ハナミズキの森へ♪ 2012 さいたま市・見沼区

曇り空の土曜日、「ハナミズキまつり」の行われている「石井実生園」に今年も行って参りました。　今回のＢ．Ｇ．Ｍ．は、もちろん「ハナミズキ」＝一青窈です。
http://www.youtube.com/watch?v=X_406XRTyL4&feature=related　別窓で開きお聴きいただけたらと思います。

今にも、泣き出しそうな空の下、「今日は一日中曇り」との予報を信じてペダルを漕ぎます。　でも、自転車の傘ホルダーには、しっかり中身が収まっています（笑）

菜の花に埋もれた芝川沿いを、水辺を見ながら行くと「開成高校」が見えて来ます。　この先を左に川を渡ると目指す森は指呼の距離です。

はい、到着です！　ここまで自宅から４０分くらいです。　早くから来たご婦人方は帰りのバスを待っています。

まだ少し小振りですが見事なハナミズキです。　これは「ピンクハピネス」園のオリジナルの花です。

先ずは、いつもの様に「展望台」へ・・・定員３名も昨年と同じです。

展望台は二階の部屋くらいの高さです、大木に咲くご自慢のピンクハピネスが目の前で観られます。

展望台からの園の情景です。　今年は全体的に花付きが遅いようですね。

ハナミズキは高木なので花が見上げる位置になってしまいます。　そこで展望台なるものを考案したのでしょうね。

山吹の絡まる展望台を降りて、石楠花＝シャクナゲを見ながら牡丹園へ移動します。

園への途中の山吹＝ヤマブキの花。

白いハナミズキも綺麗ですね。

アップで見ると迫力がありますね。

大風の影響なのか花がひしゃげてしまっています、色とりどりの牡丹＝ボタンですが、少し残念ですね。

「山野草園」へ向かう途中のハナミズキ、高枝なのでアップもこのくらいまでです。

「山野草園」に咲く白い『鯛釣草＝タイツリソウ』です。

「白山吹＝シロヤマブキ」は、山吹属ですが「シロヤマブキ科」で山吹の色違いとう訳ではありません。

「鯛吊草＝タイツリソウ」の紅花、その名の様に鯛が釣られているみたいです。　別名・華鬘草＝ケマンソウ、沢山吊り下がった様子が仏殿装飾の「華鬘」に似ている所から、この名があります。

「糸葉水仙＝イトバスイセン」葉っぱが糸の様に細いことから、香りが良く別名「香り水仙」とも呼ばれています。

「著莪＝シャガ」、木の下などの日陰・湿地を好む花です。　寺院などに多く見られます。

シャガは竹と同じで地下茎で繁殖します、ですから荒れ地にこの花が咲いていたら以前に人が住んでいたとの証になります。　山裾などで見かけた時は、そんな思いも一興かと・・・

「黄花片栗＝キバナカタクリ」カタクリの黄色版です。　本来はこの植物の根から採れたものが「片栗粉」ですが、現在はジャガイモ８０％と薩摩芋２０％のでんぷんで作れたものを片栗粉と呼んでいるそうです。　本物の「片栗」は漢方薬として薬局で売っているそうです。

珍しい植物を２種、「地獄の釜の蓋＝ジゴクノカマノフタ」別名「 金襴草＝キランソウ」お彼岸の頃地面にべったりと密集して咲くところから命名とか・・・　何とも凄いネーミングですね。　もう一つは「山鳥兜＝ヤマトリカブト」推理小説でお馴染みの猛毒の山野草です。　花の形が舞楽の鳳凰の兜に似ているためこの名前に、草全体に毒があり特に根の部分が猛毒です。　二輪草と葉が似ているため間違って食べて大変な事になるケースもあります。　ただ、食べなければ、触ったくらいでは大丈夫とのことです。

「紫花菜＝ムラサキハナナ」別名「花大根＝ハナダイコン」　畦道や線路脇に見かけるポピュラーな花ですね。

「花韮＝ハナニラ」葉がニラに似ている事と葉をちぎるとニラの匂いがする事からの命名とか。　韮の花より優雅ですね。

「鯛釣草」白色　前出のものの白バージョンです。　二つ揃うと紅白で御目出度い雰囲気になりますね。　以前は白だけでしたが、昨年から紅色が加わりました。めでたしめでたし（笑）

「菫＝スミレ」の花です、以前はどこでも咲いていたのですが、最近は見かけなくなってしまいましたね。　これも都市化の影響でしょうか。

「山野草園」で、だいぶ長くなってしまいました、残りは次回ということで、ひとまずお別れいたします。　間を置かずＵＰする予定ですので、又のお立ち寄りをお願い致します。
いつもありがとうございます。

では、又♪