切り絵の日々♪
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私にしては良く読んだ方だと思います。 初めての作家・原田マハさんが楽しかったです。
2015年3月の読書メーター
読んだ本の数:29冊
読んだページ数:6520ページ
ナイス数:1931ナイス
願かけ 新・酔いどれ小籐次(二) (文春文庫)の感想
小籐次が「生き仏」になり拝まれる、そして賽銭も!? 同じ頃「おりょう」の芽柳派にも騒動が…奇怪な二つの騒動が一つになる時、怪しげな影が立ち上がる。 研ぎ仕事も儘ならない程、追い詰められる小籐次。 果たしてその結末は…駿太郎の出生の秘密が、ある者により暴かれる。 その時、駿太郎は…新シリーズになったが未だに版元変更が腑に落ちない。
読了日:3月1日 著者:佐伯泰英
人生激場 (新潮文庫)の感想
文庫化が2006年…初出は2003年である、10年以上も前の作品である。 類い希なる妄想力を駆使し縦横無尽に駆け抜ける。 「日常に潜む微妙な刺激一覧表」正に三浦しをんの面目躍如である。 「幸せになりたいとも、幸せだとも思わないまま、幸せとは何だろうと考える事は止められない」シュールな、しをんの視線、こんな乙女心満載の身辺雑記。 しをんはこんな頃よりこんな事考えてたんだなぁと改めて発見するエッセイである。
読了日:3月3日 著者:三浦しをん
ワカコ酒 1 (ゼノンコミックス)の感想
【レンタル】女の子(?)妙齢の女性が一人酒を楽しむ作品。 いきおい立ち飲み屋とか居酒屋が多い、しかし、良いんだなぁ、肴の一つ一つが上手そうで。 女の独り酒って男と違う、肴の良し悪しとか感想とかやっぱり着眼点が違うよね。 薀蓄臭くならないで楽しめる漫画かと思います。
読了日:3月4日 著者:新久千映
ワカコ酒 2 (ゼノンコミックス)の感想
【レンタル】ワカコ、26歳、今日も独り呑みです。 季節毎に肴が変る、今日は「あさりの酒蒸し」明日は「鳥皮ポン酢」いろいろあって迷いそう。 やっぱり「モツの煮込み」で、一杯、飲りたいですね。
読了日:3月4日 著者:新久千映
ワカコ酒 3 (ゼノンコミックス)の感想
【レンタル】そろそろ独り飲みもいろいろな状況が増えて来た。 その状況で酒に対する気持が出ている。 気分が乗ってきた時、「ぷしゅー」っという表現をするが、これが良いのです。 ほんとに気持ち良さそうです。 「ホルモン天」が美味しそう。 テレビドラマ化されたとの事ですが観たことが無い。
読了日:3月4日 著者:新久千映
口入屋兇次 1 (ヤングジャンプコミックス)の感想
口入屋 兇次…江戸時代の職業斡旋業を生業とする、今日も今日とて職を求める人たちが訪れる。 ある日、一人の女が夜鷹に身を堕そうとしていた、事情を聞き一肌脱ごうとするが…岡田屋鉄蔵、渾身の時代劇画。 一癖も二癖もありそうな仲間と一仕事。 果たして兇次の裏の顔とは… 岡田屋鉄蔵、女流作家とは初めて知りました。 ともあれ、二巻が待ち遠しいです。
読了日:3月5日 著者:岡田屋鉄蔵
ワカコ酒 4 (ゼノンコミックス)の感想
【レンタル】「イカの肝焼き」「まぐろの山かけ」と美味しい肴がいっぱい。 ここまでワカコに付き合って来たけど…もはや限界。 流石にお腹いっぱいです、やはりこの手の話はマンネリ化は否めないな。 後輩くんの視線をフィーチャーした回もあったが、そろそろ視点を変えた方が良さそうです。 とにかく、満腹です(笑) もう、おかわりはしないと思う。
読了日:3月5日 著者:新久千映
旅屋おかえり (集英社文庫)の感想
原田マハ、初読み、素晴らしい作品だった。 旅物語かと思ったら、何と!家族ドラマだった。 人は過去を引きずっている、その過去を忘れたいと思っている。 でも、過去があるから未来がある、そんな事を気付かせてくれる作品だった。 「旅屋」は原田マハの造語だろう、でも、そんな商売もあって良いと思う。 久し振りに、笑って泣いたドラマです。
読了日:3月7日 著者:原田マハ
吉祥寺の朝日奈くん (祥伝社文庫)の感想
洒落た感じの青春恋愛ミステリー。 さすが、中田永一、普通の落とし処では無かった。 読んでいて爽快感がある。 朝日奈くんも良かったけど、「三角形はこわさないでおく」爽やかや幕切れで最高です。 この作家が乙一とどうしても信じられない…
読了日:3月8日 著者:中田永一
ACCA13区監察課 (1) (ビッグガンガンコミックススーパー)の感想
