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2013年2月 3日 (日)

先月の読書記録♪  読書メーターより

一月の読書記録がまとまりました。

今月もあれやこれや読み散らかしている感じですね(笑)

2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:5149ページ
ナイス数:3042ナイス

裏閻魔2 (ゴールデン・エレファント賞シリーズ)裏閻魔2 (ゴールデン・エレファント賞シリーズ)感想
【図書館】不老不死シリーズの第二弾!一作目の衝撃が無いせいか、盛り上がりに欠けたものになっています。この辺が新人作家の力量でしょうか。ぐいぐい引き込むストーリー性が感じられない。 三部作と言いますので、結末に期待します。
読了日:1月2日 著者:中村 ふみ
粗茶を一服―損料屋喜八郎始末控え (文春文庫)粗茶を一服―損料屋喜八郎始末控え (文春文庫)感想
シリーズ第三弾!長いこと積読本になっていたのですが、やっと手を伸ばしました(笑)損料屋、札差なんていう世界はこういった時期が良いですね。日に大した売上も無い損料屋(今で言うレンタルショップ)の喜八郎が江戸を騒がす悪巧みを暴いて正す痛快時代ミステリー。全てにおいて頭の切れる喜八郎も想い人の秀弥には奥手の様です。
読了日:1月2日 著者:山本 一力
華物語 (講談社コミックスキス)華物語 (講談社コミックスキス)感想
生け花を通して四季の移ろいと人への想いを伝える物語。古本屋で、ふと手に取った一冊。カバーに描かれた女性が何となく優しげで、中身を表している様で、「ジャケ買い」です。「当り」でした、日々の生活で忘れていた「何かを」気付かせてくれる五つの話。花に学ぶ四季折々の暮らし、思わず心が暖かくなる、そして頑張ろうとの想いが湧いて来る話。やっぱりネット書店には無い「出逢い」ですね。
読了日:1月3日 著者:埜納 タオ
春霞ノ乱-居眠り磐音江戸双紙(40) (双葉文庫)春霞ノ乱-居眠り磐音江戸双紙(40) (双葉文庫)感想
春の長閑な頃、坂崎一家に第二子が誕生した。そんな矢先、豊後関前藩留守居役・中居半蔵の呼び出しを受ける磐音。旧藩のゴタゴタに巻き込まれるのを躊躇するが…折しも秘密利に江戸入りした父母のうち、国家老の父が拉致されてしまう。父親救出、孫との邂逅に心を砕く磐音。 否応なしに旧藩に巣食った悪に立ち向かう磐根を描く、関前藩編第一弾!
読了日:1月8日 著者:佐伯 泰英
散華ノ刻-居眠り磐音江戸双紙(41) (双葉文庫)散華ノ刻-居眠り磐音江戸双紙(41) (双葉文庫)感想
居眠り磐音シリーズ、41巻。 老中・田沼の意を汲んで関前藩に潜りこみ不正の罪をでっち上げようとした、江戸家老の目論見も水泡に帰す。傀儡にされた「お代の方」が哀れ。 江戸家老とその一派を粛清し、お家騒動も一段落。 今回は説明が重複し、ストーリーのテンポが悪く、もどかしく感じた。これも、50巻で完結のための巻数合せに入っている所業なのか・・・次巻「関前藩・編」最終巻、どのような決着を用意しているのやら。
読了日:1月10日 著者:佐伯 泰英
アトム・シールと鉄人ワッペン―1963~1966アトム・シールと鉄人ワッペン―1963~1966感想
懐かしくて引っ張り出した。 アトムと鉄人だけじゃなく、「エイトマン」や「狼少年ケン」などのシールも網羅。
読了日:1月11日 著者:綱島 理友
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)感想
R18文学賞大賞という触れ込みに興味を感じた。単なるエロ小説との思いは、第二章で完全に裏切られる。人生のどうしょうも無い出来事もすべてひっくるんで生きていかなくてはならない。それはその人の責任じゃないけど、逃れられない「宿命」みたいなもの。この小説は答を出してはいない、しかし「人生って捨てたもんじゃない、悪いことばかりじゃないよ」と人生経験途中の作者の暖かい眼差しを感じます。
