« 2014年7月 | トップページ | 2014年10月 »

2014年9月

2014年9月26日 (金)

245,000アクセス突破記念号♪

001_2

2か月もブログから離れていたらいつの間にか、245,000アクセスを突破していました。

そこで、季節がらコスモスを描いて.見ました。

何か重たそうなコスモスですがご勘弁下さい。

季節も変わり、秋真っ盛りです。

家の改築等ありましたが、今後とも、よろしくお願い申し上げます。

家のベランダにて、秋の陽射しと爽やかな風を感じて・・・

では、又♪

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2014年9月23日 (火)

先月の読書のまとめ♪  読書メーターより

先月は引っ越しなどがあり、比較的読む時間が持てました。

2014年8月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:6238ページ
ナイス数:639ナイス

清須会議 (幻冬舎文庫)清須会議 (幻冬舎文庫)感想
歴史的一瞬を描いた作品、秀吉が勝家が、腹に一物ある心理戦。現代語訳で分かりやすく表現。さもありなんという場面の連続、戦国武将が一堂に会する画面効果、正に戦国エンターティメント。でも、こうも入れ代わり立ち代わりだと、映画を見た方が早いなという感じがします。以外と読むのに時間がかかった作品です。
読了日:8月3日 著者:三谷幸喜
女中譚 (朝日文庫)女中譚 (朝日文庫)感想
中島京子の女中物、二冊目。  「小さいおうち」に続く昭和女中物語。現代のアキバのメイド喫茶に現れる90歳を超える婆さん「おすみ」さんの語る女中人生。なかなか面白いエピソードが続くがこれが林芙美子、吉屋信子、永井荷風の作品を元にしていると解説を見て二度びっくり。原作は読んでないが、そういえば三作、作風が違う。それを一人の話に仕立て直したのは見事!  昭和の雰囲気が感じられる一冊です。
読了日:8月6日 著者:中島京子
政と源政と源感想
【図書館】幼なじみの七十三歳、いろいろあるがそれなりに人生を楽しんでいる。つまみ簪の源と元銀行員の政、格好も性格も全く違うがウマが合う二人です。寄る年波で足腰弱いがなんとか生きている。隅田区Y町、荒川と隅田川に挟まれた町、なんとも気っ風の良い町だ。そんな源と政の日常を描く。お互い気掛かりだが素直じゃ無い、そんなやり取りが嬉しいお話。こういう風に生きたいものだ。
読了日:8月7日 著者:三浦しをん
アート少女 (ポプラ文庫ピュアフル)アート少女 (ポプラ文庫ピュアフル)感想
【図書館】優秀な三年生部員が卒業して残った部員はたったの4人。それもオタクにヒキコモリ、すぐにキレる部長やヤル気の無い副部長、これでどうやるというのか…弱小美術部が廃部を校長に提案されるが、持ち前の負けん気で「県展」入賞を口にした部長の節子。部室も部費も時間も無い節子の悪戦苦闘の日々が切って落とされた。ガムシャラに突き進む、爆笑と感動の青春アートストーリー。恋も目標も、諦めないのが「青春」だ!
読了日:8月9日 著者:花形みつる
弓張ノ月-居眠り磐音江戸双紙(46) (双葉文庫)弓張ノ月-居眠り磐音江戸双紙(46) (双葉文庫)感想
刻、動く!  田沼親子に一大事!!  佐野善左衛門が刃傷に! ただ、なすすべもなく静観する磐音。  静かに流れる刻。一方、奈緒の身辺にも風雲急を告げる事態が…大きくうねる時代の波、果たして磐音は剣術家としてどう生きるというのか。弓張月が静かに見つめるだけ…
読了日:8月11日 著者:佐伯泰英
天才 柳沢教授の生活 ベスト盤 The Green Side (講談社文庫 や 64-3)天才 柳沢教授の生活 ベスト盤 The Green Side (講談社文庫 や 64-3)感想
何かホットする柳沢教授を読んでると、懐かしいような気分です。  全シリーズ読了しても、ベスト盤は読み返してしまう。中でも自転車に興味を持った「風を創る」のエピソードが良い。
読了日:8月13日 著者:山下和美
