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2013年5月 1日 (水)

4月の読書まとめ  読書メーターより

4月に読んだ本をまとめました。
「福家警部補シリーズ」は、久々の収穫でした。古本屋さんも捨てたものではありませんね。

2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:5141ページ
ナイス数:3095ナイス

福家警部補の挨拶 (創元推理文庫)福家警部補の挨拶 (創元推理文庫)感想
「倒叙型」のミステリー、刑事コロンボや古畑任三郎と同じ手法です。映像が無い分、犯人を追いつめる論理的な描写や関係者を尋ねる順番とか計算されつくされた演出が心憎いです。練られた文章は読んでいて気持ちが良い、そして、ラストシーンに余韻が・・・主人公の設定が上手い、若い女性を警部補にして、その風貌から感じさせない、したたかさを持つ魅力的な人物像を作り上げています。この文庫は購入したのですが、続編の「~の再訪」「~の報告」も図書館に即予約しました。やはり古書店はタイムマシーンですね。良い作品に巡りあえる。
読了日:4月4日 著者:大倉 崇裕
元気でいてよ、R2-D2。 (集英社文庫)元気でいてよ、R2-D2。 (集英社文庫)感想
北村薫って、どうして文章が上手いのでしょうか?元・高校教師という事だけでは片付けられないですよね。ふとした日常に潜む、ちょっとした現象が、ある時顔を出すとき、思わず恐怖にとらわれる…言葉と言葉が紡がれたとき、見えてくる心の深淵。じわじわと心に沁み入る不安感が止まらない異色恐怖短編集。異常現象やパニック表現より怖いのは、人の心ではないでしょうか…
読了日:4月5日 著者:北村 薫
マホロミ 2: 時空建築幻視譚 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)マホロミ 2: 時空建築幻視譚 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)感想
【レンタル】建築物には住んでいた人の思念が残されている。ひょんなことから、その思念が見える様になってしまった主人公と不思議な因縁の少女。建物が訴えかける人への想い、それは隠し続けた「愛」なのでは。家族愛、隣人愛、想い人、望郷、いろいろな想いが詰まった歴史の器。自ら近代建築が好きという冬目景が思いの丈を込めた時空超えた建築物幻想浪漫、物語は端緒についたばかりです。惜しむらくは、もう少し早い刊行ペースであったなら良いのだが…
読了日:4月5日 著者:冬目 景
オチケン! (PHP文芸文庫)オチケン! (PHP文芸文庫)感想
「図書館」「福家警部補の挨拶」で著者を知り図書館で、目に止まったので借りて来ました。タイトル通り大学の「落語研究会」のミステリーです。廃部寸前の落語研究会に無理やり入部させられた越智健一(おちけん)が体験する摩訶不思議な日々。落語の蘊蓄たっぷり、ユーモアいっぱいの連作ミステリーシリーズ第1弾!落語好きは勿論、落語を知らない人も楽しめる入門編。3人しかいない落研の風変わりな先輩2人も魅力的です。落語関連の著書も多い著者が落語研究会未経験もミステリーです(笑)
読了日:4月7日 著者:大倉 崇裕
わたしたち うんこ友だち?わたしたち うんこ友だち?感想
【借用本】知り合いの作家さんからのお奨めのえほんです。学校で下校時に「うんこ」がしたくなり、お腹も痛くなってきた。だけど学校でしたら、みんなになにを言われるか分からないし…今日も一緒に帰ろうと言うマキちゃんを振り切って、急いで家に帰るヒナちゃんでした…心配して家に来てくれたマキちゃんは、学校でも「うんこ」をしたことや「うんこ」の観察は大事だと説く。人に言えない「うんこ」の話をできるマキちゃんは、大事な「うんこ友だち」だ!一人で悩まない事を教えてくれる絵本です。
読了日:4月7日 著者:高橋 秀雄
いつでもどこでも ポケットスケッチいつでもどこでも ポケットスケッチ感想
【図書館】ちょっと、お勉強!
読了日:4月7日 著者:野村 重存
雲の上の青い空 (PHP文芸文庫)雲の上の青い空 (PHP文芸文庫)感想
