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2011年12月30日 (金)

読書の愉しみ♪ 年末年始に読みたい本

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今年も年末年始の休暇に入りました。 この時期、溜まった本を一気に読もうと思うのですが、お出掛け虫とお付き合い、お酒に雑用にと意外と読書時間が取れませんね。
えっ、私だけですか?
ということで、年末年始の休みに読みたい本のご紹介を。

冒頭の「のんちゃん のり弁」 入江喜和・著 講談社・刊
三十路を過ぎた子持ち(幼稚園児・のんちゃん)のバツイチ、資格も無し、得意な物は「お弁当作り」の小雪さん。 東京下町の実家に戻るも、慰謝料・養育費も辞退したため、即生活困難に・・・
いつも前向き、ときどき後ろ向きの元気いっぱいの新生活の不安と喜びを描く下町情緒あふれる人情喜劇。 2009年に「小西真奈美」主演で映画化された人気コミックというが余り目立たなかった。 読んでみて小巻さんのガンバリとのんちゃんの健気さに心打たれました。 TUTAYAでDVDも借りて来た(まだ未見) 下町人情とアラサーの悲哀を感じて下さい。

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ノスタルジック溢れる二冊です。
「COM 10年目の終刊号」 霜月たかなか・編 朝日新聞出版・刊
一時期、劇画雑誌「ガロ」と人気を二分したコミッ雑誌「COM(こむ)」手塚治虫の「火の鳥」掲載のために出版された雑誌です。 しかし、この雑誌「COM」から沢山の漫画家が巣立って行きました。 そんなCOMの想い出と業績をぎゅっと詰め込んだ一冊です。
石森章太郎、永島慎二、みやわき心太郎、矢代まさこ、樹村みのり、村野守美などなど懐かしい漫画家や当時の編集者の回想録など、まるで10年目の同窓会の様です。
巻頭に「火の鳥」(COM版)幻の第一話を収録。

「短編集 ヒミツキチ」 さそうあきら他 小学館・刊
皆さんは子供の頃「秘密基地」を作った経験はありませんか。 何となく「自由」で、大人に隠れて「秘密」を持ったり、メンバー以外知られないよう「結束」したり・・・
そんな、甘酸っぱい思い出を当代一流の漫画家たちがこの一冊に込めました。 各人の秘密基地に対する思い入れを描く異色の短編集。 掲載作家は大友克洋、阿部夜郎、いがらしみきお、高野文子、川上弘美、五十嵐大介など総勢20人。 原っぱや木の上の秘密基地を懐かしんで下さい。

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「殺人鬼フジコの衝動」 真梨幸子・著 徳間文庫・刊
作者は「孤虫症」「更年期少女」で人間心理を描いた異色の作家です。 ここでも、これでもかとたたみ掛ける怒涛の心理描写が展開します。 お話しは一家殺人事件でひとり生き残った11歳の少女、だが彼女の人生はいつしか狂い始めて殺人鬼に・・・
最後の一行に仕掛けられた著者のたくらみにあなたはきっと戦慄し感動するはずです。

「コンビニたそがれ堂」 村山早紀・著 ピァフル文庫(ジャイブ)・刊
2006年にポプラ社から出版され、この文庫も2008年に刊行されていたのですが、気づかず最近読みました、もう続刊の3巻目も出ています。 探し物がある人は必ずここに来るというコンビニは夕暮れになると現れる。 人生の戸惑いや痛み、矛盾や切なさを柔らかく受け止めてくれる「たそがれ堂」 著者は児童書のベテラン、これは大人のための児童書かも知れませんね。 物語の舞台となる「風早」の街を著者はいろいろな出版社で書いているそうです、出版社を股に掛ける大長編「風早街サーガ」と著者は位置づけているそうです。
是非、ご一読を。

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「真夜中のパン屋さん」 大沼紀子・著 ポプラ文庫
都会の片隅に真夜中だけ開くパン屋さん。 オーナーの暮林、職人の弘基、居候の女子高生の希美は、万引き事件から始まってやがて失踪事件にと広がる.事件に巻き込まれてしまう・・・
期待の新鋭が贈る、甘酸っぱさとほろ苦さが心に沁みる、ちょっぴり切ないハートフルストーリー。 
カバー画を人気漫画家「山中ヒコ」が描いています。

「森崎書店の日々」 八木沢里志・著 小学館文庫
主人公・貴子は一年交際した恋人から「他の人と結婚する」と突然、告げられ、失意のどん底に落ちてしまう。 相手同志が職場にいるため会社も辞めてしまい、恋人と仕事をいっぺんに失った貴子は伯父の勧めで伯父の経営する神保町の古書店を手伝うことに・・・
古書の街、神田・神保町を舞台に一人の女性の再生と成長を描き、2010年に映画化もされた「第三回ちよだ文学賞」に輝くヒューマンストーリー。

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最後はやっぱり、「時代小説」です(笑)

「だいこん」 山本一力・著 光文社文庫・刊
江戸は浅草で一膳飯屋「だいこん」を営む女将とその家族の生活を描く細腕繁盛記。 腕は良いが博打好きの大工の父、貧しい生活の中で夫を支える母、二人の妹を抱えて仕事に精を出す女将の「つばき」 周囲の人の温かい助けも借りて困難を乗り越え成長する姿を生き生きとした筆致で描写する著者特有の下町人情絵巻。 620ページもの大作だがぐいぐいと引き込まれ、一気に読み切ってしまう感動巨編です。

「撫子が斬る」 宮部みゆき・選/日本ペンクラブ・編 光文社文庫・刊
当代きっての女流作家の時代小説、しかも「捕り物帳」に絞った画期的なアンソロジー。 しかも読み手上手の「宮部みゆき」が選んだとなれば、もう間違いはありません。 平岩弓枝、杉本苑子、北原亞以子、澤田ふじ子、宇江佐真理など錚々たる15名の顔ぶれです。 半分くらいは読んだことのあるお話しですが、これだけの作家が一堂に介するのは貴重です。 手元に置きたい一冊ですね、こちらも750ページ大部です。 時代物がおっくうな方にも上質なミステリーとしてお楽しみいただけると思います是非、ご一読を。 

以上、「おこた」でゆっくりの読書案内でした、ミカン片手にのんびりと読書三昧をお楽しみ下さい。

 

ご無沙汰している「この娘」からもご挨拶を。
いつもありがとうございます。
では、又♪

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