【レンタル】ACCA13区監察課、未だ滑り出しで世界観の紹介に終始する。 ただ、登場人物が一癖も二癖もありそうで興味が湧く。 監察課の副課長のタバコに何やらいわくが有りそう…オノ・ナツメのキャラクターが好きで手に取ったがこれからの展開が楽しみです。
読了日:3月10日 著者:オノ・ナツメ
ACCA13区監察課(2) (ビッグガンガンコミックススーパー)の感想
【レンタル】徐々に動き出した、各々の思惑が絡みだして一波瀾ありそう。時を同じくして王子の記念祝典が開かれる、怱々たる顔ぶれが一堂に介する。そこで、何が起こるのか…疑心暗鬼の中、ジーンはどう動く、そしてニーノは…順調な滑り出し、面白くなりそうです。
読了日:3月11日 著者:オノ・ナツメ
ボーナス・トラック (創元推理文庫)の感想
雨の深夜、哲也は轢き逃げ事故を目撃する。 その被害者の「幽霊」が出てきて居候になってしまった。 幽霊とハンバーガー社員の凸凹コンビが繰り広げる轢き逃げ犯追跡劇、ちょっと軽い幽霊が意外な特技を打ち出した。 ハンバーガーショップの仲間も捲き込んでのユーモア青春ファンタジードラマ。 越谷オサム、堂々のデビュー作、ラストに収束する快さが余韻を残す。
読了日:3月11日 著者:越谷オサム
きりえ入門 (1979年) (カラーブックス)の感想
【再読】お勉強(笑)
読了日:3月11日 著者:
日本のきりえ (1978年)の感想
【再読】総勢134人総点数268点 他人の作品を見ますと、テクニック等、勉強になりますね。
読了日:3月12日 著者:
姉の結婚 8 (フラワーコミックスアルファ)の感想
【レンタル】最終回である、誠の離婚が決まり、プロポーズがあり、これでヨリの永い旅も終わりかとかと思われた。 しかし、ひと波瀾あった、又、離れてしまう。 一から始まりである、これがストーリーなら、やりたい放題である。 最終回と知っているから、最後のひと波瀾と感じるが、それが無ければエンドレスである。 最後までハラハラドキドキである、本当に終わらせたいと考えたのだろうか…
読了日:3月13日 著者:西炯子
つばめ飛ぶ: 渡り用人 片桐弦一郎控(五) (光文社時代小説文庫)の感想
改易となった旧藩・安芸津藩を調べる弦一郎、謎は明らかになったと思えるが、最後に大きな謎が残る…重大なテーマが出てきたようある。 旧藩の謎は今後とも残っていくだろう。 後半の「つばめ飛ぶ」は、いつもの渡り用人の弦一郎の姿を描く。 登場人物全てが悪人でないのが、ホッとさせられる。 おゆきとの仲は、弦一郎が「位牌」への気持ちを整理してからだろう。 それは、安芸津藩の出来事が落着した時か…
読了日:3月14日 著者:藤原緋沙子
青葉繁れる (文春文庫)の感想
【再読】ずいぶん昔に読んだ、単行本で初出だから、ずいぶん前だ…懐かしく、古本屋で思わず手に取った。 話は東北の高校生の抱腹絶倒のユーモア小説。 しかし、デビュー作でこの完成度、流石に井上ひさしである。 ユーモアの中にペーソス溢れる青春が活写されている。 いろいろなアンチテーゼが盛り込まれているのだろう、しかし、ただ単純にドラマを楽しみたい、これは井上版・「坊っちゃん」だ。 ふと、時代が遡った感じがした…懐かしいなぁ♪
読了日:3月15日 著者:井上ひさし
乙嫁語り 7巻 (ビームコミックス)の感想
ペルシャの風習が描かれている。 姉妹妻、風呂屋、なかなか面白い。 こんな風習があるんだと興味深い。 スミスが紀行文の体裁で書いているのが良いのでしょう。 いろいろな風習が垣間見られる、そして、又流れて行く…。 さぁ、次巻はパリヤに戻る。
読了日:3月16日 著者:森薫
ACCA13区監察課(3) (ビッグガンガンコミックススーパー)の感想
【レンタル】3巻目になって国情が徐々に明らかになった。 果たしてジーンは、どういう立場に立たされるのであろうかか。 13区もあると、ありとあらゆる思惑がありそう。 その辺を上手く整理する事が大切だろうと思う。 クーデター騒ぎも一筋縄ではいきそうも無い。 タバコが何かありそうなんだよね。 次回はどんな展開になるか、今から楽しみです♪
読了日:3月17日 著者:オノ・ナツメ
幻想映画館 (講談社文庫)の感想
趣味はシリトリ、高校生のスミレは「不思議なもの」がよく見える。 ある日、父親の不倫現場を目撃し、とある古い映画館に迷い込むが…前作の「幻想郵便局」に続く第二弾! 前作に続き、幽霊の真理子さんが登場する。 スミレと真理子は、ある失踪事件に遭遇、あれよあれよの間に渦中に引き込まれる。 語り口調が楽しい、謎解きもある、何とも楽しい作品です。 堀川アサコが描く、ファンタジック・ミステリーホラー! 他の「幻想シリーズ」も読んで見たくなりました。