天才 柳沢教授の生活 ベスト盤 The Orange Side (講談社文庫)天才 柳沢教授の生活 ベスト盤 The Orange Side (講談社文庫)感想
天才 柳沢教授の生活のベスト盤。往年の名優との邂逅、それが再び復活の切っ掛けになるとは…柳沢の奥深い一言が心に滲みる「エデンから来た男」が秀逸。
読了日:8月13日 著者:山下和美
海を見に行こう (集英社文庫)海を見に行こう (集英社文庫)感想
海に行ってみたい、海に行きたいと思う話。「タイニー・タイニー・ハッピー」「はるがいったら」に続く飛鳥井千砂の三冊目。  ある海街を舞台にした連作短編集。ほんの少しの心のトゲが疼き出す、そして、あの町へ返りたい。いつも心の片隅に置いていた風景、そんな懐かしい記憶。  人生、そんなにも悪くないと思わせる、そんな小説です。飛鳥井千砂の感性が迸る作品集。
読了日:8月15日 著者:飛鳥井千砂
天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)感想
終わってしまった…物語は始まりがあれば終りがあるのは当たり前、とは言うもののやはり淋しい。終りを設定したせいか後片付けが忙しいラストになってしまった感じ。とは言え、万々歳の大団円。やはり、浪速に帰るのか、見上げる空に雲外蒼天の景色が。  天神橋から見る大空には天の梯子がかかっている。  一つ一つオリジナルの料理を考えての作品作りは大変だったと思います、ご苦労と言いたい。
読了日:8月16日 著者:高田郁
銀の匙 Silver Spoon 12 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 12 (少年サンデーコミックス)感想
また春が来た。  二年生になった八軒、起業も着々と進んでいる。社長に抜擢された大川も頑張っている。  御影も馬術部の部長に、そして駒場が再始動!  誰もが新しい目標に進んでいる、八軒も放牧豚事業に漕ぎ出した。前途多難、でもヘコタレナイ、周りには素晴らしい仲間がいる。  可愛い新入生も入った。  蝦夷農の北の大地に希望あふれる「春」が来た。  さあ、行くぞ!
読了日:8月18日 著者:荒川弘
夜の明けるまで 深川澪通り木戸番小屋 (講談社文庫)夜の明けるまで 深川澪通り木戸番小屋 (講談社文庫)感想
「深川澪通り木戸番小屋」シリーズ四作目。久し振りに手に取ったが、相変わらず話上手、お捨、笑兵衛の生き方に心が和む。  世間は辛い、そんな気分も木戸番小屋に行けば…ふっくらとした、お捨の笑顔を観れば…人情と言ってしまえば其れまでだが、そこに流れる何かがある。静かに人の流れを観る生き方がある。  良い作品は残る、北原亞以子、素晴らしい作家だと思います。
読了日:8月19日 著者:北原亞以子
海街diary(うみまちダイアリー)6 四月になれば彼女は (フラワーコミックス)海街diary(うみまちダイアリー)6 四月になれば彼女は (フラワーコミックス)感想
祝・実写映画化!(2015年初夏)海街diaryも6巻目、四姉妹を巡るお話もいよいよ佳境に。一つ一つのエピソードがしっとり描かれて余韻を残す。四姉妹を取り巻く人間関係も微妙な空気感があり存在感あり。  金沢の直人が良い味出してる、天性の素直さと言うか感性と言うか…。今回の主役は佳乃ですね、佳乃ガンバれ〜♪
読了日:8月20日 著者:吉田秋生
格闘する者に○ (新潮文庫)格闘する者に○ (新潮文庫)感想
流石に感性が鋭いと感じました。  就活の日常を描いて、それを小説に仕立て上げる。出来るもんじゃありません。それに家の中もゴタゴタを交えて表現する。この妄想力がハンパではない。「神去なあなあ日常」のアイデアをもう持っていることに驚愕。元々、小説家になるべく人なんだなぁと納得した。 三浦しをんのデビュー作、堪能しました。
読了日:8月21日 著者:三浦しをん
フイチン再見! 1 (ビッグコミックス)フイチン再見! 1 (ビッグコミックス)感想