私立探偵を辞めて、今は宅配便ドライバーの主人公が遭遇する日常に潜む謎の数々。 友人の代行ですることなった交通安全の旗持ち「みどりのおじさん」をはじめ、「銀幕の恋人」「三色すみれによろしく」など各タイトルに色を配した連作短編集。日頃は物分かりの良い性格を見せてはいるが、不可解な事件には昔の顔が甦る。幸せ宅配便のハートウォーミング・セミハードボイルド・ミステリー!
読了日:4月8日 著者:青井 夏海
福家警部補の再訪 (創元クライム・クラブ)福家警部補の再訪 (創元クライム・クラブ)感想
【図書館】 福家警部補シリーズ第二弾! ますます推理の冴える福家警部補、飄々としたイメージの中に膨大な知識と洞察力を秘めて犯人を追いつめる。ラストシーンが象徴的でいつもグッと来ます。ミステリーのため詳しくは書けませんが、いつも警察バッヂを探しゴソゴソするところや、寝癖の付いた髪型など、どこか憎めないところが魅力です。捜査一途で徹夜も辞さず、罪は憎んでも人には敬意を払う、そんなところに人はついポロッと本音を出してしまうんでしょうね。続けて第三弾「福家警部補の報告」を読もうと思います。
読了日:4月13日 著者:大倉 崇裕
福家警部補の報告 (創元クライム・クラブ)福家警部補の報告 (創元クライム・クラブ)感想
【図書館】シリーズ第三弾!ますます深みを増す倒叙型ミステリー。主人公の福家警部補の多才な知識力と洞察力もさることながら、犯人の専門分野を駆使した完全犯罪が魅力です。専門知識に護られた犯人の盲点を突く福家の推理力。犯人が主人公と言っても過言ではありません。収録作品では、特に「少女の沈黙」が秀逸です。福家に意外な伏兵が…「侠気」がキーポイント。他の作品にも言えることですが、単なるクロスワードパズルで無い、血の通った人間ドラマだと思います。この著者を知った事は最大級の収穫です。
読了日:4月15日 著者:大倉 崇裕
カムイ外伝-スガルの島- (ビッグコミックススペシャル)カムイ外伝-スガルの島- (ビッグコミックススペシャル)感想
【再読】古書店の100円棚に置かれていた…立派な装丁、すばらしいドラマが、100円…昔、全巻通読した、雑誌連載も欠かさず観てた。思わず手に取ってしまいました。やはり良い!時代を感じさせない骨太の物語が、色褪せないでここにある。もう一度、全巻通しで読む時間も気力も無いが、昔、観た映画版の「スガルの島」をDVDで鑑賞と思います。
読了日:4月17日 著者:白土 三平
MIX 2 (ゲッサン少年サンデーコミックス)MIX 2 (ゲッサン少年サンデーコミックス)感想
【レンタル】相変わらずの「あだち節」、こうなると偉大なるマンネリ化ですね。それはそれで、尊敬に値します。懐かしい名前も出てきて、まるで同窓会のようです(笑)  もう読まないって言いながら、新刊が出たら読むんだろうな【レンタル】で…(笑)
読了日:4月19日 著者:
銀の匙 Silver Spoon(7) (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon(7) (少年サンデーコミックス)感想
蝦夷農祭、真っ最中! 飛び入りの南九条あやめの盛り上げもあり大成功!そして、八軒は父親と対峙していた。厳格な父からの独立は逃避でしか無いのだろうか…揺れる気持ちで寮に戻る八軒を待っていたのは、暖かな仲間と観客が残した祭の感想ノート。頑張ったことは間違って無かった、祝杯のなか感涙にむせぶ八軒であった。駒場の所属する野球部も順当に勝ち進み準決勝を駒を進めるが…夢と挫折と希望、蝦夷農高は秋から冬へと季節が変わる。祭の時だけダイエットの多摩子とあやめと合成写真は必見!(笑)
読了日:4月19日 著者:荒川 弘
オチケン、ピンチ!! (PHP文芸文庫)オチケン、ピンチ!! (PHP文芸文庫)感想
【図書館】相変わらずのテンポと間の、しっくりとしたミステリーです。人によっては「こんなのミステリーじゃないよう〜」と言う人もいるかも知れません。でも、ミステリーです、若干、落語的ではありますが。例によって落語の演目になぞられた謎が二題披露されますが、解決も落語的です。目くじら立てないで、ゆったりと楽しめば良いのです。お茶でも用意して。お後がよろしいようですので、三巻目も読もうと思います。
読了日:4月20日 著者:大倉 崇裕
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)感想