読了日:3月19日 著者:堀川アサコ
SOS大東京探検隊 (KCデラックス ヤングマガジン)の感想
【再読】良いですね〜 大友克洋の短編集。 久々に読みましたが、全編新たな挑戦してる。 中には手抜きが凄いなぁと思える作品もあるが、それも大友してる。 こう言う何となく読んだっての時間も良いなぁ♪ さすが、天下の大友ですね。
読了日:3月20日 著者:大友克洋
彼女の想いで…大友克洋短編集(1) (KCDX―大友克洋短編集 (145))の感想
【再読】良いですね〜、大友の短編集。 二巻の方から読んじゃったけど巻数は関係無い、やっぱり大友のSFは良いですね。 科学と人力、うまい具合に複合してる。 「ファイアー・ボール」をもう一度、見られただけでも良かった。
読了日:3月21日 著者:大友克洋,斉藤昭
燦〈3〉土の刃 (文春文庫)の感想
徐々に話が判ってきた、判るに従い謎も増えて来た。 要するに物語に膨らみが出てきたという事か。 果たして圭寿という人物は誰なのか、そして天三郎の役割は… ますます田鶴藩の謎が深まる、唐突に現れた「闇神波」とは。 面白そうだが、どこに向かって良く判らない。 果たして時代小説か、伝奇小説の趣も出てきた。 もう少し進まないと判らないなぁ…
読了日:3月21日 著者:あさのあつこ
猟犬探偵 1 セント・メリーのリボン (グランドジャンプ愛蔵版)の感想
又一つ、谷口ジローの「犬物語」が加わった、それもピカ一の作品だ。 竜門卓は失踪した猟犬探しを生業とする探偵だ。 広大な山地を祖父より相続し、愛犬のジョーと共に悠々自適の毎日。 いろいろな依頼を毎日こなす竜門のもとに「盲導犬探し」の依頼が、俺の仕事では無いと一度は断るが…凄く良い、犬との交流がビシビシ伝わってくる、これが稲見一良、谷口ジローの傑作だ。 稲見ー良の原作を含む一連の作品も良い。
読了日:3月21日 著者:谷口ジロー
劇画・長谷川 伸シリーズ 一本刀土俵入 (イブニングKC)の感想
「関の弥太っぺ」「沓掛時次郎」に続く長谷川伸シリーズ第三弾! 相変わらず小林まことのキャラクターが良い味を出している。 横綱をめざし江戸に向かう茂兵衛、取手の宿でお蔦に助けられる…それから十年、茂兵衛は侠客になっていた。 最後にお蔦に見せる土俵入りが圧巻です。 台詞の端々に長谷川伸の心が活きている、小林まことが画に活かしている。 面白いなぁ、このシリーズ続けて欲しいなぁ♪ 「十年前、櫛、簪、巾着ぐるみ、意見を貰った姐さんに、せめて、見て貰う駒形の、しがねえ姿の、土俵入りでござんす」
読了日:3月22日 著者:小林まこと
燦 4 炎の刃 (文春文庫)の感想
闇神波の正体は判った、だが、それだけだ、今後の動きが掴めない。 新たな人物、静門院の登場、又、怪しげな者が加わった。 謎が謎を呼び混迷をきたす。 おまけに家老の話も加わった。 篠音といい、浦尾の動きといい、著者は物語を広げ過ぎなのでは。 物語が、いっこうに進まない。 燦と伊月と圭寿の物語に絞った方が、すっきりすると思うのだが…ともあれ、次巻以降に期待します。 ただ、この進み方では、当分、終りは見えない。
読了日:3月24日 著者:あさのあつこ
浪人若さま新見左近―おてんば姫の恋 (コスミック・時代文庫)の感想
若さまシリーズ、第三弾! いつもの様に日がな一日、暮らしている若さま。 しかし、浮き世の風が吹いてくる、お姫さまの登場にもうひとりの若さまと、何かと物騒な事が起こる。 今回は中々変化のあるストーリーで面白い、このシリーズどこまで続く事やら…
読了日:3月28日 著者:佐々木裕一
デジタルペーパークラフトの感想
【再読】切って、貼って、作れる本。 付属のCD-ROMに51種の型紙が収録。 ちょっとお高いけど一冊あれば暇なときに楽しめます。
読了日:3月29日 著者:
STAY 全巻セット (小学館文庫)の感想
【再読】読んだ、読みきってしまった…深いなぁ。 たかがマンガ、されどマンガ、考えさせられる…川中高校演劇部の五人の青春を瑞々しく描いた一編だが、後半は脚本の山王みちると開明学園演出の恋愛劇に終始する。 西炯子、心の深淵を知っている作家かと思います。 結局、最後は泣かされてしまう…良い作家だなぁ。
読了日:3月30日 著者:西炯子
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