読了日:1月12日 著者:窪 美澄
海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)感想
今回もいろいろなケースが山盛り、確かに生きるってことは、悩みが尽きない事ですが、この一家に立て続けに起こるとは…ストーリー上、波瀾万丈で飽きさせませんが、少し鎌倉の空気を入れるというか、ほっと一息出来るエピソードも挟んで欲しい第五巻でした。感動しましたが「泣かせ」を盛り込み過ぎで、胸がいっぱいになる前に、お腹いっぱいという感じ。でも、また泣きました、最近涙腺が緩みっぱなしです(笑)
読了日:1月12日 著者:吉田 秋生
剣客商売 14 (SPコミックス)剣客商売 14 (SPコミックス)感想
ますます、味の出てきた大島版・秋山小兵衛、酸いも甘いも理解した人情裁き。池波版とは一味違う好好爺も良いものです。大島氏の人物には血が通っています。
読了日:1月12日 著者:大島 やすいち,池波 正太郎
REAL 12 (ヤングジャンプコミックス)REAL 12 (ヤングジャンプコミックス)感想
自分をより高度に持っていく為に「A−キャンプ」に参加した戸川、周りとのギャップを感じ空回りの連続。車椅子バスケが団体競技と徐々に理解し始めるが…ショウガイシャの自立と再生、徐々にだが、確実に変化している。登場人物すべてが変わろうとしてる。スコーピオン白鳥の復活戦が大注目の次巻が楽しみです。
読了日:1月13日 著者:井上 雄彦
バス走る。 (BUNCH COMICS)バス走る。 (BUNCH COMICS)感想
100円コーナーで見つけた。彼女の描く透明感のあるタッチが好きです。そして「引っ込み思案な彼氏彼女」も…バス停から始まる物語。人の想いを運んで今日も  バスは走る  明日もあのバス停で会えるかな。
読了日:1月13日 著者:佐原 ミズ
恋かたみ 狸穴あいあい坂恋かたみ 狸穴あいあい坂感想
シリーズ第二弾、いろいろあって、主人公は「お新造さん」に。日常の謎と新しい生活の中にも季節は巡り、また山桜梅が咲く。主人公の自然に生きたいという願望と武家社会の仕来たりの間で揺れ動く女心。何にしてもポジティブで有ろうとする考え方が好きです。ただ、そのせいで窮地に立つことも…
読了日:1月14日 著者:諸田 玲子
賢者はベンチで思索する (文春文庫)賢者はベンチで思索する (文春文庫)感想
軽く読めると思ったのですが、意外と深読みしてしまいました。 ミステリーなのですが主人公の性格に同調してしまい、「青春小説」としての要素が大きいと思います。 オルッツイの「隅の老人」を彷彿させるコージーミステリーですね。 続編がありそうなので探してみます。まだまだ謎の多い老人です。 「モップの~」シリーズも読まなけれは・・・
読了日:1月16日 著者:近藤 史恵
銀の匙 Silver Spoon 6 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 6 (少年サンデーコミックス)感想
蝦夷農祭の準備も着々と進むなか、馬術部の秋季大会が始まった。緊張する八軒たちだが、そこに強烈な新キャラクター登場!「南九条あやめ」、御影アキの中学校時代の同級生。何かにつけてアキをライバル視する完全おとぼけ天然キャラで成金タイプのお馬鹿キャラ。このキャラの登場で「荒川ギャグワールド」の本領発揮、ますます物語に広がりが…蝦夷農祭が終ったら、アキとのデートの約束を取りつけた八軒だが、祭りの当日に新たな試練が…
読了日:1月19日 著者:荒川 弘
大奥 第9巻 (ジェッツコミックス)大奥 第9巻 (ジェッツコミックス)感想
