、経験する事で描けない事もあっただろうな。 毎日が放射能との戦い、どう暮らしていけば良いのだろう。 山本氏は漫画家だから、怒り、悲しみ、やるせなさを、表現できる、しかし、それすらも表す事も出来ず黙って暮らしている人も沢山いるんだろうな。 まだまだ復興は終わらず、原発事故は消えない。 早く福島に春が来ることを祈る。
読了日:1月3日 著者:山本おさむ
憂き世店 松前藩士物語 (朝日文庫 う 17-1)の感想
「憂き世店」は望郷の物語である。 遠く松前を偲び帰封を望む。 浪人になった総八郎と妻・なみの生活が描かれる。 貧しい中にも生きる勇気を与えてくれる。 裏店暮らしは女性の才覚がものをいう、登場人物の女たちも強かである。 最後に故郷に帰るのだが、ふと総八郎は思うのだった、あの頃の暮らしがどれ程幸せだったかを。 松前藩の歴史と下町の人情を描いた傑作です。 女を描かせたらぴか一の宇江佐さんらしい作品です。
読了日:1月6日 著者:宇江佐真理
領地の乱 公家武者 松平信平12 (二見時代小説文庫)の感想
【図書館】松平信平も12巻目、ますますスーパー・ヒーロー振りを出している。 子供が生まれたせいか、ちょっと思慮深くなったかな。 相変わらず、いろいろな場面に遭遇するが、なんなく解決していく。 勧善懲悪で考えないのが良い、暇潰しといってはなんなのですが…(笑)
読了日:1月7日 著者:佐々木裕一
たそがれ歌麿: 新・古着屋総兵衛 第九巻 (新潮文庫)の感想
新・古着屋総兵衛シリーズ、第九弾。 話が大人しくなった、野分の後始末と舘の改造に終始した巻でした。 登場人物が多くなり過ぎたようである。 各人に動きを割り当てるのも大変になって来た。 歌麿も付けたしの感じがする。 当初の課題である「海洋冒険物語」を期待しているのだが…戦いの場面がなかった。
読了日:1月11日 著者:佐伯泰英
東慶寺花だより (文春文庫)の感想
古都・鎌倉を舞台にした、縁切り寺・東慶寺の物語である。 男女の機微を四季の花々と共に描く作品です。 奇才・井上ひさしがいろいろな事柄を面白く説明して物語に盛り込んでいる。 小気味良いテンポで描く15話で、11年の歳月をかけて綴った歳時記です。 主人公の信次郎が良いですね。 小才が利いて医学の腕もある、戯作者の見習いという設定も良い、まるで落語のように語り綴って行く、楽しく読めたひとときです。 映画「駆け込み女と駆け出し男」の原作です。
読了日:1月15日 著者:井上ひさし
うせもの宿 3 (フラワーコミックスアルファ)の感想
終わってしまった…女将さんの過去が判る話。 そして、何気ない恋の終わり。 記憶を無くしたい程の悲しみ、記憶を取り戻す程の愛。 純愛ドラマです、これでもかと炸裂する、怒涛のように押し寄せる愛。 久し振りに真っ向勝負の純愛ドラマをみた気がする。 番頭さんの使い方にもうひとつ捻りが欲しかった。 しかし、穂積の作品は余韻を残す。
読了日:1月16日 著者:穂積
秋しぐれ 風の市兵衛 (祥伝社文庫)の感想