フイチンさん、懐かしい名前です。昔、読んだ記憶がある、決して夢中になった訳ではないが…これは作者・上田としこの物語です。  日本人初めての女性漫画家、その人生を躍動感あふれるタッチで描く。  フイチンさんはユニークです、そんな女性を主人公にした漫画家もとってもユニークな人だったのです。  続いて2巻に移ります。
読了日:8月23日 著者:村上もとか
フイチン再見! 2 (ビッグコミックス)フイチン再見! 2 (ビッグコミックス)感想
2巻に突入!  いろいろな問題を抱え、いよいよ第二次世界大戦に入ってしまった。世間知らずのとしこの人生は漫画は、どうなるのでしょう。  しかし、村上もとかは昭和初期を描かせると雰囲気あるなぁ♪
読了日:8月23日 著者:村上もとか
蚊遣り火―橋廻り同心・平七郎控 (祥伝社文庫)蚊遣り火―橋廻り同心・平七郎控 (祥伝社文庫)感想
蚊遣り火を松幡橋から見つめる男、平七郎は不審に思うが…やがて男・清吉と蚊遣り火の女・おちかの悲恋が明らかになる。橋廻り同心・立花平七郎の七作目、巷の哀しみを絡めて捕れば、残るは優しさかそれとも…
読了日:8月23日 著者:藤原緋沙子
神隠し 新・酔いどれ小籐次(一) (文春文庫)神隠し 新・酔いどれ小籐次(一) (文春文庫)感想
赤目小藤次の新作である、そして新シリーズです。作者は中断と言うが…果たして版元を換えてまで新シリーズを起こす必要があったのか?  小説に関係ない事情では無いのか。 例えばギャラとか…  新シリーズは前作のキャラもモチーフも引き継ぎ、どこが新シリーズか判りません。  続きのシリーズで良かったのでは? と思う所存です。佐伯泰英、今の生活に守りに入ったか…   とにかく新シリーズに違和感あり。
読了日:8月25日 著者:佐伯泰英
遠雷 風の市兵衛 (祥伝社文庫)遠雷 風の市兵衛 (祥伝社文庫)感想
風の市兵衛、爽やかだなぁ〜。  矢藤太の頼みで元・京都奉行の息子誘拐の交渉人になるが…この誘拐は裏があった、しかも母親は市兵衛の初恋の女だった。  自分の心のままに行こうとする市兵衛の気持ちが揺れる。  すっきりしない、登場人物が悪すぎる、それを知ってもどうにもならない。  生きるという事は悲しい…
読了日:8月26日 著者:辻堂魁
日月めぐる (講談社文庫)日月めぐる (講談社文庫)感想
大好きな諸田玲子の連作短編集。  駿河国庵原郡小島、甲州往還と並行して興津川が流れる鄙びた土地が舞台である。紙漉を藩の財政に頼る小藩である、そこに息づく武士、百姓の物語です。  川の「渦」を否応なく流される人生に例えて紡ぐ歴史長編小説です。いろいろな登場人物に託した思いが胸に迫る良い話です。 筆者が元々、清水次郎長の末裔という事も書く切っ掛けになったのかも…
読了日:8月27日 著者:諸田玲子
安南から刺客: 新・古着屋総兵衛 第八巻 (新潮文庫)安南から刺客: 新・古着屋総兵衛 第八巻 (新潮文庫)感想
古着屋総兵衛も新シリーズになって八巻目、春の古着大市を中心に描く。  乗っ取り、仇敵、新しい砦、やたら目まぐるしい、そんな展開なのに何故か説明が丁寧過ぎる。  もう少しテンポアップされた文章でも良いかと思う。  もう痛快エンターティーメントは望めないでしょうか…キャラクターがこれだけいるのですから。思うに全員を一冊に込めようとするからかも。メインを決めてワンエピソードにしたらスッキリするになぁ。段々佐伯離れになりそう…
読了日:8月28日 著者:佐伯泰英
仕舞屋侍 (徳間文庫)仕舞屋侍 (徳間文庫)感想
「仕舞屋侍」聞き慣れない言葉です。  「もみ消し屋」双方の言い分を付き合わせて落とし処を探す変わった商売である。  元・御小人目付を隠居し経験とつながりを武器に世の中を渡って行く。  九十九九十郎、この商売になった訳は、まだまだ秘密が有りそうだ…賄いの「お七」がいい味出してます。会津料理人の流れを組む十二歳の少女です。また新しいシリーズが楽しみになりました、辻堂 魁ますます楽しみな作家です。
読了日:8月31日 著者:辻堂魁

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2014年7月 | トップページ | 2014年10月 »