手拭いに愛をこめて♪
先日、机の中を整理していたら、昔いただいた「手拭い」が出て来ました。 手拭い、今は使いませんね。 ハンカチかタオルでしょうね、「手拭い」という言葉自体が「死語」でしょう。 昔は、引っ越しの挨拶や快気祝いなどに使われました。 そうそう、「お年賀」の定番でしたね。 今は進物用=プレゼントに使うのは、歌舞伎役者か噺家さんくらいでしょうね。 そんな手拭いのあれこれです。
先ずは、「東海銀行」の「お年賀」です。 前に勤めていた会社が銀座6丁目で「東海銀行・銀座支店」近くでした。 お昼休みに同行のギャラリーに行くのが楽しみでした。 普段は「東海道五十三次」(同行所蔵)や「江戸名所百景」が品替わりで展示されていました。 来場記念に絵はがきをいただくのですが、すべて集まる前に同行は合併になりギャラリーも消えてしまいました。 そんなギャラリーの一月の「お年賀」が手拭いだったのです。
毎年干支にちなんだ「郷土玩具」がモチーフでした。 この年は岡山・吉備路の張り子の牛です。
翌年は「浜松の張り子の虎」です。 これ以後の絵柄が無いので、この年を以ってギャラリーの閉鎖かと思います。 時折り浮世絵版画の多色刷りの実演もあったりして、貴重なギャラリーでした。
大好きな「佐伯泰英」氏の光文社文庫「夏目影二郎・狩りシリーズ」のフェアに応募して当選したものです。 シリーズの各タイトルが染め抜かれています、当然現在はタイトルも増えています。
「左近太郎」とあります、手拭いというよりハンカチに近い正方形です。 どこかのお店でいただいた記憶が・・・ あっ、思い出しました、会社の人の送別会を開いた銀座の京料理のお店です。
「鈴々舎わか馬」さんのものです。 師匠「鈴々舎馬風」さんの、そのまた師匠「柳家小せん」を昨年9月に襲名した噺家さんの手拭いです。 これは若い噺家さんを贔屓にしている会社の先輩からいただいたものです。 今となっては貴重な逸品です。
これは、講談社発行の「必殺マガジンDVD」の全巻購読のプレゼント品です。 全巻購入したらオリジナルグッズプレゼントとありましたので、何が来るのかと期待していたら、これでした(笑) ひどく、がっかりした記憶があります(笑)確かにオリジナルグッズですが・・・ 必殺シリーズのタイトルロゴが網羅されています。 それがどうした、すべて知ってるわい! あははっ
以上、机の中の秘蔵品(死蔵品?)でした。
いつもありがとうございます。
では、又♪
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コメント
お邪魔します。
そう言えば昔、手拭いをよくいただきましたね、
今の子どもに、手拭いと言っても、通じないと思います。逆にどんな布でも、「タオル」と呼んでしまいますよ。
私も手拭いは好きで、旅先でよくお土産に(自分用)買います。和柄が風情があっていいですね。
渡世人が一宿一飯の仁義をきるとき、親分宅に一本の手拭いを贈答するというしきたりも、(出立するとき、また返してもらうんですが)何となく関係があるのかな、と思います。
「手拭い」や「ふきん」……日本情緒を伝える小物として大事にしたいものですね。
投稿: お夕 | 2011年6月26日 (日) 09時41分
どれも素敵な柄ですねー、よく大事にとってあるものだと感心してしまいました。
最近は「手拭い」もちょっとしたブームで、専門のお店もありますね。
実に色々な柄があり、見ているだけで楽しいです。
でも、1本1000円から1500円位して、結構なお値段です。
夏はがさばらないし、汗をよく吸い取るし、すぐ乾くし、応用がきいてとても便利です。
私は、頂き物の手拭いの、柄のきれいなのは汗拭き用にして、宣伝のは台拭きに使ったりしています。
投稿: しいか | 2011年6月26日 (日) 10時15分
お夕さん、こんばんは♪
手拭いをお使いですか?
自ら、お買い求めも・・・
やはり、「和」の風情を愛する人は未だ健在ですね。
私は、いただくことが圧倒的です。
愛用は「ハンカチ」ということになってます。
バンカラっぽく、♪「腰に手拭いぶら下げて~」なんて
やっても、今じゃ「石器人」かも(笑)
下駄に手拭い、明治の書生さんぽくって憧れますが・・・
「姿三四郎」の世界ですね。
いつもありがとうございます。
では、又♪
投稿: ぶんぶん | 2011年6月26日 (日) 17時49分
しいかさん、こんばんは♪
しいかさんも、ご愛用ですか?
そうそう、いただいた宣伝入りの手拭いは、布巾にして
いましたね。
同じ柄の手拭いで浴衣を作った人もおられました。
赤ちゃんの「おしめ」とかにも使いましたよね。
手拭い専門店もあるのですか?
洋服(着物なら尚更)に合わせての色遣いなどお洒落
ですよね。
そういえば、「風呂敷」の便利さも見直されて来て、
昨年辺り雑誌等に取り上げられていましたね。
テレビの「和風総本家」辺りが火付け役かも。
手拭いは大事に取っといたのでは無く、仕舞い込んで
あっただけなのです(笑)
使わなければ、上げるか捨てれば良いのですが・・・
ダメなんですね~(笑)
いつもありがとうございます。
では、又♪
投稿: ぶんぶん | 2011年6月26日 (日) 18時05分