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2012年4月 1日 (日)

読書メーター・3月期♪

読書メーターもふた月経過いたしました、先月の読書内容をまとめてみました。
今月も数を稼いでいるのはコミックスという結果になりました(笑)
活字本は「通勤書斎」が原則ですので、冊数的には少ないですね。
負け惜しみになりますが、読書は冊数ではなく読み込みが大事と考えています。
スーパー速読術なるもので早く多く読むことは果たして「精神(心)の安らぎ」になるのでしょうか・・・
本を愛する方は是非、読書メーターに登録して、読書家の方達と本の交歓をして
みてはいかがでしょうか。

3月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:3372ページ
ナイス数:50ナイス

花と奥たん 1 (ビッグコミックススペシャル)花と奥たん 1 (ビッグコミックススペシャル)
ある日突然、都心に現れた巨大な「花」、それにより都市機構は壊滅状態に。その花のほとりで、帰らぬ「旦那たん」のために毎日美味しい食事を作って待つ「奥たん」、そう奥たんは新婚さんなのです。自給自足、政府の無政策、風評被害など、この作品は2009年の発表ですが、昨年の「大災害」から1年経った今、手に取った私は作者の「先見の明」に驚きを禁じ得ない。世界壊滅の話を得意とする作者ですが、今回は食をテーマに絶望的な状況からの希望を「食べる」という本能に訴える人間賛歌。逆境に咲いた花、それが「奥たん」です。
読了日:03月31日 著者:高橋 しん

姉の結婚 2 (フラワーコミックス)姉の結婚 2 (フラワーコミックス)
ますます深みにハマるアラフォー純愛不倫関係。男女の心理を見事に描く「西ワールド」時には鋭く、時には緩く。恋に奥手な女性の気持が痛い程伝わって来ます。イヤと言いつつ憧れて、キライと言っても離れられない、それが女性と知ってはいても、思わず応援してしまいます。果たしていつまでも続くのか・・・
読了日:03月31日 著者:西 炯子

植物図鑑植物図鑑
甘々のラブストーリーですが、野草好き散歩好きには、たまらないですね。ご近所散歩も冒険だ、には大いに共感します。 突然現れ、突然消える、少し前に読んだ「日だまりの彼女」を思い出させる展開です。エピローグで後日談が描かれているのが憎い演出でした。
読了日:03月29日 著者:有川 浩

夜明けの図書館 (ジュールコミックス)夜明けの図書館 (ジュールコミックス)
図書館司書を主人公にした物語。 利用者の悩みを解決すべく奔走する新米司書・葵の成長と図書館業務のレファレンスの大変さを描くヒューマンコミックス。 さまざまな人の問題に関わるうち、主人公の内面から変わっていく過程が心温まります。 もう少し、同僚や館長の性格や公共図書館の立場等のエピソードを絡めれば物語がもっと広がったのではと思います。 図書館業務の裏側が覗けて、これからの図書館利用に違った見方を与えそうな作品でした。 本好き、図書館好きには応えられない一冊です。
読了日:03月28日 著者:埜納 タオ

3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)
やっぱり心にしみますね。いじめの決着の付け方は賛否両論あると思います。これは理想ですね。ただ、このお話しのテーマは「いじめ」ではないので、こういうハッピーエンドで将棋の世界に場を移したかったのでは・・・孤独から飛翔、人間はひとりでは生きて行けないという永遠のテーマでしょうね。 宗谷名人との対局で桐山は又ひとつ成長することでしょう。次巻も楽しみです。
読了日:03月26日 著者:羽海野 チカ

