木曽街道ひとり旅♪ 牛ヶ滝~野尻駅
いよいよ大詰め、ハイライトの牛ヶ滝から恋路峠、フォレスパ木曽を抜けて、一気に「野尻駅」まで行ってしまいたいと思います。
季節は違うのですが、歩いていてふと口ずさんでいました。
葛城ユキ「木曽は山の中」、よろしかったらB.G.M.にてお聞き下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=56XyxMazJUk&feature=related
では、そろそろまいりましょうか。
澄んだ渓谷の水を眺めながら15分くらいで急な階段にぶつかります。 ここを登って、また急な階段を下ると「滝見の展望台」です。
「牛ヶ滝」です、恋路橋から約300m(出発地の十二兼駅からは4.5km)です。 花崗岩をくり抜いて落ちる水しぶきはこちら側にも届いて、汗ばんだ頬も「ひんやり」します。
牛ヶ滝の全景です、柿其川本流の落差がお分かりになると思います。
滝を後にして、「恋路峠」に向けて、山道を下ります。 色づいた落ち葉がカサコソと音を立てています。
滝から30分くらい、「恋路峠」です、柿其の女性を慕って他村から男性が越えて来た昔話からこの名が付いたそうです。 まったく、男ってやつは今も昔も変わりませんね。 私も美女と一緒に峠を越えたかったです(と、書いておこう(笑))
これが、頂上の四阿(あずまや)からの眺めです。 いかがですか?
反対側のモミジの紅葉も見事です。 赤と青の対比も何とも言えず・・・です。
峠からフォレスパ木曽へ下る杣道、ここからは木曽美林を一気に下ります。
車道から杣道(そまみち)に分け入ります。 後ろを振り返ると、こんな感じの急こう配です。
昼なお暗い崖沿いの細い道を行きます。 聞こえて来るのは鳥のさえずりと落ち葉踏む音だけです。
だいぶ下って来ました、はい山道終了。 峠から10分くらいでしょうか。
道の両側は綺麗に色づいた紅葉です、平日のためか車に出会いませんでした。 あっそうそう、郵便車が一台通りました(笑)
麓の「フォレスパ木曽」に到着。 ここは宿泊や日帰り温泉、食事とレジャー施設などがあります。 峠から20分位です、広々とした土地に各施設が分散しています。
店内にも席はありますが、折角なので外のテーブルでご覧の様な景色を見ながらパクつきます。
木曽川に掛かる「阿寺橋」、抜けるような青空を背景に綺麗なアーチを描いています。
あまり、ゆっくりもしておられません。 今14時25分です、列車の発車時刻は15時09分。ここから駅までガイドブックでは20分、楽勝と思うでしょ。 ところがこのガイドブック凄い健脚用みたい、私の歩行時間では10分から20分のズレがあります(笑) 川沿いを橋に向かって少し急ぎます。
阿寺橋を渡って、橋の中央で上流をパチリ! なんてことをしている場合では無いのですが・・・ たぶんガイドブックとの時間差は「このあたり」にあるのでしょうね(笑)
ある程度、予測がつく距離まで来ましたので、自分の影を記念に収めて・・・「野尻駅」に到着です。 時刻は14時55分、やっぱり30分掛かってしまいました(笑) 出発の「十二兼駅」から4時間30分(コースガイドでは3時間30分)、距離は約12kmです。 まあ、食事時間や休憩、撮影の時間を入れればこのくらいの時間になってしまうでしょうね。
ちなみに、このあたりは昔「読書村」(よみかき)と言ったそうです。明治7年-与川村(よがわ)、三留野村(みどの)、柿其村(かきぞれ)が合併。 それぞれの頭文字をとって、筑摩県筑摩郡読書村の誕生です。 昭和36年-吾妻村(あずま)と田立村(ただち)と合併し、「南木曽町」(なぎそ)が誕生、読書村の消滅です。 ただし、地名は消えましたが、ダムや発電所の名前には「読書」の名称が残っています。 本好きのぶんぶんにとっては嬉しい限りです(笑) 「読書村に行って来た」と言ってみたいですね。
といったところで、長々と書き連ねて参りました、木曽路の旅も終幕です。
ご笑覧、ありがとうございました。
では、又♪
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コメント
こんばんは^^v
パソコンのウイルス っていう云うヤナヤツにやられて身動き取れなくなってしまいました@@v
初めての事だったので どうしたら好いのか ・・ もう全部ヤメニしちゃおうか
なんて 思いもしましたが やっと子どもたちとちゃきちゃんの協力で出なすことが出来ました
・・木曽路 好い名前のついたところばかりですネ
きっと昔は 山の山のそのまた山の向こうで
名前に気持ちを引き立ててもらおう ・・ という考えもあったのかもしれませんね
一度は行ってみたい と 休みが続くたびに 計画は立てていた
20代の私を思い出しました
投稿: 台所のキフジン | 2011年11月13日 (日) 21時07分
キフジンさま、こんばんは♪
男共の言う通り「ウイルス・ソフト」を入れるか、プロバイダの
サービスを受けた方が良いですよ。
ウィルスは自分のPCだけでなく、通信した相手のPCもやられ
てしまいます。
お気を付けあそばせ♪
ちなみに私は「niftyの24時間セキュリタリー」を契約していま
す。
月々のわずかな費用で、更新手続きがいらない上に、ネットも
メールもnifty経由は全てチェック出来ます。
木曽路もそうですが、昔の地名は趣のある名前が多かったで
すね。
「角筈」とか「黒門町」、「蔵前」「明神下」なんて、時代小説を読
んでいると何とも粋ですね。
少し無理してもお心残りの無き様、お出掛け下さいまし。
かくゆう私も念願の「木曽路」は5年振りですもの。
いつもは近場のサンポリング、節目くらいはちょっと遠出という
訳です。
お体と相談して、「忘年会」でもしましょうか?
