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2015年5月

2015年5月18日 (月)

265,000アクセス突破記念号♪

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265,000アクセス記念ありがとうこざいます。

なんだかんだと続けて参りましたが上記の数字をいただきました。

これも偏にご覧下さる皆様のお陰と感謝しております。

思えば長いことお目汚しをしております、こんなブログでも観て下さる方々がおられる以上続けたいと思います。

ありがとうございます。

尚一層の精進を重ねて参ります、今後とも、よろしくお願い申し上げます。

では、又♪

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2015年5月 1日 (金)

先月の読書のまとめ♪ 読書メーターより

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2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:5529ページ
ナイス数:1705ナイス

昨夜のカレー、明日のパン昨夜のカレー、明日のパン感想
【図書館】良い本である、じっくり読んでしまった。  そして、直ぐに読み返してしまった…銀杏の樹のある古い家が浮かんでしまう。 人生の機微が含まれている良い話だ。  「昨夜のカレー、明日のパン」そういう意味があったのか…でも、人生そんなもんだろうなって思わせる重みもある。  坦々と人の営みを描きながら、新しい発見がある、良い作品を読んだという余韻に浸っている。
読了日:4月1日 著者:木皿泉
燦 5 氷の刃 (文春文庫)燦 5 氷の刃 (文春文庫)感想
【図書館】 静門院の過去が明らかになる、闇神波の手先が罠にはまり命を落とす。 ただそれだけだ、まだまだ闇は深い。 果たして燦は・・・伊月は・・・うーん、歩みが遅い、イライラしてくる。 一字一句、詳しく解説がし過ぎではないのか・・・その割に200頁と言うのは短すぎる。 ある程度、考えて物語を進めてくれないと、一向に進捗が無いのでは・・・書きながら、考えてる訳では無いと思うが・・・一年で一冊のペースでは終わりは見えません。 果たして、どう落ち着くのか、うーん・・・
読了日:4月3日 著者:あさのあつこ
ポリス猫DCの事件簿 (光文社文庫)ポリス猫DCの事件簿 (光文社文庫)感想
【図書館】う~ん、良く判らない・・・若竹七海のドタバタコメディは好きなのだが、とうとう頭がついて行かなくなったか? 展開にテンポがあって面白いのだが、どうしてもミステリー部分に判らない部分が多い。 いろいろな事が起こってゴチャゴチャになってしまった。 ボケが始まったのだろうか? 
読了日:4月5日 著者:若竹七海
昨日のまこと、今日のうそ 髪結い伊三次捕物余話昨日のまこと、今日のうそ 髪結い伊三次捕物余話感想
【図書館】伊三次の周りは静かに生活が流れて行く、今日も明日も、明後日も…今回は、何と言っても、九兵衛の縁談だろう。  おてんちゃんの女心が意地ましい。  茜も一段落し、後は伊与太が心配だが…今回は弾急ある六編で楽しめました。  しかし、内与力の陰謀とは…最後まで引き付ける手腕は流石。
読了日:4月5日 著者:宇江佐真理
向島綺譚: 読売屋天一郎(四)向島綺譚: 読売屋天一郎(四)感想
向島で心中があった、この心中に疑念を抱いた天一郎は密かに調べを進めるが…読売屋シリーズ、第四弾!  粋でいなせな天一郎が、人の命を操る仕事人「木更津の傀儡師」を向こうに回して大立回り。  正義の筆と華麗な剣で悪を断つ。  痛快娯楽物は良いですね〜もう少し美鶴と類の出番があると楽しいのに…(笑)
読了日:4月7日 著者:辻堂魁
二度寝で番茶 (双葉文庫)二度寝で番茶 (双葉文庫)感想
【図書館】良いですね、対談で表せる雰囲気、肩の力が抜ける感じが良いですね〜。  「昨夜のカレー、明日のパン」で知った脚本家夫婦の人となりが良く出ているエッセイ。  ドラマ作りって良く判らないけど、感覚的要素が必要なんだなって事が判る。  脳内出血、うつ病、満身創痍でも優しいドラマを紡ぎだす感性を、垣間見た感じがする。
読了日:4月9日 著者:木皿泉
フラッシュ・ポイント: 天命探偵 真田省吾4 (新潮文庫)フラッシュ・ポイント: 天命探偵 真田省吾4 (新潮文庫)感想
【図書館】久々に読みました、相変わらず面白い。  目まぐるしい程のノンストップ・アクション、運命に立ち向かう悲劇と希望、凄まじい銃撃戦と静かな心理戦、相対比するドラマが、否応なしに盛り上げる。  予知夢という設定が陳腐だが、それが無ければ成り立たない、もう少し何とかならないか…
読了日:4月11日 著者:神永学
博多豚骨ラーメンズ (メディアワークス文庫)博多豚骨ラーメンズ (メディアワークス文庫)感想
福岡を舞台に繰り広げられる殺人協奏曲、博多の人口の実に3%が殺し屋。  個性ある殺し屋の面々の虚々実々の攻防戦、果たして、その行方は…  面白かった、タイトルが何故「博多豚骨ラーメンズ」なのか、判るくだりが面白い。  荒唐無稽、たまには、こんなアクションも良いものです。
読了日:4月13日 著者:木崎ちあき
鬼平犯科帳Season Best立冬の候。 (SPコミックス SPポケットワイド)鬼平犯科帳Season Best立冬の候。 (SPコミックス SPポケットワイド)感想
