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2009年3月

2009年3月29日 (日)

築地・花めぐり・・・その後♪

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花めぐりも一週間も過ぎると、花も変わってきます。 ということで、今の庭園から最新情報をお届けします。

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先ずは、「陽光桜」のその後です。 すっかり花が開き、先週末はチラホラと花びらも舞っていました。 今週は「葉桜」になってしまうでしょう、陽光は咲き始めが早いので、それも仕方ないですね。

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先日の「石楠花」の蕾も花開きました、これからドンドン咲く事でしょう。 ただ、この花は花期が短いので咲いたと思ったら直ぐ枯れてしまいます。 立ち枯れ状態の花は少し淋しいので、出来るだけ見る機会を作りたいと思います。

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「椿」の花も元気です、八重になっていて普通の椿と違うみたいです。 「乙女椿」に似ているようですが、それとも山茶花でしょうか? もともと漢名の椿を山茶花と呼んだそうで、なかなか見分けが付かないですね。

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こちらも、蕾からチラホラ花がほころび始めた「花桃」(唐桃)です。 八重の花びらがプックリ膨らんで今週が見頃でしょうね。

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違う木の「乙女椿」? こちらの方が八重がくっきりしています。

それでは、次回の予告編「川越・桜まつり」の一枚をご覧いただいて今夜はお別れといたします。

では、又♪

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2009年3月22日 (日)

築地・花めぐり♪

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先週の天気の良い昼休み、いつもの築地の庭園を散歩してきました。 木蓮や紫花菜など春を感じての一服でした。

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先ずは、白木蓮から。 少し前までは蕾だったのですが、このところの陽気で一気に咲いてしまいました。 青空をバックに白い花が風に揺れています。

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土佐水木の花が今年もいっぱい咲きました。 ひとつひとつは、小振りなのですが枝に沢山付く様は、優雅で圧倒されてしまいます。

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お次は、何の木でしょうか? 椎の木に見えるのですが、見慣れない花が咲いていましたので取り敢えずパチリ!

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石楠花の蕾も膨らんで来ました、花の咲くのももう直ぐですね。 お隣の木には椿の花がまだ残っています。

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斜面にはムラサキハナナが群れて咲いています、この花を見ると「春だなあ~」といつも思います。 今、空き地とか線路脇はこの花でいっぱいです。

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遊歩道の端には水仙の花がポツポツと点在しています。

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気の早いツツジが、もう顔を出しています。 流石にまだ小さいですね。

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お終いは、ユキヤナギの花です。 群生しているとほんとに雪が降ったようでとても綺麗です。

お昼休み、食後の30分程度の散歩ですが、気分を入れ替えて午後の仕事に向かいます。 これからは外に出るのもおっくうではない陽気になります。 小さな変化を探しにまた来たいと思います。

春が来るのを待っている「この娘」の姿でお別れです。 

いつも有難うございます、では又♪

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2009年3月21日 (土)

銀座に桜を咲かせましょう♪

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「銀座に桜を咲かせましょう」と山形・庄内の農家の方たちなどが、銀座4丁目を中心に桜で埋め尽くす「銀桜まつり」が18日から始まりました。

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先ずは、会社近くの「陽光桜」です。 今年も暖かな陽気に誘われて、早くも花を付けました。 高層ビルと桜花、都会的なアングルでしょ。

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で、夜の銀座4丁目交差点、和光の向い側「ル・カフェ・ドトール銀座4丁目本店」の桜から。 このイベントは、本来剪定されて捨てられてしまう桜の枝を、切り花として再生させて18日から22日までの5日間 「東京マラソン」で賑わう銀座に山形の桜を満開にしようと花き農家、生花中卸業者、花屋の方々が地域農業の再生を目的とした「桜エコプロジェクト」の一環として開催されたものです。

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コーヒーショップの店先が1200本もの桜で飾られて、オープンエアの席では居ながらにして「お花見」が出来ます。 桜の木の剪定には一本数万円かかるそうです、そこで切り花にしたり、燻製用のチップにしたりと、再生しその収益の一部を農業後継者の育成などにも充てるべくプロジェクトを開始したとのことです。

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銀座・和光の横を入った路地の奥の「宝童稲荷神社」 少し判りづらいので晴海通りの角に手書きのプレートがかかっています。 その通りに進めば神社に到着します。 