いつもありがとうございます。
PC共々、ご自愛下さいませ。
では、又♪
投稿: ぶんぶん | 2011年11月13日 (日) 21時56分
ありがとうございます^^v
自分のパソコンはともかく
人様に迷惑をかけてしまうのではないかと
緊張しました
・・ そうですね
そういったところがあるのなら
私も守ってほしいと思います
ありがとうございました
明日から 検査です
投稿: 台所のキフジン | 2011年11月14日 (月) 09時13分
キフジンさま、こんばんは♪
PCは便利ですが、その便利さが命取りと紙一重ですね。
用心、用心、変なメールやサイトは開けずに削除ですよ。
検査って、「検査入院」かなっ?
いろいろ悩むより、検査で白黒つけた方が精神的には
スッキリすると思います。
「生きてるだけでもめっけもの」とは、キフジンさまの伝です。
大丈夫、心配ないって!
笑顔のご帰宅をお待ちしております。
いつもありがとうございます。
身体が弱っている時だから(精神も?)、風邪にはご注意を。
では、又♪
投稿: ぶんぶん | 2011年11月14日 (月) 21時50分
ぶんぶんさん こんにちは
恋路峠から駒ヶ根岳を望む景色がいいですね~♪
紅葉真っ盛りには少し早かったみたいだけれど
綺麗な空気の中、誰も通らない静かな道・・・
思いっきり森林浴されて気持ちよかった事でしょう
う~~ん私も歩きたい~(笑
こちらの五平餅・・小判型じゃなくてまぁるいのね
美味しかったですか~(^_-)-☆
節目の旅行・・木曽路の旅
良い旅になりましたね
最後の写真がとても素敵だわ
投稿: kei | 2011年11月15日 (火) 13時04分
keiさん、こんばんは♪
恋路峠の見晴らしは、晴天という事もあり、アルプスの山並みが
見事でした。
少し雲がかかってしまいましたが、くっきりは贅沢でしょうね。
峠からの杣道は、凄く良かったですよ。
森林浴というよりは、風の音を道連れの山歩き気分で、爽快でした。
少し、怖いくらいの孤独感でしたが、非日常の享楽を味わい
ました。
たまには、心のリフレッシュも良いものですね。
やっぱり、全歩程3時間は無理でしたね。
まぁ、ガイドブックは正味の時間ですから・・・
ラストシーンは、「野尻駅」のホームからのものです。
さらば、木曽路です。
万感の思いを感じていただけて嬉しいです。
いつか、ご一緒に!
いつもありがとうございます。
大変かと思いますが、頑張って下さい。
ゴメンなさい・・・
では、又です♪
投稿: ぶんぶん | 2011年11月15日 (火) 20時54分
ぶんぶんさん こんばんは。
ご無沙汰しております。
還暦・定年・新しい門出 おめでとうございます。
木曽路の旅をジックリ・ゆっくり拝見しておりました。
旅に発ったころ頃はまだ暑いくらいの気候でしたでしょう。
宿場町や自然の風景など、本当に静かな雰囲気で
素晴らしい旅をしておられるんだなぁと思いました。
ガイドブックを片手に、ガイドブックのような詳しいご案内も
一緒に楽しみました。
すっごく歩いたのですねぇ。
ハイキングと言っても距離ありすぎ~~~ お見事です。
藁のお馬さん ちょっと拝借して
乗せてもらえばいいのに、なぁんて独り言を言いながら
木曽路の旅を、私もしてしまいましたって感じです。
想い出に残る木曽路のご案内をありがとうございましたぁ。
投稿: あにどる | 2011年11月16日 (水) 18時04分
あにどるさん、こんばんは♪
人生の節目節目の「木曽路」は、やはり感慨深いものがありま
すね。、
「妻籠」は、いまでも私の「心の故郷」だと実感いたしました。
昔から歩くことが好きでした、今回も列車の時間が合えば、
「中津川駅」から「落合宿」~十国峠~馬篭宿も歩きたいコース
でした。
JRの最速化政策で「夜行鈍行列車」は無くなってしまいまし
た。
朝早く中津川に着くのは「深夜バス」利用しかないでしょうね。
若い頃なら行けるでしょうが、還暦の身体にはややしんどい
ですね(笑)
ハイカーにとって、10kmや15kmは足慣らしです。
せめてそのくらい歩かないと楽しくありません。
電車、自転車の生活に慣れてしまい、12kmは大丈夫かな
とも思いましたが、まだまだ大丈夫みたいです(笑)
街中の移動と違い、景色が流れる感じはハイキングの醍醐味
ですね。
サンポリングとともに、ハイキングに目覚めそうな気分です。
関東周辺の低山を巡った頃が蘇ります。
写真ハイク(俳句)も視野に入れて考えてみようかと・・・
山道はガイドブックもおぼつきません、そんな時には地元の人
に声掛けて、そんな事も出来る年代になりました。
そして、そんな出会いも楽しい年代になりました。
いつもありがとうございます。
今度一緒に半分くらいの距離に挑戦しませんか。
では、又♪
投稿: ぶんぶん | 2011年11月16日 (水) 22時39分