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2011年6月27日 (月)

中山道・桶川宿 通り雨♪ 埼玉県・桶川市

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べに花ふるさと館から循環バスに乗り、15時過ぎに駅前に戻って来ました。 朝方の「午後早めに帰る」の予定もどこ吹く風で、雨が降ったり止んだりの桶川宿を散策します。

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駅の南側、上尾宿から桶川宿に入る「木戸跡」の石碑です。 これより宿場内に入ります、すぐ先には今は珍しい「火の見やぐら」が建っています。

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通りの左側に「竹村旅館」があります。 江戸時代からの建物で当時「旅籠」を営んでいました。 現在もビジネスホテルとして健在です。 当時の間取りは残っていますが建築法の関係で宿泊は奥の洋間のみとのこと。

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桶川名物「べに花まんじゅう」の「べにっこ」さんの建物、小売りはしていないそうです。 この建物も趣がありますね。

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矢部家の蔵造り商家。

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「島村老茶舗」嘉永七年創業の老舗です。 軒上の看板が時代を物語っています。

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「紅花商人・矢部家」の蔵造りの建物。 明治初期に川越の蔵造りを経てた棟梁を招いて建築したものだそうです。 そういえば川越の蔵造りの建物と似てますね。

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矢部家の通り向かい[小林家」です。 江戸時代に旅籠だった建物、今は半分が建材店、半分が喫茶店兼アンティークショップ。 ここは宿場のほぼ真ん中、帰りにお茶を飲むことにします。

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矢部家を横側から観た図です。

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「中山道宿場館」桶川観光協会です。 ここに来れば桶川の事がなんでも判ります。 係りの方も親切で、休憩所としても利用できます。 3色刷りの浮世絵版画の体験やいろいろなサービスがあります。 今回は「べにばなの種」をいただきました。 庭に蒔いてみましょうか。 「桶川も紅花の時期を過ぎると寂しくなる」「以前は川越みたいに蔵造りが沢山あった、自己での保存が難しく普通の家屋になってしまった」など、桶川の今昔を聞かせていただきました。 旅は通り過ぎるだけではもったいないですね、是非、地元の方のお話しを聞いてください。 ガイドブックには無い情報がいっぱいです。

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曹洞宗・大雲寺。 「女郎買い地蔵」があります、夜な夜な女郎を買いに行く地蔵に鎖を掛けて動けなくしたものです。若い修行僧への戒めのためとの説話があります。

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地蔵は撮る暇が無く、鐘楼と山門にて失礼します。

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鴻巣宿への宿外れ、北の木戸跡です。 後ろは今福屋さんの製麺工場。 通りの向かいの店舗で食べるうどんも「早い、安い、美味しい」と3拍子揃ってます。 昨年は、お向かいのお店の表のデッキで「うどん」をいただきました。 雰囲気も一緒に美味しかったです。

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木戸跡に行く手前の歩道橋。 この下が「一里塚」の跡とあります。 日本橋より桶川は42kmといいますから、10里になるのかな。

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はい、宿場の北の外れです。 木戸跡の石碑が建ってます。 ここから駅方面に道路の反対側を戻ります。

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歩道橋の下に赤レンガの建物があります。 かなり古いもので酒蔵として使われていたとのこと。

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皇女和宮も一夜を過ごした「本陣遺構」、残念なことに民家なので一般開放はしていない。

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瓦屋根を突き破って飛び出した「煙突」が珍しい建物。 後から煙突を経てたのでしょうか。

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「桶川宿本陣遺構」 幕末には水戸藩主徳川斉昭も宿泊、明治天皇も行在所と説明板にあります。

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はい、小林家に戻って参りました。 ここで「お茶」にします。 住居表示は「美術品商」となってますね。

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窓ガラス窓越しに矢部家を望みます。

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店内風景です、アンティーク商品が所狭しと並んでいます。 アンティークな公衆電話も健在です。 NTT山梨が売りに出したものとか、もちろん現在も掛けられますよ。