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はい、ちょっぴり暗い(当然ですが、昼は明るいですよ)路地を抜けると、お稲荷さんが出現します。 ここには300本を飾り、参拝してくれた方に桜をプレゼントしてくれるそうです。 3連休の一日、「東京マラソン」のお帰りにでも立ち寄られては、いかがですか。  22日に合わせて満開になるように、4分咲きの状態で生けてあるとのことです。

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ライトアップされた社に桜が映えます、昼の趣きも素敵なことでしょうね。 ひと足早い「お花見」の銀座の夜歩きでした。 次回「築地・花めぐり」の一枚、「土佐ミズキ」をご覧いただいて、今宵はお別れを。

では、又♪

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2009年3月20日 (金)

09年・春 HOUSE OF SHISEIDO♪

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久しぶりの「HOUSE OF SHISEIDO」です。 今回の飾り付けは何でしょう? 判りますか?

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ちょっと、見辛いかもしれませんが、リップスティック=口紅です。 唇の色に合わせた色ですので、圧倒的に赤系が多いです。 それが春色を象徴していて、何となくウキウキするディスプレーになってます。

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「あせない思い」 資生堂の基本理念、女性の美への「あこがれ」でしょうか・・・

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はい、少し拡大してみました、口紅もこれだけ並ぶと壮観ですね。

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最後の2枚は撮影モードを変えて赤みを強く出してみました。 春色リップです。

 したたかに     し しおらしく

 精一杯の      清楚に決めた

 彩りを        色使い

 どう使うかは     どう思います

 腕の見せどこ     とっとりしてよ

次回、銀座・さくら祭り」の一枚をご覧いただき、今宵はお別れを。

では、又♪

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2009年3月15日 (日)

折句ごころに火がついた♪

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キフジンさまの部屋「折句」なる言葉に出会い、少し(かなり)はまっています(笑) で、私の「拙ブログ」でもご披露して、皆様の秀句を広く募集することにいたしました。 本当は5・7・5の三文字の頭の文字を拾うとお題になるそうですが、現在は5・7・5・7・7が一般的なようです。

では、お手本にもなりませんが、拙句でお眼汚しを・・・

 なごり雪        なんだって

 たたずむキミと    頼んだ事を

 猫ひとり        ネグるのよ

 続く線路に       つくづくあきれる

 雪ふり止まず      YOUの性格

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 振り向いた    ふらついて 

 君の横顔     昨日の夜の

 残り香を      飲み屋街 

 止め置くような   徳利片手に

 泡沫の恋      うなる演歌か

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 身勝手と        水色で

 ずいぶん恨んだ    すいすい紙を

 主さんを        塗りにける

 ルージュ引くたび   留守番の子の

 無理して笑う      無邪気な笑顔

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 とても、好き       飛びついて

 今日もあなたは     キスをせがむか

 のんびりと        のっけから  

 変わらぬ笑顔で    駆け寄ってきて

 寝転んでいる      ねぶるヒナさん

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 独り言          人の世を  

 くり返しては       ぐっと見ていた

 レコードに        連絡船  

 どうすりゃいいのと   ドック離れりゃ

 聞いているキミ     汽笛がむせぶ

という、ところですが、如何でしょうか? こんなの簡単、お茶の子さいさい、と皆様も投句をいただけたらと思います。 またまたバカな世迷言に是非、お付き合いの程をお願い致します。

では、又♪

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2009年3月14日 (土)

春を見つけにレッツ・ゴー♪

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先日の休み、ぽかぽか陽気に誘われて春を見付けにサンポリングに行ってきました。

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初っ端は、自宅を出て直ぐの「梅」の花を横目にペダルを漕ぎ出しました。

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少し行くと、「オオイヌノフグリ」が顔を出していました。 この花を見ると「あ~もう春だな~」という思いがします。

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お次は「菜の花」です、菜の花畑とはいきませんが畑の一角に一叢咲いていました。 黄色が遠目にも、鮮やかです。

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少し行くと、またまた「オオイヌノフグリ」が道端に溢れていました。思わず自転車を止めてパチリ!