流石に、これだけ読むと(640P)満喫した気分です。 良いですね~鬼平の世界。 悪を憎む気持ちに、一筋の人情、なかなか出来るもんじゃあありません。 さいとう・たかをの絵が良いのか、池波正太郎の原作が良いのか、いや~江戸気分満喫です。
読了日:4月16日 著者:さいとうたかを,池波正太郎
八月の六日間八月の六日間感想
【図書館】山岳小説に40歳代のキャリアウーマンの心情を描き、人生の孤独感を感じさせる小説。 山に登り、独りになる時、ふと感じる孤独、心の中と裏腹に凄く綺麗な風景が広がる。 山で会った友達、職場の友達、場所場所で感じる充実感、人生訓と言える表現もあるが、流石、北村薫、薀蓄もあり癒しもあり最高の物語。 これまでの山を経験した事は無いが、トレッキングなどの経験者は、なるほどと膝を打つ、最高の山ガール小説。
読了日:4月17日 著者:北村薫
島はぼくらと島はぼくらと感想
【図書館】 良い、感動した!  島に育った四人の高校生を取り巻く状況と、その環境の中で答えを導きだす。  そんな、目まぐるしい一瞬の青春小説。  「地域活性デザイナー」初めて聞く職業だった。  四人それぞれが、いろいろな悩み、希望がある、それでも地域の皆んなと解決を計る。  元オリンピック選手、地域活性デザイナー、村長選、祖母の想い出、脚本家との出会い、いろいろな人と出会い、別れ、そして成長する。 未菜の標語が教えてくれる「島はぼくらと」涙が止まらない…
読了日:4月19日 著者:辻村深月
不思議な少年(9) (モーニング KC)不思議な少年(9) (モーニング KC)感想
五年振りのシリーズ続編、相変わらず、グイグイ引っ張る、引き込まれる。  この世界観、山下和美そのものだ!  生命の躍動感、それを静かに見守る少年の瞳はあくまでも深く澄んでいる。  生と死の狭間で揺れる心、自分自身に突き付けられる決意。  やはり待って良かった、終ったと思っていたシリーズ、ライフワークにしてもらいたい作品です。
読了日:4月20日 著者:山下和美
私たちの幸せな時間 (Bunch Comics Extra)私たちの幸せな時間 (Bunch Comics Extra)感想
自ら死を選ぶ、死ぬ事を宣告される。  重大なテーマに、ひとつの解答を投げ出す。  出会い…判らないものですね。  死刑囚と自殺志願のカソリックの教化委員、共に「わけあり」同士、そんな二人が出会ったら…複雑に絡み合う輪廻、そしてひとつの解決策。  木曜日の午前十時…面会時だけが、生きているという実感、そして安らぎに。  佐原ミズの絵だけで手を伸ばした一冊、良かったです。
読了日:4月21日 著者:孔枝泳
科野秘帖 風の市兵衛 (祥伝社文庫)科野秘帖 風の市兵衛 (祥伝社文庫)感想
【図書館】風の市兵衛シリーズ12弾!  相変わらず市兵衛の周りは騒がしい、今回は友達の宗秀が、なんと敵討ちに巻き込まれる。  調べる内に信濃を揺るがした大事件に関わることに…颯爽と現れ、爽快に解決する風の剣。  鬼しぶの息子も絡み大波乱、親子の情愛と友との友情を描いた傑作。 このシリーズは安定しているので、安心して読める。  この筆遣いで、これからもお願いいたします。
読了日:4月22日 著者:辻堂魁
もみじ姫 もののけ侍伝々 (5) (角川文庫)もみじ姫 もののけ侍伝々 (5) (角川文庫)感想
【図書館】もののけ侍伝々、第五弾!  誰でも魔性に魅入られる時がある、鬼になっても生き抜く時が。  辛く哀しい人生に、生きる張りとは、選択肢も無いのか。  妖怪の魔力は判るが、平太郎の魅力が少なすぎるのでは?  勧善懲悪でなくとも見せ場は必要であろう。  怪奇度は益々高まって来た、面白い。
読了日:4月25日 著者:佐々木裕一
いとみち (新潮文庫)いとみち (新潮文庫)感想
溌剌とした青春小説、相馬いと、津軽訛りの三味線が得意な高校一年生、人見知りを直すためメイド喫茶にアルバイト、涙あり、笑いありの物語。  三味線の下りで祖母が出てくるが、これが最高です。  そして、今は亡き母の面影…流石にDNAは争えない。  人前で話が出来無い「いと」が、メイド喫茶でなんとライブを…最高に面白いエンターティント。  「階段途中のビッグ・ノイズ」を彷彿とさせる著者特有の青春小説。  未だに耳の奥で津軽三味線が響いている…
読了日:4月29日 著者:越谷オサム
百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)感想
実に味わい深い小説です。  恋愛…甘酸っぱい、憧れや、後悔、せつなさ、それらが、いっぱい、つまっている、そんな抱きしめたくなる短編集です。  出てくる人物が地味で自分を自ら目立たせなく生きている、しかし、確固たる目標を持っている。  恋愛小説にミステリー要素も含んだ、とびきりの一冊です。  「くちびるに唄を」「吉祥寺の朝日奈くん」に続く中田永一名義の三冊目、独特の世界観はどれを取っても面白い。
読了日:4月30日 著者:中田永一
ノックの音が (新潮文庫)ノックの音が (新潮文庫)感想
【再読】かなり昔に読んだ、ふと思い立ち古本屋で購入。  面白い、全然色褪せて無い。  ショート・ショートだから時事ネタは無い、風俗も無い、だから面白い。  奥付を見ると昭和60年(1965年)である、本というものは永き旅するものだなぁ…「ノックの音が」から始まるストーリー15編、サスペンスあり、スリラーあり、コメディあり意外なアイデアと洒落たセンスが光る。  夜更けにブランデー片手に読みたい本です。
読了日:4月30日 著者:星新一

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