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アイスコーヒーをいただきながら、昨年はご主人に、今年は奥様にお話しを聞きました。 住居は内装を新しくしたので昔の旅籠の面影はほとんど無いとのこと。 ただ、二階への手すりとか二階から一階を覗ける隙間とか、昔の暮らしを感じる場所は少し残っているそうです。 向かいの矢部家は川越の蔵造りの棟梁が建てたとの情報も、また現在は無住でお祭りの旅所になったり、選挙の事務所に使われたり活躍しているそうです。 家人が時折り風を入れに来るそうです。 

それと、この建物は昭和初期に何軒か先の「伊藤医院」が所有していたもので、当主同士が仲が良かったので、「建材屋なら街中より街道の角地の方が便利だろう」と家屋を交換したのだそうです。 すごい太っ腹ですよね、ですから旅籠の子孫が住んでいる訳では無かったのです。 旅籠から医院にそして現在建材店&古美術商という家族が住んでいるという次第です。 ねっ、聞いてみないと判りませんね。 寄り道も「旅」の楽しみですよね。

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小林家から同じ道路沿い2~3軒駅寄りに「伊藤医院」の建物がありました。 昔はここで小林家が建材店を開いていたのですね。 なるほどトラックなどは止め辛いですね。 斜め向かいの店舗「島村老茶舗」の看板です、雰囲気たっぷりです。

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「島村老茶舗」さんの路地の奥まったところに「島村家住宅土蔵」があります。 

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島村家は屋号を「木嶋屋総本家」と呼ばれ、紅花と穀物問屋で財を築いた豪商です。 この土蔵は天保七年に建てられました。 ご存知「天保の大飢饉」の年です、この三階建て土蔵は人々に仕事を与えるために建てられたことから「お助け蔵」と言われたそうです。 中の見学は毎月第一土曜日のみとのことで、今回は観られませんでした。 次回機会を作って再訪したいと思います。

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こちらの「銀木犀」の木も天保年間から立っているものとか、樹齢180年くらいですかね。 なんでこんなことを知っているかというと、これまた偶然にも現在のご当主が庭仕事に出てらっしゃって、お声を掛けていただいたのです。 この木の株分けでいろいろな場所に天保の銀木犀が広がっているそうです。 根元のお稲荷さんも健在です。 今回はいろいろな方たちにお話が聞けて大変有意義な桶川宿巡りでした。

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「べに花ふるさと館」で真岡の方にいただいた「お米」と゜中山道宿場館」でいただいた「べに花の種」です。

そろそろ、「中山道・桶川宿巡り」ともお別れです、お土産の「べに花まんじゅう」と「べに花カステラ」をご覧いただいて幕を下ろしたいと思います。

いつもながらの長口上にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

では、又♪

End

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コメント

こんにちは♪

中山道・桶川宿は、ぶんぶんさんのお家から
近い所にあるのですね
町並み・・写真で楽しませて頂きました♪

ただ通りすぎるだけじゃなく
寄り道しながら・・いろんな方とのふれあい
旅の楽しみを充分堪能しながら
知識を深めていくぶんぶんさんは
とっても素敵だなぁ~happy01

↓ 紅花の元気色と共に
桶川宿の詳しいレポートで
ガイドブックには無い情報
いっぱい教えて頂きました
ありがとう~(◎´∀`)ノ

投稿: kei | 2011年7月 3日 (日) 18時19分

keiさん、こんばんは♪

桶川は自宅から大宮に出て、高崎線で4つ目の駅です。
乗り合わせがうまくいけば、30分も掛かりません。

情緒のある街並み、そこに住んでいる人の話を聞くのは
楽しいですね。
単なる絵はがきの風景が、営みのある情景に変わる感じ
がします。
こんな時は、通り雨さえ愛おしく感じます。

いつもお心遣いをありがとうございます。
では、又♪


投稿: ぶんぶん | 2011年7月 4日 (月) 23時19分

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