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2010年9月13日 (月)

ちょっとそこまで、秋を探しに♪ 足立区都市農業公園

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昨日の土曜日(9/11) 足立区の「都市農業公園」というところに行って来ました。 動機は「秋の七草」をPCにて検索していたところ、「秋の七草・勉強会」という記事を見つけました。 勉強会は終わっていたのですが、七草を見られるかもと出かけた次第です。

「足立区都市農業公園」は足立区鹿浜二丁目にある、「自然と遊ぶ・自然に学ぶ・自然と共に生きる」をコンセプトにした、自然農業公園です。

敷地面積・66,765㎡(河川敷緑地を含む)の広大な公園に四季の草花が咲いています。 開園時間は午前9時から午後5時まで(年末・年始を除く)毎日開園しています。 ただし敷地内の管理棟や農家・長屋門、レストランなど管理施設は、毎週水曜日が休館日です。

交通は京浜線の「赤羽駅」「川口駅」からバスで15分くらい、東武伊勢崎線の「西新井駅」、都営日暮里舎人ライナー「西新井大師駅」、東京メトロ南北線「赤羽岩淵駅」からもバスで行かれます。

駐車場も普通車160台・大型バス6台の広さです。 普通車30分無料・以後30分毎に100円かかります。

四季折々の花が見られますが、「春の花まつり」の時期は園内の約50種300本以上の「桜」が咲き、園内中央の芝生広場にはワシントン・ポトマック川河畔から里帰りした33種87本の「五色桜」が、白や黄色、赤にピンクと艶を競います。

では、冒頭のMAPをご覧いただきながら、園内散策とまいりましょうか。

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JR「赤羽駅」東口 午前10時24分発の「西新井行き・荒川大橋経由」で出発です。 車窓からは「赤羽教会」の塔が見えます。

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「鹿浜5丁目」の停留所で下車します。 真っ直ぐ行っても園の正門に着きますが、目の前の堤防に登り、芝川沿いを川風に吹かれて行こうと思います。 堤防の上は「サイクリングロードで、自転車の時計のモニュメントがあります。 荒川の堰が遠くに見えます。

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「川鵜」でしょうか、水面に羽を休めています。 正門反対側の入り口から入ります、管理棟の前に来ました。

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都市農業公園の正門です。

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管理棟の前の広場を抜けて芝生広場の外周をハーブ園方向に向かいます。 休憩広場の先に紫の草が続いています。 露草の一種で「紫御殿」というそうです、花も葉も綺麗な紫です。 朝の清々しい時間に見たい花ですね。

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「鶏頭」の花が鮮やかなピンクに輝いています。 隣の「鳳仙花」も元気です。 日陰には「初雪草」が白い葉を涼しげに揺らしています。

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芝生広場の隣の遊水地です。 この池は雨水を溜めて濾過し、園内の植物に給水します。 また、芝川の氾濫に備えて貯水池の役割もあるそうです。

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葡萄棚の休憩所から水田越しに「茅葺き民家」と「長屋門」を臨みます。 民家の入り口に懐かしい「赤い丸ポスト」がありました。 ここに手紙を入れたら、昔の初恋の人に届くでしょうか(笑)

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向かって右手に「長屋門」があります。 武家の警護の者や門番が宿舎にしていたもので、門の両サイドが長屋になってます。

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芝生広場側見た長屋門です。 この長屋門、元々は武家のものでしたが、江戸時代後期に入ると地主農家の中にも長屋門を構える例もありました。 この門は、谷中の浅野久右衛門さんの所有で俗に「谷久門」と呼ばれ、明治30年ごろ建造されたものだそうです。 昭和11年に増野製作所が浅野家から譲渡され、平成12年まで青井5丁目に保存されていましたが、区画整理のため平成13年に都市農業公園に復元移築されたものです。 指定有形民俗文化財です。 当時の農家の長屋門としては立派なものです。 門の隣には 通用門もあり、近くには郵便受けもあります。

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江戸後期の建築で、間口八間、奥行五間、屋根は寄棟造りの茅葺きです。 旧和井田家の住居で建替えのため区に寄贈されました。安永二年生まれの当主・半兵衛さんの時代に建てられたとか。 何回かの修改築の跡があり、台所の改修や瓦葺の庇、廊下の設置などが見られます。 昭和59年の開園に伴い、移築され一般に公開されています。 平成19年に茅葺きの葺き替えが行われました。 長屋門と同じく「指定有形民俗文化財」です。

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茅葺き屋根の立派な佇まいです、外の壁には農機具や種にするのでしょうか、トウモロコシやタマネギか吊るしてあります。

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入り口を入ると、左手が座敷、板の間に囲炉裏が切ってあります。 右手が台所、土間は煉瓦敷きです。 天井の梁も立派です。

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座敷も綺麗に保全されています。 最後の画像が明るいのは表の縁側から撮ったためです。 残念ながら、座敷は立ち入り禁止です、土間までは立ち入りOKです。

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笹の葉が涼しい風を運んで来ます、古民家横手の竹林です。

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表の縁台に座って小休止。 左が長屋門、右手に竹林を眺めて冷茶で喉の渇きを癒します。

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竹林側を伝って民家の裏側へ、釣瓶井戸も残っていました。 昔の井戸は台所に近い裏庭にありました。 私の生家もこんな感じの茅葺き農家でした、間取りはもう少し多かった気がします。井戸の位置もこんな感じでした。

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「見晴らしの丘」の上のレストラン、前方には水田や畑が見えます。 蝶を採っているのでしょうか親子連れが網を振っています。 遠くに見えるのは「首都高速・川口線」です。

で、これからレストランで「ジャンボ・チキン・カツカレー」と対面、ハープ園や昔の農機具展示室、芝生広場と続くのですが、それは次回のお楽しみということで、今宵はこの辺でお別れです。

いつもありがとうございます。

では、又♪

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