【レンタル】シリーズ、第9弾!田沼意次が老中になり、意知との連携にて絶対権力を掴もうと画策する。他の「田沼像」と少し違い、清廉潔白に描かれている。定信を白河藩に養子とますます確執が深まる。一方、「赤面疱瘡」の原因究明に平賀源内、青沼がひとつの仮説を得る。源内という人物を女性にして、大奥と絡める、ますます面白くなってきた。
読了日:1月19日 著者:よしなが ふみ
夜さん 1 (ゼノンコミックス)夜さん 1 (ゼノンコミックス)感想
【レンタル】佐原ミズは不思議な作家だ、どうしてこんな話を思いつくのでしょうか。主人公は両親の離婚で遠縁にあたる婆ちゃんと暮らす中学年。そのお婆ちゃんが「認知症」になり施設で暮らすことに…丁度その頃、臨時の美術教員として「夜(いつや)さん」という風変わりな女性が赴任して来る。ひょんなことから下宿させてもらうことなるこの臨時教師、何やら不思議な力を持っているみたい…孤独な少年と不思議な教師が奏でるハートウォーミング・ストーリー。
読了日:1月20日 著者:佐原 ミズ
青空の卵 (創元推理文庫)青空の卵 (創元推理文庫)感想
長い事「積読本」の山に埋もれていました。 「先生と僕」を読んで読み始めました。引きこもり探偵という新ジャンルです。安楽椅子探偵の変形といったらいいのでしょうか。ホームズとワトソンよろしく推理は始まります。ただ、この両者特殊な関係なんです。とは言え、今はやりのBLではありません。対人関係というか人間洞察というか、ひと言では言い表せません。坂本 司のデビュー作! 自立と再生のヒューマンドラマ・ミステリー仕立てのストーリーを体験して下さい。三部作の様です、続いて二冊目に移りたいと思います。 
読了日:1月22日 著者:坂木 司
姉の結婚 4 (フラワーコミックス α)姉の結婚 4 (フラワーコミックス α)感想
【レンタル】愛人生活も、結婚も、すべて白紙になり、また元の「独り」になった。なまじ、期待を抱いた後の孤独が切ない。まわりの皆が上手くやってるだけに、自分だけ浮いている。女40歳、老眼鏡、高菜漬け、のエピソードが哀しい。別れても、まだ未練たっぷり、新たな展開の予想… 今更ながら、「姉の結婚」ってタイトル、おかしくないか?妹が主人公か?
読了日:1月24日 著者:西 炯子
きのう何食べた?(7) (モーニング KC)きのう何食べた?(7) (モーニング KC)感想
【レンタル】遂に、ケンジを両親に紹介することにした筧、戸惑う両親に伝えたケンジのひとこととは…ますますレシピ本と化した7巻、独り言で料理の説明しています(笑)   「出来ちゃった婚」の話も母娘の深い話を鍋のレシピが邪魔しています。 料理かゲイか、重心をどちらかに据えた方が良いのにな〜。  無理してレシピをストーリーに入れてる感じです。 初期の頃は、すんなり読めたんですが…
読了日:1月27日 著者:よしなが ふみ
仔羊の巣 (創元推理文庫)仔羊の巣 (創元推理文庫)感想
一巻の五話と比べ、二巻は三話その分ストーリーか濃密。 世間とコミュニケート出来ない登場人物が、ますます増えて来た。ひきこもり探偵だけでなく、周りの人も引きこんで物語は佳境に。人間の弱いところに光を当てるシリーズだが、果たして最終巻でどのような展開が待っているのか。続けて読みたいところですが、少し頭を休めて、吉原裏同心シリーズでスカッとします。
読了日:1月29日 著者:坂木 司
妖怪アパートの幽雅な日常(3) (シリウスKC)妖怪アパートの幽雅な日常(3) (シリウスKC)感想
【レンタル】コミック版第三弾! 夕士がブックマスターに、魔道士になるべく修業を始める。そんな、ある日、親友の長谷がアパートを訪ねて来た。現実と霊界に魔道まで入り交じり、夕士の生活はますます混乱を来すばかり…幽霊を見ても動じない長谷との友情に、しばしの安心に寛ぐ夕士、物語は始まったばかりです。原作知らずで、先を楽しみたいと思います。
読了日:1月30日 著者:深山 和香

いつもありがとうございます。

では、又♪

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