【図書館】風の市兵衛シリーズ16巻目、またもや厄介な依頼に奔走する市兵衛の活躍を描く。 江戸の相撲とりが所払いを受けて15年、江戸に舞い戻った。 ひとめ、女房、娘、母親に会いたいと、しかし、女房、母親はこの世には居なかった。 関脇まで出世した相撲とりと娘の愛憎に、ひょんな関わりで市兵衛が絡む。 久し振りに算盤の腕を振るう市兵衛、そこに所払いの因縁が絡み、市兵衛の風の太刀が舞う。 しっとりとした人情が爽やかな一編である。
読了日:1月18日 著者:辻堂魁
本屋へ行こう! ! (洋泉社MOOK)の感想
【図書館】 全国の変わった本屋さんを取り上げた本。 どんな人が読むんだろうなぁと、少し考えた。 私は出版社に勤務していたから、大体言いたい事は判る、こんな本屋が近くにあればなぁと思う事も・・・昔、出張で廻った本屋が現在も健在なのは嬉しい。 ただ働く人は変わっただろうな、でも、本屋の事を書いた本、私は図書館だが、買う人が居るのだろうか・・・1,200円も出して。
読了日:1月19日 著者:
まちの本屋 知を編み、血を継ぎ、地を耕すの感想
【図書館】 リアル書店の衰退化、後継者不足、市場の縮小、などと言われて久しい。 ほんとに地域の書店に生き延びる道は無いのか。 さわや書店の店長の新たな試み。 売れないよなぁと、愚痴ってばかりで良いのか。 ここに答がある訳では無い、しかし、一つの方向性は有る。 久々に「本」と「本屋」の良さを知った、町の本屋さんに行くと何かがあるぞ~思った。 こういう考えの書店人が増えれば良いなと応援したくなる本です。
読了日:1月19日 著者:田口幹人
古本屋ツアー・イン・首都圏沿線の感想
【図書館】予想してたのと違った。 古本屋のガイドブックだ、沿線の古本屋を探しているならまだしも、こちとらブックオフで良い人だからなぁ…古本屋の魅力を文字で説明してもなぁー。 やっぱり古本屋は実際に入ってみないと判らない。 でも、こつこつ、歩いて700軒は凄いと思う。 だが、古本屋ツアーに出る程ではない。 読んで楽しくもない。
読了日:1月19日 著者:小山力也
007 サンダーボール作戦 復刻版 (ビッグコミックススペシャル)の感想
007シリーズが復刻されると言うので待っていました。 ストーリーは完全にオリジナルですが、「さいとう・たかお」らしさが出ていて拍手です。 「ボーイズライフ」に連載されていたので色っぽい場面はありません。 活劇物として見れば大満足です。しかも、50年前のアクション物とすれば初期の「さいとう」らしくて拍手物です。 サンダーボルトが一番になったのは古本屋で一番に見つけたからです(笑) このシリーズを探し続けます。
読了日:1月21日 著者:
ワイルド7R(2) (マンサンコミックス)の感想
やっぱり良いね、描き下ろしで255Pは魅力的です。 のっけからアクションの連続、望月漫画はこうでなくっちゃ! 描き下ろしと言う事で緻密な所とラフな所が混在してる。 まあ、ワイルドが見られただけでも良しとしよう。 戦闘シーンがもう少し緻密に描かれていて長かったらもっと良かった。 ともあれ、ワイルド7の復活、オメデトウ!!
