今宵は愛読書というか、共に青春を駆け抜けて来たというか、国際情勢を学んだというか、いつもそばにいた「ゴルゴ13」についてのお話です。
「READERS CHOICE BEST13 OF ゴルゴ13」
さいとう・たかお/さいとう・たかおプロダクション/著
発行/㈱小学館 2002年1月・初版
定価 本体1,800円+税
「ゴルゴ13」は1969年連載開始から現在まで40年という長期連載の劇画です。 一冊目は、現在では500話を超えるエピソードから(この本が発行された時点では470話超)読者が選ぶベスト13話を収録。 単行本にして150冊以上発行(リイド社)されていて何処から読めば良いのか、どんな話なのか、など初心者から手元に置きたい一冊をとの愛読者まで、この一冊がベストオブベスト。 私は連載誌(ビッグコミック)で愛読しておりますのでコミックスは持っていません。 でも、この本は買ってしまいました。 全ページ数1300ページを超える超厚本、一気にゴルゴの世界に引き込まれます。
<収録作品> 第一位 日本人・東研作
第二位 ビッグ・セイフ作戦
第三位 芹沢家殺人事件
第四位 病原体・レベル4
第五位 G線上の狙撃
第六位 毛沢東の遺言
第七位 沖縄シンドローム
第八位 海へ向かうエバ
第九位 バイオニック・ソルジャー
第十位 36000秒分の1秒
第十一位 ミステリーの女王
第十二位 白い巨人
第十三位 AT PIN・HOLE!
著名人投票者として、秋本治、つかこうへい、鳥越俊太郎各氏のベストとインタビューと読者投票ベスト30の集計結果も収録。 ちなみに、発行された2002年は平成13年、ゴルゴ・イヤーとして関連商品が数多く出されました。
「さいとう・たかおセレクションBEST13 OF ゴルゴ13」
さいとう・たかお/さいとう・たかおプロダクション/著
発行/㈱小学館 2003年12月・初版
定価 本体1,800円+税
あれから1年、ゴルゴ13連載35周年+さいとう・たかお画業50周年記念で再びベスト13が発行された。 今回は著者自身が選ぶベスト13!
<収録作品> 死闘ダイヤ・カット・ダイヤ 檻の中の眠り 二万五千年の荒野 MOSCOW DOOL すべて人民のもの ルート95 マークのリクエスト 落日の死影 夜は消えず ジェットストリーム 駅馬車の通った道 神に送られし物 BEST BANK 著名人として、大谷昭宏、DO AZ INFINITY、齋藤孝、船戸与一各氏のベストとインタビューとさいとう・たかおのロングインタビューを収録。
「各界著名人セレクションBEST13 OF ゴルゴ13」
さいとう・たかお/さいとう・たかおプロダクション/著
発行/㈱小学館 2008年4月・初版
定価 本体1,900円+税
ゴルゴ13アニメ化+連載40周年記念で出版された各界著名人13人が選ぶベスト13。
<収録作品> 動作・24分の4=舘ひろし 銃殺人ひとり=秋本治 見えない翼=浅草キッド・玉袋筋太郎 白龍昇り立つ=山野井泰史 穀物戦争・蟷螂の斧 汚れた金=福井晴敏 ミステリーの女王2=小川直也 PKO=谷垣禎一 白夜は愛のうめき=富野由悠季 バスク・空白の依頼=秋元康 五十年の孤独=佐藤優 ロックフォードの野望=眞鍋かをり モスクワの記憶=高野孟 デロスの咆哮=浦沢直樹 各氏のインタビューを収録。
各巻1300ページを超える極厚本、しかも収録作に重複無し。 重複無しは嬉しいが、そんなにうまく各人のベストが分かれるのでしょうか。 最初の読者投票は別として、2冊目3冊目は重複しないようにセレクトした感は否めません。 しかし、500話以上から選りすぐった39作品、読み応えがあるのは確かです。
「オフィシャルブック THE ゴルゴ学」
ビックコミック特別編集プロジェクト/著
発行/㈱小学館 2000年12月・初版
定価 本体1,800円+税
さいとう・たかおデビュー45周年&「ゴルゴ13」400話記念に出版されたもの。 連載32年、2000ショットを超える狙撃から「ゴルゴ13」の軌跡をたどるデータブック。 狙撃のテクニックからベッドテクニック、その収入と支出、銃器の検証などあらゆる角度からデータ解析したゴルゴ本です。 つかこうへい、竹熊健太郎、勝谷誠彦、手塚眞、各氏の寄稿文と鈴木邦男氏によるさいとう・たかおロングインタビュー、カラー描き下ろし「武器屋の長い午後」を収録。 徹底付録として全400話+増刊63話のリストとストーリーも併せて収録。
以上、「ゴルゴ13」ベスト本のご紹介でした。 長い連休の合間にドップリとゴルゴに浸るのも一興かも・・・
では、又♪
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