ご報告が大変遅れました、三が日の最終日の3日に埼玉県・草加市へ「七福神詣で」に行って参りました。 自宅から電車を乗り継ぎ約1時間の距離にあります。
市内の半径1kmに点在していますので、サクサク廻れば1時間以内でもお参り出来るショート・コースです。 写真を撮ったり、いろいろ覗いての私でも1時間半くらいで廻れました。
午前10時、草加駅に到着。 東口駅前のロータリーには「石清水」のモニュメントがお出迎えです。 大理石の表面を絶えず水が流れています、街づくりの源流と河川環境の向上のシンボルマークです。 そういえば市内を流れる「綾瀬川」は全国ワースト1に挙げられたことがありました。
駅から一番近い「八幡神社」(はちまんじんじゃ) 豊漁・豊穣の神様「恵比寿」様が祀られています。
商店街の真ん中の路地にあります。中は想像していたより広々としています。
二番手は「三峰神社」(みつみねじんじゃ) 「寿老人」長寿の神様です。
県道沿いにひっそりと佇む神社です。 埼玉県秩父市の「三峰神社」を本山とした、山岳信仰の神様です。 写真は周囲・本殿・本尊という並べ方にしました。 最初の「恵比寿」様のご本尊を撮り忘れてしまいました。 というか、ここでご本尊が確認できたので、これからは写真に収めようかと気付いた次第です(汗)
流石に「日光街道」の宿場町です。 移動中も昔の風情を漂わす建物がそこかしこに点在しています。 最後の写真の建物の前には「草加神社跡」の石柱が立っています。
高層マンションの谷間にひっそりと、しかし威厳を持って佇む風情が今昔を感じさせてくれます。 この建物の向かいが三番手の「回向院」です。
「回向院」(えこういん) 長寿・富貴・招福の神様「布袋」様が祀られています。
本堂には「阿弥陀」様や善導大師、法然上人、本堂外陣には「お不動様」と呑龍上人が祀られています。
日光街道の石碑を見ながら、昔の町並みを歩いて駅方向に戻ります。 真ん中の建物が市の保存景観「藤城家」でしょうか、いろいろ廻って同じような建物を観ましたので確定出来ません。 位置的にはそうだと思いますが、パンフの写真と違うような・・・ 長い商店街の途中に次の目的地「氷川神社」が見えて来ました。
「氷川神社」(ひかわじんじゃ) 商売繁盛・福の神の「大黒天」が祀られています。
商店街の奥まった社に「大黒様」が鎮座しています。 そろそろ参拝客が増えてきて、お参り・写真・本尊覗き と、モタモタしている私に「お邪魔虫」の視線が背中にヒシヒシと・・・ とはいえ、初詣ですので、皆様笑顔でお許しをいただきました。 ささっ次に向いましょっ(笑)
商店街をそのまま北上、ときたま出会う古民家と今は珍しい「円柱ポスト」など眺めながら暖かい春の陽の宿場町をぶらぶら。
ほんと、昔の風情がそこかしこに残っています。 今時「パーマ」の看板って見かけます?(笑) そんなところも「あったかい」感じがしてココロもぽかぽかしてきます。 次のお寺さんの「東福寺」の参道が見えて来ました。
「東福寺」(とうふくじ) 戦いの神様・守護神の「毘沙門天」が祀られています。
草加宿の祖とされている「大川図書」(おおかわずしょ)が創建されたと伝えられる「東福寺」です。 立派な本堂・山門・鐘楼は江戸時代の建造物で、市の指定文化財になっています。
境内には、「ふれあい仏足石」と「持ち上げ不動尊」が並んであります。 仏足石は、そのまま御仏と直接触れあい願を掛ける、「不動尊」は台座の下に手を入れて渾身の力を込めて持ち上げると「大願成就」とか。 私? 流石に裸足で乗る勇気はありませんでした。 この「引っ込み思案」が運を逃しているのかもしれませんね(笑) ささっ次へ。
「谷古宇稲荷神社」 (やこういなりじんじゃ) 幸福・俸禄・長寿の三徳を備えた神様「福禄寿」を祀ってあります。
商店街を横切り、県道を渡ると六番目「谷古宇稲荷神社」は直ぐです。 住宅地の奥まったところにある「お稲荷さん」です。 ここも沢山の家族連れの参拝客で賑わっています。
神社の裏手から「伝右川」沿いを歩いて、取水場の前の橋を渡り、「綾瀬川」沿いを行くと最後の目的地「出世弁財天」に到着です。 綾瀬川沿いは桜並木になっていて、春の行楽シーズンも楽しそうです。
「出世弁財天」 (しゅっせべんざいてん) 音楽・弁才・財福・知慧を司る女神さま「弁財天」が祀られています。
綾瀬川堤防脇に社があります。 参詣は階段を下ってお参りです、普段は登ってが多いのでちょっと新鮮な感じです。 ここのご本尊は暗い社の中に鎮座しておりまして、撮影が困難な女神様。 恥ずかしがり屋さんなのかも知れません(笑) フラッシュを焚いても細かい格子扉に遮られ、何とか見られるのがこの一枚です。
これで、「七福神めぐり」は完了したのですが、この時点でまだ12時前、川の向かいの「札場河岸公園」で喉を潤し、食後に市内見物をしようと決めました。 お土産の「煎餅」も買い求めなければ・・・
という訳で、次回「日光街道・草加宿」にて、再びお目に掛かりたいと存じます。
いつものお付き合い有難うございます。
では、又♪
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