東雲ノ空-居眠り磐音江戸双紙(38) (双葉文庫)東雲ノ空-居眠り磐音江戸双紙(38) (双葉文庫)
磐音が江戸に帰って来た。  やはり取り巻きの脇役が揃っての江戸双紙ですね。  江戸帰着編とあってこの巻は懐かしい面々への挨拶に終わった感じです。  剣戟シーンも少なく、磐音も父親になりめったに刀を抜かなくなった様です。  唯一の見せ場は磐音の意を汲んだ御三家がネチネチと老中水野をいたぶり、速水左近を甲府勤番から江戸に戻すことをしぶしぶ認めさせるシーン。 本格対決は次巻からですね。
読了日:03月23日 著者:佐伯 泰英

銀の匙 Silver Spoon 2 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 2 (少年サンデーコミックス)
目的無しの進学に疑問を持ち、親元を離れたいという欲求だけで、北海道の農業高校に入学した主人公。 酪農学科で経験する初めてづくしの生活なかで、少しずつ変化する気持の揺れを描く酪農青春グラフィテーイの第2弾!  農業の明日を考える若かりし頃の著者のエピソードを彷彿させる、「私小説的コミック」の第2弾。
読了日:03月23日 著者:荒川 弘

チョコレートビースト―インディゴの夜 (創元推理文庫)チョコレートビースト―インディゴの夜 (創元推理文庫)
ますます快調、渋谷ホスト探偵団の第2弾!  キャラクターの位置付けもはっきりして来た。 それに伴い、著者の着想と疾走感あふれる文体が物語を更にヒートアップさせる。 普段はお笑い系のホスト達が特技を駆使して男の意地で事件を解決させる。  余韻を残す各話のラストシーンには、いつも泣かされてしまう。  渋谷のホストクラブに居続けるか、江戸時代に戻るかを検討中。 今は渋谷の夜の熱気に包まれながら・・・
読了日:03月20日 著者:加藤 実秋

インディゴの夜 (創元推理文庫)インディゴの夜 (創元推理文庫)
カバーに誘われて読了したが、中身も良かったです。 渋谷の「ホストクラブ・インディゴ」を舞台にした現代風のミステリー。 ちょっと変わったホスト達と意外なオーナーの正体。 ライターとして鍛え上げられた着眼点の良さと、軽快なテンポの文体が相まって、さながらロードムービーを観た感がします。 渋谷はもとより、新宿、池袋と夜の街を「ホスト探偵団」が、駆け抜ける!
読了日:03月13日 著者:加藤 実秋

REAL 11 (ヤングジャンプコミックス)REAL 11 (ヤングジャンプコミックス)
昨年の11月発売のものを今頃読んでます(笑) でも、このシリーズは年1回しか刊行しませんので、それでも良いのです。 早く読んでも次巻は今年末ですから(笑) しかし1年振りだと物語の世界に入るのが、やや時間が必要ですね。 登場人物の顔と名前がピンと来ません。
読了日:03月13日 著者:井上 雄彦

あかりや(1) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)あかりや(1) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
どんな願いも叶えるという「あかり」を売っている店には今日も様々な人々が訪れる。 お客の心を読みとるような店長と永久に生きることを義務付けられた機械人形の店員さんが織りなす人間模様。 ちょっぴり不思議でちょっぴり怖い、生きるということを考えさせられるファンタジーコミックです。
読了日:03月11日 著者:赤美 潤一郎

TUKIKAGEカフェ① (朝日コミックス)TUKIKAGEカフェ① (朝日コミックス)
編集者と懇意にしているため、見本刷りを読ませていただきました。 雑誌では拝見していたのですが、一冊にまとまると川原ワールド全開で「ゆったりと包まれる」気分で癒されます。 ビルの谷間の山の上のカフェ、そこは「月のひと」が集う場所。 どこかに置き忘れてきた気持ちを思い出させてくれるようなお話しです。 3月16日発売、是非ご一読下さい。
読了日:03月10日 著者:川原由美子

