木曽街道ひとり旅♪ 柿其渓谷・恋路の吊り橋
「木曽路」は何回もと言いましたが、今回は初めてのコース、柿其(かきぞれ)渓谷の紅葉を観に行きます。
最寄駅の「南木曽」までのバスは妻籠発9時14分が始発です。 「南木曽発」の電車は10時28分。 ほんとに本数の少ない路線なんです。 まっ、それも旅の醍醐味でしょう。 コースに入ったら食堂も、もちろんコンビニも無いので、駅前のスーパーで「お弁当」とお茶を調達 (勿論、事前調査済み) お土産を買って、宅急便で送る手配をしても時間が余ります。(荷物を持ってのハイクは、ね~) ススキを見ながら一服、二服・・・
電車に乗ってハイキングコースの出発駅(たったひと駅)「十二兼」に10時34分到着です。 いよいよハイクの始まりです。 高台にある無人駅を降りて、線路沿いに戻ります。
「柿其水路橋」国の重要文化財です、現存する戦前の水路橋の中では最大級のものです。
柿其橋から風景です、「柿其峡」別名「南寝覚」とも言われ、上松の「,寝覚ノ床」のミニチュア版です。 山裾の紅葉はまだみたいです。
駅から水路橋まで、30分くらいです。 今日も昨日に続き暑い一日になりそうです。 渓谷を離れ車道を登ります、20分くらいで渓谷へ向かう分岐点があります。
山の中の農道を歩きます、ここまでは川のせせらぎも届きません。 空はご覧の通りの青空です 「暑い~」、ちょっと小休止です。
一服して目の前の土手を眺めると「山百合」でしょうか、ぽつんぽつんと咲いています。
大きな桜の木です、さぞかし春には見事な花を咲かせることでしょう。 少し行くと渓谷への入り口、ここが柿其温泉「恋路の吊り橋」へ続く道です。
うっそうと茂る林の道を少し下ると河原に出ます。 目の前に吊り橋も見えます。
河原に降りて、手を洗い汗をぬぐって食事にします。 河原の石をテーブルと椅子にして、駅前のスーパーで買って来た「巻きずし」で昼食です。 やっぱり、自然の中で食べる食事は、ひと味もふた味も違いますね。
食事をしていると、「追い払い犬」のマリが近寄って来ました。 追い払い犬というのは、害する動物を追い払う役目を持った犬のことです。 「人間に馴れて付いて行ってしまわないように餌は上げないで」と書いてあります。 もちろん上げなかったのですが、目の前の吊り橋まで付いて来てしまいました。 どうしようかと迷っていると、次にお昼を広げた他の人の処へ行ってしまいました(笑)
「恋路の吊り橋」は、細い吊り橋で5人以上一緒に渡ってはいけませんと書いてあります。 揺れますので高所恐怖症の方にはキツイかも知れません。 橋の中央からの眺めです。
陽だまりの中、渓谷沿いを登ります、落ち葉を踏んでカサコソと。
谷底を見ると透明な水が流れ、川底の小石までしっかりと見えます。 急になって来た階段を登って「牛ヶ滝」はもう直ぐなのですが、今宵はこの辺でお別れです。
いつもありがとうございます。
次回、牛ヶ滝・恋路峠編でお会いしましょう。
では、又♪
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コメント
ぶんぶんさん こんばんは
わぁ~「追い払い犬」のマリに出会ったのですね♪
渓谷は紅葉真っ盛り
この日も暑かったみたいだけれど
河原でお弁当・・気持ち良かったでしょうね~
「柿其渓谷」 一度は歩いてみたい場所なんです
駅から渓谷まで1時間半・・
それから山道のハイキングコース
何キロ位歩かれたのでしょう?
それにしても、澄みきった水がなんとも気持ちいいですね♪
「恋路の吊り橋」ひとりで渡ったのですね
ちょっと淋しい~(笑
次回の牛ヶ滝・恋路峠編も楽しみにしています
投稿: kei | 2011年11月12日 (土) 19時29分
ご無沙汰しております。
まずは、還暦そしてお仕事の区切りがつき新たな出発(たびだち)を迎えたことおめでとうございます。
そして記念旅行にお出かけの様子、紅葉の時期に合わせブログで楽しく旅のお供をさせていただきました。
私もダンナも妻籠・馬籠それぞれ行きました。お互い学生時代でした。
何で行ったか分かりませんが素朴な雰囲気や今でも変わらず旅人を癒してくれる街道を懐かしく思い出しました。
あの頃の写真は、まだ白黒でしたか?カラー写真も数枚残っていますね。
いよいよぶんぶんさんも新しいスタートですね。
健康に気をつけて益々趣味にお仕事に頑張ってくださいませ。
投稿: 本屋のオバさん | 2011年11月12日 (土) 20時02分
keiさん、お早うございます♪
はい、追い払い犬・マリに渓谷の入り口で会いました。
河原で弁当を食べようとすると、どこからかさっと表れました。
しきりにねだるのですが、事前に案内を読んでいたので、無視
しました。
でも、食事が終わるまでまとわりつき、最後は吊り橋まで見送
ってくれました。
食事中、近くにいたカップルが寄って来て、「犬に触っても良い
ですか」と聞いて来ました。
どうやら関係者と勘違いしたようです。
そんなに、風景と同化していたのでしょうか、私は地元民?(笑)
このハイキングコースは全長12km、ここまで、4.5km、約3
分の一の歩程です。
コースガイドの30分オーバーですが、写真を撮ったり休憩したりとしてますので、こんなものでしょうね。
同じ列車を降りた「お仲間」がおりまして、若い男性の二人連れ
軽装で荷物無し、一人はギターケースを背負っています。
地元の人かと思いましたがコースを歩きだしました。
どうしても写真に写りこんでしまうので、距離を置くのに苦労し
ました(笑)
追い抜いても写真を撮っていると追いつかれ、ゆっくり行くと今
度は向こうが携帯で写真を撮ってる(笑)
民宿「ほてい屋の分岐でやっと分かれることが出来ました。
いつもありがとうございます。
後半もUP完了しました、続けてご覧いただきたいと思います。
では、又♪
投稿: ぶんぶん | 2011年11月13日 (日) 11時24分
オバさん、お早うございます♪
はい、還暦と定年の誕生日に木曽路を歩いて来ました。
毎日の生活に変化は無いのですが、自分の気持ちに「ひと
区切り」させたかったのです。
サラリーには凄い変化がありましたけど(笑)
また一年間、同じ職場でお世話になります(お世話します?)
最初に訪れたのは40年以上も前ですが、写真はモノクロで
したね。
4ツ切りサイズに大きく引き伸ばして飾っていた事を思い出し
ました。
いつもありがとうございます。
ゴールまでの紹介、ガンバッテUPさせました。
引き続きご覧いただけたらと思います。
では、又♪
投稿: ぶんぶん | 2011年11月13日 (日) 11時37分