秋の夕暮れ・盆栽村から「市民の森」へ♪

漫画会館を後にして、盆栽村の「四季の家」で、見学を兼ねて小休止です。

ここは漫画会館のすぐ近くの、公共の「休憩所」です。　盆栽村や大宮公園、氷川神社や漫画会館などの散策で疲れた方に、ちょっと一服していただく休憩所。　トイレはもちろん、母屋の土間で飲み物（自動販売機があります）やお弁当（ご持参下さい）を広げて寛げる施設です。

縁側で寛ぐも良し、中に入って土間の卓でゆっくりも良しです。　板の間には囲炉裏が切ってあり、自在鍵がぶら下がっています。　この自在鍵、部品に謂れがあり、天井付近に火伏せ（ひぶせ）の松の枝があり、竹の胴に調整用の鯛の留め具、鍵の部分は「慈姑」（くわい）の曲がり枝を使用しています。　それで「末代までも喰わせ申そう」という意味付けになるそうです。　末代（松と鯛）　喰わせ（慈姑）　申そう（孟宗竹）という訳です。

玄関横の中庭の佇まいも落ち着いた雰囲気です。

この「もみじ」が紅葉したら一幅の画になりますね。

和室を廻って前庭へ、土間からの見た前庭の景色も併せてご覧下さい。

前庭の濡れ縁と、そこからの眺めです。

駐車場横の東屋です。　ここでは喫煙可能です、他は家内はもちろん、邸内全て「禁煙」です。　ここからも母屋に入れます。　ちなみに２部屋ある和室（11畳と12.5畳）は会合や打ち合わせに利用が可能です。　9時から21時30分までの時間帯によって料金が違いますが、約３時間くらいで２２０円から４５０円で借りられます。　お花、句会、お茶会などに利用される方が多いようです。

はい、いつもの「さいたま・市民の森」です。明日が「区民の催し」なので色とりどりのテントが設営されています。

園内の木々も色づいて来ました、モミジはさすがに未だですが。

秋を感じながら園内をゆっくり散策します。　明日に備えてステージ前にはベンチがずらり、ちゃっかり座って休憩している人もいます。

柔らかい日差しと広々とした芝生、心が落ち着きますね。

久しぶりに「りすの家」に寄ってみました、暖かい日差しにリスたちも活発に動き回っています。　気を付けないと「通路」に飛び出るリスを踏みそうになるくらいです。

動き廻っては、口をモグモグ。　冬ごもりの準備でしょうか、それとも夕食タイムでしょうか（笑）

ちよろちょろとすばしこいので、なかなかシャッターチャンスもありません。　落ち着いたと思ったら、子供たちの歓声と足音で逃げてしまいます。　ここは、子供たちとリストとの出会いの場ですから、そちら優先ですね。　楽しげな声があちこちで飛び交っています。

「リスの家」前に「冬桜」の花が咲いています。　周囲の紅葉とマッチして色合いが鮮やかです。

影が次第に長くなって参りました、秋の陽は釣瓶落とし・・・そろそろ出口に向かいましょうか。

ススキの穂も西日を受けてキラキラと輝いています、色づいた葉も陽に透けるようです。

色とりどりの木が見事なグラデーションを奏でています。　振り返った園内はすっかり秋色です。

「見晴らし公園」の風車を観ながら、真っ赤に色付いた「柿」がたわわに実る農道を帰路に着きます。

昼前に出発した半日コースですが、たっぷり遊べました。　芸術から自然まで「秋色」に染まった休日でした。　次回は、もっと秋色の濃い風景が観たいですね。

いつもありがとうございます。

では、又♪