ふたり静―切り絵図屋清七 (文春文庫)ふたり静―切り絵図屋清七 (文春文庫)
旗本のご落胤(殿様が下女に手を付けた)である清七郎。 家を出て絵双紙屋の跡継ぎに。 武士を捨て江戸の庶民の役に立ちたいと、名を「清七」と改め「切絵図(府内の地図)の制作・販売を決意する。 好きな作家の一人である「藤原緋沙子」の新シリーズ。 まだまだ幕は上がったばかり、これからの展開に期待します。
読了日:03月08日 著者:藤原 緋沙子

ぼくらが惚れた時代小説 (朝日文庫)ぼくらが惚れた時代小説 (朝日文庫)
作者、評論家、読書家の三人が愛してやまない「時代小説」を語り合う対談集。 その始まりから現在まで作家と作品の魅力がたっぷり詰まった時代小説研究にも重宝する一冊。
読了日:03月06日 著者:山本一力,縄田一男,児玉 清

 

鬼灯の冷徹(1) (モーニング KC)鬼灯の冷徹(1) (モーニング KC)
前から興味があった「売れている本」、読書会メンバーのYさんが例会に持参したのを、めざとくチェック(笑) 会の終了後、お借りしました。 「鬼灯」は、地獄の閻魔大王の第一補佐官。 ダメダメ閻魔さまを補佐して広い地獄を管理してます。 天国とも行き来して、今日も大忙しです。 シニカルギャグ満載の地獄絵ライフ、続刊も楽しそうです。
読了日:03月04日 著者:江口 夏実

以上ですが、この中でも「お気に入りベスト3」は以下の通りです。

3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)
植物図鑑
花と奥たん 1 (ビッグコミックススペシャル)

いつもありがとうございます。
では、又♪

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書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

私もブログに3月分、UPしました!

 私は31冊。そのうち大人の本(活字本)は8冊。これは多い方。
コミック(ぶんぶんさんにお借りした本)が2冊。
残りは絵本や児童書などです。

 先月とほぼ同じ冊数です。

 記録として残す事を前提にして、今回はすべての読んだ本にコメントをつけました。

 私の場合は読みきかせというミッションがあるので、たくさんピックアップする必要があり、絵本の冊数が多くなります。

投稿: しいか | 2012年4月 2日 (月) 18時53分

しいかさん、こんばんは♪
今月は15冊でした。
こんなものでしょうね。
活字本は通勤電車と昼休みしか読んでませんから。
平日の夜は酒が入ってしまいますので、読んでもコミックか雑誌です。

休日は本を読むよりお出掛けしたいし、天気が悪かったら片付け
ものや画を描きたいし、ブログの仕込みも考えないとと、じっと
していないのです。

本は好きですが、他の趣味と同じくらいの比率です。
撮りためた録画作品も観たいしね。

まぁ、平均的な冊数かなと思っています。
同じ本を読んだ人の感想を聞くのが楽しいですね。

いつもありがとうございます。
通勤電車でのメールも多くなりました。
ますます読書時間が減って来そうです(笑)

では、又♪

投稿: ぶんぶん | 2012年4月 3日 (火) 00時08分

ぶんぶん様、お願い。

 「3月のライオン6・7巻」の他に「夜明けの図書館」も貸してくださいませ。ペコペコ<(_ _)>

投稿: しいか | 2012年4月 3日 (火) 17時53分

しいかさん、こんばんは♪

了解しました。
ちなみに、本年度「マンガ大賞」受賞の「銀の匙」もお奨めです。
よろしかったら、ご一緒にお持ちいたします。

では、又♪

投稿: ぶんぶん | 2012年4月 3日 (火) 22時56分

何度もの書き込み、皆様申し訳ございません。

 ぶんぶん様「銀の匙」もお願い致します<(_ _)>

投稿: しいか | 2012年4月 4日 (水) 21時04分

しいかさん、こんばんは♪

「銀の匙」も了解!
同著者の酪農時代の自伝的コミック「百姓貴族」も持ってくね。
併せて読むと著者の気持ちが、より一層理解できますよ。

いつもありがとうございます。
では、又♪


投稿: ぶんぶん | 2012年4月 4日 (水) 23時22分

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