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2015年1月 4日 (日)

先月の読書のまとめ♪ 読書メーターより

001
先月は、ほどほどの読書量でした。 楽しんで読むには、この位が適当でしょうね。

読んだ本の数:15冊
読んだページ数:3870ページ
ナイス数:1477ナイス

GOGOモンスターGOGOモンスター感想
【再読】 小学生の心理状態を絵にしたようなコミック、不条理であり不合理な感覚。 移ろいゆく季節が切迫した心理を描いて、訳が判らないけど焦燥感を感じます。 現実と空想が入り混じった世界、子供の頃は、こんな事も感じていたんだろうな、と思わせる描写です。 何回読んでも違う答えが出てくる不思議な世界観、まさしく松本大洋ワールドです。 気が向いたら又、開いてみようと思います。
読了日:12月3日 著者:松本大洋
ディック・ブルーナのすべてディック・ブルーナのすべて感想
【再読】ふと気が付くと手に取っている本。 これはブルーナの絵本から人となりまで全てが判る本。 ミッフィーの事から故郷・オランダの事まで丸々ブルーナの世界。 見てるだけで心安らぐ本です。
読了日:12月3日 著者:
モノ語り 一題二話モノ語り 一題二話感想
大田垣氏の画文集は、面白い、単なるレポートではなく、自分ウォッチングしているだろうと思いです。  しかも、気取りが無い。 見かけると手に取る本です。  絵に味があるんだよなぁ。
読了日:12月6日 著者:大田垣晴子
虚ろ舟 泣きの銀次参之章 (講談社文庫)虚ろ舟 泣きの銀次参之章 (講談社文庫)感想
泣きの銀次の最終章、胸に沁みる話だった…人の思いは人それぞれ、その場しのぎの嘘をつく。  それが、大きく局面を変える。  それが取り返しが付かない事に…銀次も歳を取った、その代わり洞察力が冴える。  ますます、泣きが入る。 「嘘ろ舟」が何を表しているのか、それは判らない、人々に不安感を与えたのは確かだろう。 泣きの銀次、ラストに相応しい話でした。
読了日:12月7日 著者:宇江佐真理
鳴子守 見届け人秋月伊織事件帖 (講談社文庫)鳴子守 見届け人秋月伊織事件帖 (講談社文庫)感想
見届け人の第五弾!  しかし、読みにくい主眼がふらつくのだ。  見届け自体、テーマになりづらいのでは無いか。  のめり込めない小説だった。  藤原緋沙子…人情噺がもっと上手い作家なのだが…
読了日:12月10日 著者:藤原緋沙子
3月のライオン 10 (ジェッツコミックス)3月のライオン 10 (ジェッツコミックス)感想
永い間待ったような気がする、しかし、待ったかいがあった10巻。 零は成長している高校3年生か・・・多感な時期に自分をころす性格に、どう対処して行けばよいのか。 川本家との暖かい家庭に新たな波紋が・・・この難問をどう切り抜けて行くのか。 零の将来は、ひなとのこれからは・・・ますます前途多難、それに、爺ちゃんの病気はどうなるのか。 作者の健康が心配だが、ますますの健筆を祈る。
読了日:12月12日 著者:羽海野チカ
宮中の華 公家武者 松平信平10 (二見時代小説文庫)宮中の華 公家武者 松平信平10 (二見時代小説文庫)感想
京都所司代が斬られ、禁裏付の役人も襲われた。  幕府転覆を謀る公家の黒幕とは…天下の一大事に松平信平の狐丸が闇を斬り裂く。  探求の結果、求められた闇の怨念とは…爽やか信平が快刀乱麻に暴れまくるシリーズ第十弾。
読了日:12月13日 著者:佐々木裕一
旗本ぶらぶら男 夜霧兵馬 (幻冬舎時代小説文庫)旗本ぶらぶら男 夜霧兵馬 (幻冬舎時代小説文庫)感想
直参旗本・松平兵馬の活躍を描く痛快物。 夜遊びの小遣い稼ぎの勧善超悪と思い手に取ったが、田沼意次の手先と判り、ややトーンダウン。  これから、どう動くのか興味はあるが…もう少しケレン味が欲しいところです。
読了日:12月13日 著者:佐々木裕一
コンビニたそがれ堂―奇跡の招待状 (ポプラ文庫ピュアフル)コンビニたそがれ堂―奇跡の招待状 (ポプラ文庫ピュアフル)感想