【図書館】どっか頭の片隅にあったのでしょう、思わず手に取ってしまいました。 小学1年生の視点とは言え、大人のファンタジーですよね。 キラキラした世界を描き、大人にはノスタルジーを感じさせる、泣かせツボを知ってますね。 いろいろな要素が散りばめている、昔に帰った気持ちがします。 吉田拓郎の唄う「夏休み」が、聞こえて来ます。 いろいろ、考えさせられました。 著者を「まんじょうめ」と覚えていました、「マキメ」とは…読メって、嬉しいですね。 タイトルの「マドレーヌ夫人」が、泣かせます。
読了日:4月20日 著者:万城目 学
こっちへお入りこっちへお入り感想
【図書館】ふとした事から、落語に興味を持ったOL・江利、聴きたい、演りたい、笑わせたい…市民サービスの落語教室に通ううちに生き方に疑問が…。アラサー独身者がひとつ大きくなる成長ドラマ、落語の世界に材を取り、その周辺も併せて紹介します。どんな世界も大変には違いない。そこに生きる辛さ悲しさを笑いに隠す、落語の奥深い人生模様の数々。平 安寿子初読書、この人の落語愛を感じました。そうですね、「落語頭」があれば、どんなことも乗りきれる。そうですよね、平さん!  そんなとこに、突っ立ってないで…こっちへお入り♪
読了日:4月21日 著者:平 安寿子
公家武者 松平信平 狐のちょうちん (二見時代小説文庫)公家武者 松平信平 狐のちょうちん (二見時代小説文庫)感想
【図書館】人気と聞きリクエストしました。公家から武士になった鷹司信平は三代将軍家光の正室孝子の弟。やがて「松平姓」を家綱より授かり、江戸は深川に居を構え広く見聞を高めようとしていた。ところが、江戸は無頼漢だらけ、持ち前の気品と必殺剣で悪をこらしめることに。公家武者、颯爽と登場です。旗本退屈男か暴れん坊将軍もかくやと思わせる勧善徴悪、痛快娯楽時代小説。たまには良いものです。好評で続刊多しの連作短編、また読んでみます。
読了日:4月21日 著者:佐々木 裕一
ブックストア・ウォーズブックストア・ウォーズ感想
面白い! 5年半前の作品だが、当時(今もさほど変わっていない、いやもっと状況は悪いか)のリアル書店の実情と店員を描いている。若手の(と、いっても27歳だが)書店員と古参の女性副店長との確執で幕を明ける。しかし、閉店と聞き共闘を組むことになる。果たして閉店は免れるのか、交換条件の450万円の売り上げUPは達成出来るのか。本好き、本屋好きならワクワクする展開。おまけに職業を持つ女性の苦悩も絡んで物語は進む。文庫化に際し「書店ガール」と改題した作品。小説なので多少のご都合主義はご愛嬌、スカッとするストーリーです
読了日:4月23日 著者:碧野 圭
坂本ですが? 1 (ビームコミックス)坂本ですが? 1 (ビームコミックス)感想
評判になっているようなので読んで見た。ちょっと変わったシュールギャグ漫画。超高速で動けて、勉強も出来る。おまけに顔も良くて体育も万能とくれば、女子にはモテモテ、男子には煙たがれる存在。浮世離れした日常を描いた作品。真面目も行き過ぎるとコメディーになるという事ですね。劇画風の画風に違和感があり、続刊は読まないかな?
読了日:4月25日 著者:佐野菜見
五分の魂 風の市兵衛 (祥伝社文庫)五分の魂 風の市兵衛 (祥伝社文庫)感想
シリーズも7作品目、ますます脂の乗った、風の市兵衛シリーズです。金貸しの婆さんを斬殺したと貧乏旗本の若侍が捕まる。黙して語らぬ当人の真意と何故、凶行に及んだのかを調べる内に、色街の顔役、羽振りの良い骨董屋の主、そして元勘定吟味役らの影が…それぞれの悪の思惑が絡み合い、それを解きほぐした時、市兵衛の見たものとは!金が命と言うけれど、騙される方も悪いとも言うけれど、騙した奴等が絶対悪い。純情な若侍の危難に奔走する市兵衛と弥陀ノ介、豪快な剣戟シーンと「風の剣」が悪を討つ!
読了日:4月27日 著者:辻堂 魁
天地明察(4) (アフタヌーンKC)天地明察(4) (アフタヌーンKC)感想
天測終了、終わった観測も、そして設問も…  長い旅は終わり、江戸へ。しかし、会いたい人たちは、旅立ってしまった。失意と混乱のなか、算哲は先が見えない。碁打ち、天測、算術、暦…そんな時、かつての師・闇斎に出会い諭される。「お前は器がデカイ、もっと吸収せよ」と。「今のままで良い、目の前のものを受け入れて、前に進め」と。可愛い新妻も得て、新たな挑戦が始まる予感が…ますます画が魅力的になってきました♪
読了日:4月28日 著者:槇 えびし

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