秋風サンポリング♪ 白岡町・柴山沼
日差しも柔らかくなった土曜日(9/10)、近くの柴山沼までサンポリングして来ました。 目的地までは10kmくらい、時間にして1時間くらいの距離です。 とは言っても、いつもながらの途中下車して撮影しながらのぶらり旅ですので、倍以上の時間がかかりますが・・・(笑)
今回のサンポリングのB.G.M.はこの歌
「少し遠出をしてみませんか」 浦部雅美・唄 http://www.youtube.com/watch?v=4hlPuFHFyRQ
是非、別窓(タブ)で流しながらご覧いただけたらと思います。
サイクリング・ロードの入口の「葛」の垣根。 用水沿いのフェンスに、びっしりと蔦が這っています。
秋の七草のひとつ、「葛」の花です。 藤の花を立てたような花です。 根を乾燥させ、粉にして「くず粉」にして『葛餅』などに使われます。
道の両側は田んぼが続いています、中には刈取りの終わった田んぼもちらほらと見られます。
用水沿いの桜並木、紅葉が始まっています。 気の早い葉は落葉も・・・
「アカツメグサ」が点々と続いています。 この花と「シロツメグサ」(クローバー)その昔オランダ人が輸入品であるガラス器のクッション材として使われたところから「詰め草」の名が付いたとか。 お隣は「数珠玉」昔お手玉の中の詰め物に使いましたよね。 もっと昔には、本当に「数珠」の珠として使ったところからの命名とのことです。
イナゴの姿も見られます、反対側には「斑入り」の葉のススキも風に揺れています。
少し行くと、「黄花コスモス」の続く一角にでました。 やっぱり「秋」ですね。
秋の彼岸時期に咲くことから「彼岸桜」、蕾も花びらもまだ小さいです。 今月末から来月が見頃かと思います。
韮の花が沢山咲いています、白い小花が一本の茎に群れています。
空は抜けるような青空で、日差しも厳しいですが、頬に感じる風は完全に「秋風」です。
今年もありました、「蒲の穂=ガマノホ」です。 この形から蒲鉾の語源となった植物です。 現在は「竹輪=チクワ」がこの製法で残っています。 「蒲団=ふとん」の蒲は、昔は蒲の綿毛(冬になると白い綿毛になる)を綿の代わりに詰めていたことから来ているそうです。 なんか今回は「詰め物」に関する花が続きますね(笑)
「菊芋=キクイモ」この花も秋の名物です。 根に出来る球根から芋の名前が、食用で昔は、よく食べられていたそうです。 懐かしい菊芋料理を出す店がさいたま市にあります。
道の左側は「コスモスまつり」の畑ですが、今は芽も出ていません。 祭りは十月の終わり頃なので、これからが本番です。 少し行くと萩の花が紅白揃って咲いています、この花も秋の七草、風情を感じますね。
「初雪草=ハツユキソウ」の綺麗な花壇が道端に広がっています。 見えますでしょうか、白い小さな花も可憐ですが、何と言っても白い縁取りをした葉が雪をかぶった様で見事です。
「鶏頭=ケイトウ」の花も綺麗な赤を演出していますが、少し暑苦しく感じるのは私だけでしょうか(笑) ヘルシーロードを先に進みます。
田んぼの稲はたわわに実っていますが、「放射性物質」の影響が心配です。 今年は農家の方たちは大打撃でしょうね。 遠くに黒い筋が見えます。
畦道に咲いていた花です。 直径5mm位の小花で、アップもこれが限界です。 調べたのですが、花名が判りません。
黒い筋は、「黒米=クロマイ・クロゴメ」古代米の一種です。 果皮の黒い部分にアントシアニン(ポリフェノール)が含まれていて、視力や肝臓機能に良いそうです。 昨年も見ましたがこのあたりでは珍しいと、通りすがりの農家の方もおっしゃっておりました。 契約栽培しているのでしょうか。
「蚊帳吊草=カヤツリグサ」 三角の茎を両端から咲くと蚊帳のような形状になるのでこの名前が。
古荒川を渡って、少し遅い昼飯です。 休憩所のベンチで日差しを避けて、おにぎりとお茶で、お腹と喉を潤します。 腕を見ると白い結晶が、舐めてみると「塩」でした(笑) 水分はここまで7~8km地点で、1リットルの補充、塩の補充はおにぎりの塩では足りないでしょうね。 休憩終わり! サイクリング・ロードを外れ農道を「柴山沼」へGO!
「ガーベラ」でしょうか、いろいろな色が密生してにぎやかな畑の花壇です。 ※この花は「ジニアリネアリス」では、とのご指摘を受けました。 どうやら、そのようです。
秋の七草「桔梗」も咲いています。 秋の七草の覚え方 「お好きな服は」 女郎花、薄、桔梗、撫子、藤袴、葛、萩になります。 私は萩、尾花(薄)桔梗、撫子、藤袴、葛、女郎花と韻を踏まえての覚え方でした。
はい、やっと「柴山沼」に到着、休憩を兼ねてメールで友達にご機嫌伺い(宣伝?)です。 スポーツドリンクの補充もして水分補給の小休止。 水面を渡って来る風が火照った身体に心地良いです。
何回も来ていますので、今回はさらっと半周して帰ることにします。
沼の周りにはベンチが点在していて、散歩コースの休憩に便利です。 湖面(沼面?)を長閑に鴨が滑って行きます。
菊芋の丘を越えて、三角屋根の上の秋空を眺めて、のんびりペダルを漕いで行きます。
「木槿=ムクゲ」の花を横目で見つつ、そう言えば「ハイビスカス」に似てますね。
少し寄り道(古本屋さん)して、表に出るともう「夕暮れ時」、月は東に日は西に・・・
最後までお付き合いありがとうございました。 柴山沼行、終幕です、次回またよろしくお願いいたします。
では、又♪
| 固定リンク
「サンポリング」カテゴリの記事
- お花見サンポリング♪(2018.03.26)
- 桜見散歩!(2017.04.05)
- 大宮・市民の森 続き(2016.02.21)
- ある日の大宮・市民の森♪(2016.02.12)
- ある一日♪(2015.12.16)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
こんばんは。
早速おじゃまさせていただきました。
いつもながらいい写真ですね。
今日は大宮ソニックで展示即売会というのがあって、朝もはよからスタッフで会場設営。(これがあなた、重労働なんです)一日、受付をやって、さっき家に帰ってきました。
ぶんぶんさんの写真に癒されました。
ベンチ、鴨、左右対称的な湖面、そしていつもの素敵なラストシーン・・・。
ほんとうにありがとうございます。
楽しみにしています。
投稿: MASAE | 2011年9月11日 (日) 22時18分
ま~ちゃん、こんばんは♪
お仕事、お疲れ様でした。
一日の終わりに、ご一緒出来て大変うれしく思います。
秋空、秋風、秋の花・・・
確実に季節は秋に変わっています、暑い暑いも、もう直ぐ
終わり、「暑さ寒さも彼岸まで」ですね。
次回のお題は何にしましょうか。
いつもありがとうございます。
そろそろ月見で一杯が嬉しい季節です(笑)
では、又♪
投稿: ぶんぶん | 2011年9月11日 (日) 23時14分