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「夏みかん」です、これが春とは言いませんが黄色に吸い寄せられるように思わずパチリ!です。

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白い「沈丁花」を見つけました、それともこれもそのうち、見慣れた「銀色の沈丁花」に変わるのでしょうか。

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隣には、いつもの「沈丁花」が咲いていました。

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少し離れた所に、「桃」の蕾を発見! もう2~3日したら、咲き出すでしょうね。

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もう少し行くと、「梅」の花も咲いています。 梅はそろそろ終わりですね。

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サンポリングの道端は、若草が萌え出ずる早春の風景です。

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「寒緋桜」です。 昔は緋寒桜(ひかんさくら)と言っていたそうですが、彼岸桜と聞き違うので、現在の呼び名になったとか・・・ 淡いピンクが何ともいえず素敵です。

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春を告げる使者の定番、「ふきのとう」です。 てんぷら、おひたし、・・・ですが、ここは私有地なので、見るだけのお楽しみです。

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春の七草のひとつ、「ナズナ」の大群です。 セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、でしたね。 葉っぱが三味線のバチに似ていることと、風に揺れてチャラチャラ音のする事から「三味線草」「ペンペン草」とも呼ばれています。 

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「松」の若葉です、綺麗な緑の葉が枯れた葉の中からグングン伸びていました。

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「サヤエンドウ」の蔓も天に向かって伸びています。

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「馬酔木」の花、葉に毒素があり、馬が食べると酔った様になるとのことから付いた名前とか・・・

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はい、家でお待ち兼ねの「この娘」と桃の花をご覧いただいて、お別れといたします。

では、又♪

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2009年3月 8日 (日)

またまた、気になる本♪

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本棚の整理中、またまた気になる本を発見しました(笑) 先ず最初は、

「こちら北国、山の中」-農家の嫁の事件簿- 文・イラスト 三上亜希子 小学館

埼玉の普通のサラリーマン家庭に育った著者が、筑波大学院生から一転して3世代6人家族の農家の嫁になった最初の1年間を文とイラストでユーモラスに綴るスローライフの勧め。 携帯は圏外、コンビには車で1時間半、戸惑う事ばかりの農村生活、でも「農家って楽しいよ」って毎日明るく暮らす、北国・岩手を舞台とした新米農家の嫁のドタバタ喜劇。 オールカラーページで描かれるほのぼのとしたイラストに癒されるバーチャル体験を是非、体感して下さい。

 

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「田宮模型の仕事」-木製モデルからミニ四駆まで- 田宮俊作 ネスコ発行/文藝春秋発売

今や精密スケール・プラモデルの代名詞とも言われる「田宮模型」の2代目社長の書いた模型創生期の体験談。 ミリタリーモデルの成功の裏にある苦労話、金型に懸ける情熱、実物に近づけるため外国まで取材に、そして、社会現象にまでなった「ミニ四駆」の開発・・・ 模型ファンならずとも読んでみたい男のロマンです。

 

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ここからは、本にまつわる「気になり本」です。

「不良のための読書術」 永江 朗 筑摩書房

いったい誰が本を読んでいるのか、ゴダール式読書法、本は見る前に買え! 本の流通の謎が解けた! 読む本は本屋で決まる 本屋もショーバイ 図書館をしゃぶりつくせ・・・と目次を拾っただけでも本好き、本屋好きにはたまらない一冊。 97年発行とやや昔のものですが、そのイズムは今も変わりません。 さあ、本を読んで不良になりましょう。

 

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「ふるほん文庫やさんの奇跡」 谷口雅男 ダイヤモンド社

誰もが無謀と言った「文庫古本業」をゼロから立ち上げた㈱ふるほん文庫やさん会長の書いた奮闘記。 独創的な営業アイデアで、世界最大40万冊のビジネスにまで成長させた元・化粧品セールス日本一の凄腕、今や文庫の鬼の半生記。 闘病中「文庫本」で救済されて古本文庫専門書店の開設を決意。 1日240円の食費で7年半の開業準備、そして古本専門図書館の設立に命を燃やす(98年時点です・今は設立成っているやも知れません) 古本好き、文庫本好きにはたまらない一冊です。

 

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「書店員タカクラの、本と本屋の日々。・・・ときどき育児」 高倉美恵 書肆侃侃房(しょし・かんかんぼう)

福岡生まれ京都育ちの著者の本屋人生半生記。 書店店頭での日々の矛盾、夢と現実、押し流されそうな毎日にふと立ち止まり「ちょっと待てよ?」と自己確認。 本屋の店員になりたくて店員になった著者の一生懸命さが伝わる(お酒を飲むとちょっぴり堕落 笑)23年間の記録です。 書店名を言えば「ああ、良くタレントのサイン会をやっている、あの書店」と判る全国チェーンの書店です。 06年11月の発行ですが、まだ福岡におられるのでしょうか・・・