読了日:1月21日 著者:望月三起也
よちよち文藝部の感想
あの久世番子が純文学を解説する? 内容を理解しないまま、妄想を駆り立てて、知ったかぶりで押し進む。 面白いです、文藝というより久世番子を堪能したい人向け。 チョイと文学散歩の気分になれる本、お洒落と程遠いけど…(笑)
読了日:1月22日 著者:久世番子
花のズボラ飯(2)の感想
花ちゃんの悠々自適は良いですね。 ちょっとだらしないけど生き生きしてる。 作る料理も手抜きだけど美味しそう。 「孤独のグルメ」の原作者だから女版の意見もあるけど、少し違うと思う。 ミズキもチョイチョイ出てくるし孤独じゃ無いし。 でも、ゴローちゃんは一回も顔を出してない。 しかし、読むのに1巻からだいぶ時間が掛かってしまったな…(笑)
読了日:1月23日 著者:久住昌之,水沢悦子
地に巣くうの感想
【図書館】弥勒シリーズ、第六弾!! 久々の新刊に興奮した。 信次郎と清之介の取り合わせがすこぶる良い。 二人の心の闇が深い処で繋がっている。 そして事件が絡んで来る。 今回は信次郎が襲われる、心当たりは無い。 調べるうちに信次郎の父の死に疑問が… あさのあつこの傑作シリーズ、相変わらず岡っ引き・伊佐治のとっつぁんが良い味出してる。 若い信次郎と清之介の突っ走りに手綱を締めている。 伊佐治が物語の良心だと思う。 同著者の「燦」も、この位のテンポで進むと良いのにと思う。
読了日:1月24日 著者:あさのあつこ
ミステリーの書き方 (幻冬舎文庫)の感想
【図書館】最初は軽い気持ちで手に取った、ところが凄く内容が詰まったものでした。 ミステリーとは、書く姿勢、プロット、トリックの作り方、登場人物について等、現役の推理作家が真摯に語る。 ミステリー好きには格好の書。 各作家それぞれ楽しいが数も多いので、好みの、興味ある作家から読み始めるのも一興かと思う。 しかし、700頁近い分量は凄い。 ミステリーを書く気は無いが、とっても得した気分になる本。
読了日:1月27日 著者:日本推理作家協会編著,赤川次郎,東直己,阿刀田高,我孫子武丸,綾辻行人,有栖川有栖,五十嵐貴久,伊坂幸太郎,石田衣良,岩井志麻子,逢坂剛,大沢在昌,乙一,折原一,恩田陸,垣根涼介,香納諒一,神埼京介,貴志祐介,北方謙三,北村薫,北森鴻,黒川博行,小池真理子,今野敏,柴田よしき,朱川湊人,真保裕一,柄刀一,天童荒太,二階堂黎人,楡周平,野沢尚,法月綸太郎,馳星周,花村萬月,東野圭吾,福井晴敏,船戸与一,宮部みゆき,森村誠一,山田正紀,横山秀夫
喰う寝るふたり 住むふたり 5 (ゼノンコミックス)の感想
遂に堂々の完結。 思えばいろいろなシーンがあったなぁ。 同じシーンを男女別々に描く、最初は凄く新鮮だった。 しかし、この手法は永くは続かない。 流石に飽きるよね、この辺でピリオドが正解だと思う。 のんちゃん、リツコさん、お疲れ様でした。 これからもお幸せに!
読了日:1月27日 著者:日暮キノコ
中野のお父さんの感想
良いね〜北村薫は安心して読める。 日常の謎をサラリと解く「中野のお父さん」しかも、その娘が文芸編集者、これは面白くない訳は無い。 しかし、何となく聴いている話から謎を導きだす、お父さんは凄いと思う。 改めて、北村薫のポケット広さ感じた。 これは一種の安楽椅子探偵ものなんじゃないのかなぁ〜 実は、この本買ってしまった、古本市場で1000円…割引券(1000円以上で500円の割引)生憎と好きな本で組み合わせても古本市場には無かった。 欲しい本だから良かったけど、1400円は手が出ないな…(笑)
読了日:1月30日 著者:北村薫
山下和美音楽短編集 コンチェルト (モーニング KC)の感想
山下和美の作品の中から音楽をモチーフにしたエピソードを選んだもの。 静かに山下の音楽が流れるとき、その世界に浸ってしまう。 「山下教授の〜」や「不思議な少年」で、一回会っているのに、こういうカタチで披露されるとまた見てしまう。 解りそうで判らない、そんなモドカシサが少し嬉しい。
読了日:1月30日 著者:山下和美
山下和美音楽短編集 ノクターン (モーニング KC)の感想
山下和美の作品の中から音楽をモチーフにしたエピソードを選んだもの。 静かに山下の音楽が流れるとき、その世界に浸ってしまう。 「山下教授の〜」や「不思議な少年」で、一回会っているのに、こういうカタチで披露されるとまた見てしまう。 解りそうで判らない、そんなモドカシサが少し嬉しい。
読了日:1月30日 著者:山下和美
| 固定リンク
| コメント (4)
| トラックバック (0)
最近のコメント