6月の読書記録です。
今回は14冊と少なかったです、コミックが少なかった事と宮部みゆきの「おまえさん」に時間を取られた事が冊数減の要因です。 ページ数も600ページの「おまえさん」(上)の読了が7月にずれ込んだため、反映はしていませんし・・・(笑)
でも、たくさん読むことより良い本を読むことの方が、これからの人生を考える点で大切かと考えています。果たして後何冊読めますでしょうか。
6月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3246ページ
ナイス数:86ナイス
夏目友人帳 6 (花とゆめCOMICS)
【レンタル】シリーズも、早6巻目すっかりキャラクターにも慣れたストーリー展開にも安心感が生まれつつあります(笑)今回は3部構成の長編で祓い人・名取の新たな一面を描いています。「妖」との交わりは人にとって果たして幸福なのか・・・助っ人の多軌への気遣いは、やがて「愛」に昇華するのか・・・シリーズと別の短編は邪魔だった。「夏目好き」ではあるが「緑川好き」ではありませんので。画風ですが、もう少しベタを増やすと画面が引き締まるかと思います。
読了日:06月28日 著者:緑川 ゆき
にんぽぽ123(1) (モーニングKC)
書評に惹かれて購入した初めての作家さんのコミック。絵柄とストーリー(世界観)がミスマッチした物語に頭がクラクラします。モノローグというか解説文というか、差し込まれた文字や文章が読み辛い。綺麗な画に隠された著者の観念を読み解くのは至難の技。コミックと思うなかれ、これはもう「哲学書」の範疇かも知れません、良く解らん。
読了日:06月23日 著者:鈴木 志保
日光代参 新・古着屋総兵衛: 新・古着屋総兵衛第三巻 (新潮文庫)
新・古着屋シリーズの本格スタートです。先は見えないけど、「交代寄合シリーズ」とかぶる物語になりそうです。古着屋が頓挫したので、「交代」を始めたのかと思いましたが・・・新潮ブランドに魅力を感じたか、既刊の焼き直しの「印税」に目がくらんだか。シリーズ再開してしまった、佐伯氏のアイデアは出つくしてしまったか・・・
読了日:06月22日 著者:佐伯 泰英
壬生義士伝 (2) (KADOKAWA CHARGE COMICS 20-2)
かなり昔に一巻を読んで続きを読みたかったのですが、機会に恵まれなかった(古本屋好きなので)(笑)角川版では二巻でストップしていたのですが、最近「講談社」より三巻以降の刊行が始まりました。で、角川版の二巻目を見つけたので、読んだ次第です。やはり「浅田次郎」は泣かせます、ながやす巧の画も素晴らしい。講談社版で揃えようかな。
読了日:06月20日 著者:浅田 次郎,ながやす 巧
学ばない探偵たちの学園 (光文社文庫)
やはり、いやな予感がしました(笑)「なぞ解きは~」で、下らない駄洒落もどきを感じましたが、本作はそれのオンパレードでした。短編ならいざ知らず、長編で延々とやられると辛いですね。トリックも終盤を待たず予測できてしまいました。後は確認と駄洒落にお付き合いでした。鯨統一郎の流れの作家でしょうね。鯨も一時好きで読んでいましたが、ミステリーのお遊び過剰はいただけませんね。この作家での次作は読まないでしょうね。
読了日:06月18日 著者:東川 篤哉
夏目友人帳 5 (花とゆめCOMICS)
【レンタル】シリーズ5巻目、妖怪が見える女の子が登場。これで主人公の世界観が又広がる予感。田沼、多軌、名取、「妖」と「人間」の境界に揺れる友人達とのつながりが、ますます主人公の魅力を引き出します。著者の物語に対する気持も徐々に強まる感じがペンタッチにも表れています。最新巻にはまだまだ道は遠い、主人公の成長が楽しみです。
読了日:06月17日 著者:緑川 ゆき
夏目友人帳 4 (花とゆめCOMICS)
【レンタル】徐々に主人公の「作り笑い」ではない笑顔が出始めました。周囲の人達に向ける視線にも暖かみが・・・「妖」に気持の通じる、新しい「友人帳」が綴られそうな気配です。