今宵はインドア・ブックガイドで、ご機嫌伺いです。 「本屋のオジサン」これもぶんぶんの芸風とお笑いいただき、ご一読をお願い致します。

では、又♪

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春の息吹の銀座と築地♪

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日に日に暖かさが増す今日この頃です。 皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。 とは言っても縦に長い日本、まだまだ冬の季節の方々もおられることでしょう。 ひと足早い『春』の気分を味わっていただけたらと思います。

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会社近くの「アカシヤ」が満開です、日を追う毎に黄色が鮮やかになっています。

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銀座・ソニービルのスクエアは「芝生」が敷き詰めてあり「ご自由にお入り下さい」のプレートが・・・  

ソニービルは、東京都が推進する公立小中学校の校庭の芝生化事業について、2008年6月より、「東京芝生応援団」に参加しているそうです。 次世代を担う子どもたちのために、ソニービル来館者100万人ごとに、芝生化の維持管理に関わる備品(例:1,000m2分の芝生の種と砂など)を提供しているとのこと。 ヒートアイランド化を防ぐ為にも役立つとのことです。

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「春宵一刻値千金」 銀座に夜の帳が降りても心なしか暖かい風が吹いているようで・・・

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築地の庭には、「雪柳」が花盛り、「こぶし」の蕾も膨らんで天に伸びをしているみたいです。 お隣の「きんかん」の実も元気いっぱいです。

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斑入りの葉っぱの「沈丁花」 明るい日差しに花も嬉しそうですね。

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「椿」の花も次から次へと花を咲かせています、近くの「ツツジ」の新芽も、ここに来て一斉に芽吹きました。 もう直ぐ綺麗なピンクの絨毯に変わることでしょう。 日向ぼっこの猫さんの足取りも少し軽やかに感じられます。

「三寒四温」のこの季節、「一雨毎の暖かさ」とも言われています。 明日は関東も雨との予報ですが、これも春を待つ慈雨と思えば愛しさえも感じます。

寒の戻りで風邪など召しませぬようご自愛の程を。 最後は我が家の「見返り美人」でお別れです、では又♪

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2009年3月 2日 (月)

城下町岩槻・まちかど雛めぐり・パート2♪

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「岩槻・まちかど雛めぐり」後編の始まりです。

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前回の「本丸公民館」を左に見て、城址公園方向へ右折します。 遠くに公園が見えてきました、到着です。

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市街地から一番近い入り口です、というのはとても大きな公園で(お城の跡地の公園だから当然ですが・・・)入り口・出口が沢山あるのです。 公園の向かいには「市民会館いわつき」、ここの「レストラン大手門」に「さいたまB級グルメ王」に選ばれた「豆腐ラーメン」があります。 

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 ご覧のとおり薄口の醤油スープのラーメンに豆腐のあんかけが乗っています。 味もまあまあで、お値段500円はリーズナブルです。 公園に戻りましょう、少し行くと通称「黒門」と呼ばれる岩槻城の登城門がありました。 

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「黒門」の隣には「人形塚」があります。 埼玉百年と人形の日を記念して昭和46年に建立されました。 毎年11月3日に「人形供養祭」が開かれます。このモニュメントは正面から見ると人形の人という字を表しています。

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「岩槻城裏門」です。 この門の裏手から公園に入ると、大きな池があり「八つ橋」が架かっています。

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池には鴨が遊んでいます。 池を巡りて公園を横切り、来た道に戻ります。

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公園内には人形が収められた時計塔もありました。 公園を出て、「久伊豆神社」に向かう道すがら、個人宅の庭に可愛い「小便小僧」が盛大にオシッコをしています。 その溜まった泉が「幸福の泉」とプレートにありました。 ちなみに、小便小僧はベルギーの少年がモデルで、戦争中に敵のダイナマイトの火を思わず小便で消して被害を食い止めたという少年を称える像だったのです。 それが全世界に広まって、今はただオシッコをしている可愛い坊やというイメージしかありません。

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来た道を本丸公民館まで戻って、左折せず直進すれば「久伊豆神社」です。 鳥居の前には「東武電車」の踏切があります。   

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久伊豆神社の参道です、かなり長いです。 お社の横手には小さな真鯉や緋鯉が池で泳いでいました。

