切り絵のできるまで♪
今日は「切り絵」の出来るまでを解説したいと思います。
今回は「写真」を題材にします。
これが原画です、適当な大きさでプリントアウトします。
原画に「筆ペン」でスミ線をなぞります。 線は出来るだけ省略します。
そして、黒い部分が繋がるように。
それに沿って黒紙をカッターナイフで切り抜きます。
モノクロの場合はこれで完成です。
しかし、モノクロの時は黒地をもう少し残すようバランスを取りましょう。
彩色です。
スミ線をやや厚紙にコピーして台紙を造ります。
今回は色紙ですが、絵具でもクレヨンでも画材は自由です。
コピーしたスミ線(台紙とは別です)に沿って色紙を切り抜き、台紙に貼ります。
これに、先ほどの切り絵を乗せても良いのですが、今回はもう少し「お化粧」しましょう。
更にブラッシング(細かい金網とハブラシ)で、霧をかけます。
スミ線のコピーは何枚か必要です。(切り絵を直接コピーします)
薔薇の花びらに影を付けます、付けたい部分を切り抜きます。
黒く切り抜いた部分に影が付きます。
これが道具です。ハブラシではなく硬い幅広の絵筆でも可能です。
これで、薔薇の影を入れていきます、霧の加減はお好みで。
霧が渇くまでマスキングした用紙には触れない事。
背景に色を着けます。
今回は落款の部分はマスキングしてあります。
黒い部分が「色付け」されると考えて下さい。
順番は、「花びら」「葉」「背景」どの部分からでも自由です。
三回のマスキングとブラッシングで、こんな感じになりました。
えっ、切り絵の線が消えてしまった・・・と思いますか。
大丈夫です、この上に線画が乗ります。
はい、最初に切っておいた切り絵を合体させて完成です。
ゴム印の落款もどきも押しました。
以上、「切り絵の出来るまで」でした。
いつもありがとうございます。
では、又♪は
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コメント
こんばんは♪
凄すぎる。私には高度過ぎる。
鑑賞する側にいます。
これを知るとますます、ただものではないと実感です。
素晴らしい♪
投稿: おくちゃん | 2013年4月22日 (月) 19時23分
おくちゃん♪、こんばんは♪
大した事はないのです。
ごてごてと飾り過ぎるんですね。
切り絵も、人それぞれ、楽しまなくっちゃね。
我流でこうやってる、ことでしょう。
出来たら、いろんな形で「切り絵」を、楽しめたら良いですね♪
いつもありがとうございます。
では、又♪
投稿: ぶんぶん | 2013年4月22日 (月) 21時29分