読了日:06月16日 著者:緑川 ゆき
夏目友人帳 3 (花とゆめCOMICS)
【レンタル】いよいよ、主人公の性格や人生観が語られるようになりました。今まで周りの人達に心を閉ざしていた主人公の心の垣根が少しずつ低くなっていく過程が描かれています。周囲の温かさを「妖」にも返していこうとする気持ちの揺れを感じました。自分の感情に決まりを着けて、早く普通の生活に慣れると良いですね。「にゃんこ先生」とのじゃれあいもテンポ良くなって来たみたい。シリーズ読破することを決定しました(笑)
読了日:06月13日 著者:緑川 ゆき
断絶 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)
「交代寄合」シリーズも早16巻。だんだんと「古着屋総兵衛」シリーズに似て来た感じです。一族の海外交易を描く「幕末海洋冒険ロマン」・・・お家断絶、当主切腹、座光寺一族いよいよ絶好絶命の危機。これより新たな冒険が始まる。手枷足枷の取れた藤之助の雄飛に期待します。
読了日:06月12日 著者:佐伯 泰英
夏目友人帳 (2) (花とゆめCOMICS (2969))
【レンタル】第2巻、読了。主人公の心が徐々に開いて来た感じをうまく表現しています。ペンタッチも安定して来た感じです。妖怪たちに寄せる気持が、現世の友人たちにも伝えて行けそうな主人公の心の揺れが描かれてます。もう少し、読んでみたい作品です。
読了日:06月12日 著者:緑川 ゆき
4ページミステリー (双葉文庫)
4ページで読めるミステリー、しかも60本!という歌い文句に手に取ったが失敗だった。最初の2〜3編は良かったが、さすがに4ページではミステリーに無理がある。後半は「オチ」が見えるようになってしまった。いろいろな作家のオムニバスの方がタッチが変わって面白いかも。それでも10ページ位は必要かと思います。
読了日:06月11日 著者:蒼井 上鷹
真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (ポプラ文庫)
遅ればせながら読了しました。今回は「弘基」の過去が明かされます。前作は初回という事で、登場人物の紹介に頁を費やされた感もあるが、今回はたっぷりの謎解きと各人の性格の肉付けも有り、読み応え十分です。新たな登場人物も増え、ますます「まよパン」ワールドが拡大しそうです。
読了日:06月07日 著者:大沼紀子
夏目友人帳 (1) (花とゆめCOMICS (2842))
人気作と聞いてはいました、アニメ化も・・・妖怪が見える少年の話、何となく「百鬼夜行抄」の二番煎じかと敬遠してました。たまたまツタヤのレンタルコーナーに並んでいたので、試しにと読んでみました。1話、2話はストーリーもキャラクターも手探り状態は否めませんが、シリーズが続くうち主人公の性格が決まった感がします。著者の作品に対する愛情か、ペンタッチ、コマ割りが後半では格段に進歩しています。あと2巻くらいで方向性が出てなければ続けて読むかどうか、判断したいと思います。孤独な少年は果たして愛と友情をを得られるのか。
読了日:06月06日 著者:緑川 ゆき
みんなのふこう (文芸)
【図書館】架空の街、神奈川県葉崎市を舞台にした一冊。ローカルラジオ局、葉崎FMの人気コーナー「みんなの不幸」に寄せられた1通のメールから始まる不思議少女「ココロちゃん」を巡るコージー・ミステリーです。シリーズの登場人物が総登場し、話が進められる。メールの紹介直後のローカル・ニュースで事件が発生するパターンが続き、やがて殺人事件に発展します。いつも不幸に見舞われる「ココロちゃん」に笑いながらもハラハラドキドキのノンストップ・ジェットコースターノベル。ラストでココロちゃんは伊豆大島に旅立つが、そこでも、またまた「大不幸」が・・・
読了日:06月03日 著者:若竹 七海
いつもありがとうございます。
では、又♪
最近のコメント