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本殿裏には、県の天然記念物の大榊(樹齢300年)がそびえています。

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「大龍寺」です、境内墓地には岩槻人形の祖「橋本重兵衛」の墓があります。 ここは、名前の通りいたるところに龍の彫り物があります。庭園が花いっぱいで綺麗でした。

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「大龍寺」を出て、「久保宿通り」に向かう途中で記念撮影(笑) 久保宿通りには、歩道に標語のようなプレートがはめ込まれています。 ら行が続いています、多分あ行からあるのでしょう。 もしかしたら、「岩槻かるた」というもの(あればの話)の絵札と文字札かも知れませんね。

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お次は、少し行って「願生寺」、茅葺屋根が見事です。 阿弥陀来迎図像板碑はさいたま市の指定文化財です。

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「丹過通り」の中ほど、「丹過長谷川家」があります。 土蔵造りの家の中には年代物の立派な「お雛様」が鎮座しておりました。

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同じく、長谷川家の入り口近くの「つるし飾り」カラフルで綺麗可愛いです。

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「愛宕神社」、岩槻城大構は岩槻城と城下町の周囲を取り巻く土塁と堀を示し、城の外郭にあたる。 現在、大半が壊され、この神社の周辺にわずかに残るのみ。

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「久保宿通り」に面した「水野書店」の『お雛様』、戦前の作で御殿造りの立派なもの。 保存状態が良く綺麗です。

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町中に残る昔ながらの造りの商家、ふと見上げると街頭の形が「ぼんぼり」になっています。 お洒落ですよね、で、灯が入ったらこんな感じになります。

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駅前通りの商店のお雛様。 「docomoショップ」に「写真のいわかみ」、つるし飾りは「人形の正栄」です。

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まちかどに揺れる雛めぐりの幟、スタンプラリーも無事集まりました。 記念スタンプも何点か押してきました。 11時から16時半、ほぼ半日のまちかどハイク、お雛様に囲まれて楽しい一日となりました。 今年漏れ落ちた名所旧跡は来年また来た時の楽しみにします。 お付き合い有難うございました、これにて一巻の終わりです。

ラリーの完走記念品のポストカードをご覧いただいてお別れです。

では、又♪

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2009年3月 1日 (日)

人形のまち岩槻・春風・まちかど雛めぐり♪

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3月3日のひな祭りを前に、2月28日から「第6回・まちかど雛めぐり」がお隣の人形の町・岩槻で開催されています。 そこで春風に誘われて、いそいそと出かけてまいりました。

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パンフレットの表側、3枚目の上段に「スタンプラリー」の文字が見えますでしょうか? はい、お察しのとうりラリーに参加です(笑)

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パンフレットの中面は、町の名所とお雛様を飾ってあるお店や休憩所などが描かれたイラストマップになってます。

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10時半すぎに、大宮始発の東武野田線に乗り込みました。 ものの10分で「岩槻駅」 に到着です。駅前には人形のからくり時計が11時の調べを奏でておりました。

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東口駅前の風景です、ロータリー前には「人形の東玉」の建物が、流石に人形の町という印象です。 駅前の「ひなめぐり案内所」で、冒頭のパンフレットをいただいて、いざ!出発です。

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と、その前に、駅前クレセントモール前でオープニングイベントが行われています。 先ずは、そちらへ・・・ 「お雛さまパレード」の出発式です。 地元の方々がお雛さまの装束で勢揃いです。

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続々と集合して参ります、皆様お綺麗な方々ばかりでした。

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はい、全員集合です。 会場前は沢山の人だかり、写真撮影の方もプロアマいろいろで、出遅れた私は撮影場所に一苦労しました。

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お雛さまが揃った後に、これまた地元のご婦人方「岩槻め組」による「よさこい踊り」が元気良く披露されました。 「め組」は恵みと女組を掛けているのでしょうね。

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この後、地元の名士の方々の祝辞が続くのですが、私は「雛めぐり」に出発です。 先ずは駅前「東玉・人形の博物館」からスタートです。 中は撮影禁止の為画像はありません、「雛人形今昔展」を開催中です。 通常は300円の入場料が会期中は100円で入場できます。 駅前通りを直進して通りに面したお雛様を横目で見ながら、「市宿通り」を右に折れて「郷土資料館」を目差します。