「コンビニたそがれ堂」第二弾!  今回は、遠く離れた場所で暮らす大事な友達に会いに行く「雪うさぎの旅」他、三編を収録。  不思議な街・風早を舞台に、繰り広げられる心暖まる話。  出会いと別れが交錯するファンタジー、この物語たちには優しさがある。  そして、愛する事の大切さも…  疲れた時に読むと、ほっこり暖まるお話です。
読了日:12月21日 著者:村山早紀
「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」 (花とゆめCOMICS)「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」 (花とゆめCOMICS)感想
むかし、昔。 東京で、一番本が読まれるって言われる小さな町があったそうです。そう言われるようになる少し前。 まだ大きな戦争が終わって、10年ばかし経った頃のこと。東京近郊の田園が広がるこの町の小さな商店街の一角に あの本屋さんはあったのです。 あの、奥さんはいたのです・・・古き良き時代、本屋修行もおぼつかない本屋の奥さん、亡くなった旦那さん遺志を継いで、あの手この手の売り込み作戦。本を売るには本を読む事、商店街の本屋さん学が無いのに生きるために必死です。やがて、人々に愛される本屋さんになれるように。 
読了日:12月23日 著者:高橋しん
ハルさん (創元推理文庫)ハルさん (創元推理文庫)感想
今日は、ふうちゃんの 結婚式、いろいろな事が思い出される。 幼稚園の頃から、小学校、中学、高校、大学生、その時その時で、いろんな謎があった。 悩んで悩んで、困り果てた末、いつも手助けをしてくれるのは天国の瑠璃子さんだった。 娘の成長を暖かく綴った人形作家のハルさん、日常の謎を織り交ぜて贈る、心温まるエピソード。 生きてるっていいな、と思わせる、そんなお話です、児童文学の気鋭、その通りだと思いました。
読了日:12月25日 著者:藤野恵美
晴れた日は図書館へいこう ここから始まる物語 (ポプラ文庫ピュアフル)晴れた日は図書館へいこう ここから始まる物語 (ポプラ文庫ピュアフル)感想
「図書館シリーズ」第二弾!  栞は本好きな女の子、今日も図書館に行く。  そして、本にまつわる謎に出会う。 本好きには堪えられないシーンの連続、そして、図書館の仕事とか、すんなり判ってしまう心地良さ。  特に小学生と、それを取り巻く共演陣の関係が素敵です。  程よい距離感、素直に育って欲しい、そんな思いが詰まった作品です。  本好きな人に読んで貰いたい一冊です。
読了日:12月28日 著者:緑川聖司
午後のロマネスク午後のロマネスク感想
【図書館】  小池真理子の掌編小説集。  ほんの些細な日常を切り取った話、不可思議な空間に置き去りにされた心細さ、女と男の情念、異空間に誘います。  小説というのは、長さだけでは無いなと思った。  ほんの一言で表現する場も有るのだなぁ。  その時々のシーンに小気味良いほど、すっかり嵌まれる気分を味わいました。
読了日:12月28日 著者:小池真理子
再会 あくじゃれ瓢六再会 あくじゃれ瓢六感想
【図書館】あくじゃれシリーズ、第四弾!  大火事でお袖を失った瓢六、何にもする気が起きずブラブラしている。  弥左衛門の危難を知り、立ち上がる。  折からの金縮制度、妖怪・鳥居甲斐守を向こうに回し大暴れ。  瓢六ファミリーは健在だが、やはり、お袖が居ないのは淋しい…瓢六が妙にキレが悪い、歳を取ったせいか。  このシリーズ、まだ続くのかな?
読了日:12月29日 著者:諸田玲子
f植物園の巣穴f植物園の巣穴感想
【図書館】 何とも感想に困る本。 妄想というか幻想、しかし、空想世界は嫌いじゃない、この筆運びは郷愁を感じる。 深層心理に潜む想い、それを探す旅。 亡くした子供の事を思って長い五里霧中に居たんだなぁ。 文に翻弄され時間が掛かりました。 植物に関する愛情がひしひしと伝わる一冊です。
読了日:12月31日 著者:梨木香歩

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