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見事な屋根瓦の「わた忠」(陶雛のお店です)、お隣は「田中屋本店」(栗最中が名物の和菓子屋さんです)、八百屋さんの壁際に「岩槻藩高札場跡」を示す表札がありました。

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「岩槻郷土資料館」に到着、入り口前が工事中で少し不便です。 江戸から昭和のお雛様が展示されていました。 職員さんの対応が丁寧で気持が良いです、写真撮り放題です(笑)

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郷土資料館ですので、懐かしい品物も展示されています。 「唐箕」(とうみ)子供の頃に生家にありました。 米や麦を脱穀した後、皮やゴミを風で飛ばす農機具です。 氷で冷やす「冷蔵庫」です、もろ昭和ですね。 昔はみんなこのデザインの「足踏み式ミシン」、この曲線がアールヌーボーしてて素敵に思えませんか? お雛様そっちのけで昭和レトロに浸ってしまいました。

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2階に上がって古いお雛様を見学、江戸時代の豪華な「御殿雛」です。 ちなみにこの建物、昭和初期には「警察署」だったとのこと。 どうりでドアとか手すりがレトロですよね、明智小五郎や金田一さんがひょいと顔を出しても不思議ではない雰囲気でした。

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「八雲神社」です、ご神体の四神を展示中。 東の青竜(せいりゅう)=竜 南の朱雀(すざく)=鳳凰 西の白虎(びゃっこ)=虎 北の玄武(げんぶ)=亀 となります。 方位と共に季節も表し、それぞれ春夏秋冬を差しています。 また、人生を四季に例えて年齢の移り変わりの表す、青春、朱夏、白秋、玄冬の言葉でもあります。 ちなみに、会津「白虎隊」は有名ですが、若年層から老年層までを年齢で区切った「朱雀」「青竜」「玄武」の各隊があったそうです。

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「芳林寺」です、太田道灌公が奉られており、銅像があります。山門からお堂まで長い参道が続いています。

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芳林寺から街道に戻る途中の民家です、昔の造りを残した佇まいです。 駅前通りに戻り、北に行ったところの「手作り人形のマルイ」の前の壷に入ったお雛様、なんか暖かそうですね。

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「裏小路」に入って直ぐ「遷喬館」があります。 岩槻藩士で儒学者の児玉南柯が創設した私塾。 その後に藩校として藩士の教育施設となる。 茅葺屋根が素敵な佇まいです。

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表の庭と裏の庇部分、趣きがあります。 ここのお雛様も立派なものでした。

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お向かいの「本町公民館」、「つるし飾り制作体験教室」(開催日に注意)と「匠の技」展が開かれていました。 「裏小路」を西に進みます、向かって右側が武家地、左が町屋と地元の方が教えてくれました。 同じくその方の教えですが、この通りの右側から城跡までの道は、以前は短い間隔で矩形に折れて車での通行が大変不便だったと聞きました。 城攻めに備えての道路造りだったのですね、直線的に道を作ると一気に攻め寄られてしまいます。 敵のパワーとスピードを殺していたのですね、近年学童が通る道の周囲に鍵型(クランク式)に曲がる道を見かけますが、それも同じ理屈なのでしょう。

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雰囲気のある静かな「裏小路」を進み、「渋江小路」を左に曲がり、少し先蕎麦屋の手前を右に折れると「時の鐘」に着きます。 鐘は小高い土塁の上にありました。 岩槻城の鐘楼として、寛文年間に鋳造されるが、現存するものは享保年間に改造されたものとのこと。 今も午前・午後の6時(昔の明け六つ・暮れ六つ)に綺麗な鐘の音を町内に響かせています。

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鐘撞き堂の下には桜の花が咲いていました、寒桜、十月桜でしょうか。 敷地内の小公園には見事な梅の大木もありました。 しばし、時を忘れてしまいました。

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とは言っても、まだまだ先は長いので、梅の花に別れを告げて「久保宿通り」を右に折れ、岩槻城址に向かいます。 城址方向に折れる交差点に瓦屋根が素敵な「本丸公民館」が見えて来ました。

これから、「岩槻城址公園」「久伊豆神社」「大龍寺」「丹過長谷川家」などなど、と続くのですが今回も少々長くなってしまいました、今宵はこの辺で「前編」の終わりとしたいと思います。 次回、間を空けず「後半部」をご披露したいと思いますので、お待ち下さいます様お願い致します。

予告代わりの一枚をご覧いただいてお別れです。

では、又♪

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