ぽかぽか陽気の三が日最後の土曜日(1/3)、川越の「七福神めぐり」に行って来ました。 昨年はお隣「さいたま市・与野」の七福神めぐりだったので、今年は気分を変えて「小江戸・川越」にしました。
11時過ぎに「JR川越駅」に到着。 ちょっぴり遅いですか、でもお正月ですからゆっくりと廻ることにします。 駅前の「アトレ」ショッピングモールの前で「獅子舞い」が・・・ のっけから寄り道です(笑) 甘酒のサービスも行われていましたが、流石にそれは遠慮して先ず一番目の「妙善寺」を目差します。
「妙善寺(みょうぜんじ)」=毘沙門天(威光)
仏教の守護神、戦いの神様
天台宗妙善寺、寛永元年建立、天明8年焼失、昭和53年に再建。
駅から5分くらいの所にあります。割とこじんまりとしたお寺です。
ここで色紙を手に入れて(一枚=300円+ご朱印100円のところ、ネットで割引券をゲットしたので、色紙代△100円=300円)各寺院を廻りご朱印を押してもらいます。 ここが振り出しなので印は未だ一つです。 さあ、次のお寺にまいりましょうか。
「天然寺(てんねんじ)」=寿老人(寿命)
中国の神様、長寿の神様です。
自然山大日院、大日如来がご本尊。天文23年に創建。
「妙善寺」から10分くらい、国道16号沿いにある、比較的大きなお寺。 裏手に見事な蝋梅の木がありました。
「喜多院(きたいん)」=大黒天(有福)
古代インドの神様、食を司る台所の神様。
天長7年創建、寛永15年焼失後、家光の江戸城の別殿を移築し、そ の他諸堂を再建。
「天然寺」から15分、やはり、川越最大の大師さまです、参詣客が引きも切りません。 参道は長蛇の列でなかなか前に進めませんでした。
折りしも、「ダルマ市」が催ようされていて、ダルマを求めるお客さんも混雑に拍車をかけています。
「成田山(なりたさん)」=恵比寿天(清廉)
異国の神様、漁村では海の、農村では田の、都市では市神と、全ての福を招くとされています。
大本山成田山新勝寺の別院で、真言宗密教のお寺。 本尊は不動明王。
喜多院 の直ぐそば(約3分)にありますので両方の参詣客で山門前はごった返していました。 とは言えこちらは交通安全の祈願が有名です、参拝客の列が続いていました。
「蓮馨寺(れんけいじ)」=福禄寿(人望)
幸福、高禄、長寿の三徳を具えた神様
戦国時代に建立、徳川時代には浄土宗関東十八檀林(お坊さんの大学)の一つでした。
「成田山」から約10分、中央通りのほぼ真ん中に位置しています。 こちらはゆったりとお参りが出来ました。
そろそろ蔵作りが目立つ町並みになってきました。 NTTの建物も蔵作りです、なまこ塀の建物がNTTの壁面です。 遠くに「菓子屋横丁」が見えてきました。
人々でごった返す横丁を抜けると、「見立寺」は目の前です。
「見立寺(けんりゅうじ)」=布袋尊(大量)
中国の禅僧、大きな袋を担って各地を放浪し、人々に福を施す。
寿昌山了心院と号し、浄土宗のお寺。 永禄元年に開山、今の本堂は明治14年に建立。
「蓮馨寺」より約8分、蔵作りの町並みを通って「菓子屋横丁」を抜けると直ぐです。 新河岸川沿いに建つ綺麗なお寺です。
「妙昌寺 (みょうしょうじ)」=弁財天(愛敬)
七福神唯一の女神で、弁舌、芸術などを司る神様。
永和元年に開創、江戸時代に諸堂を幸町より移築。 弁天様は室町時代より続くもの。
「見立寺」より約8分、新河岸川沿いを市街地に向かい星野高校の先にある立派なお寺です。 ここで最後と思うとちょっとのんびりしたくなりました。 色紙のご朱印も揃いました、参詣日の日付を押してもらって完成です。
実はこの後に、前回廻れなかった「大正浪漫夢通り」を散歩して来たのですが、それは次回ということにしたいと思います。
お土産代わりに購入した「いもドーナツ」をご覧いただきながら、お別れといたします。
最後にコースマップとスタンプ帳を付けておきますので、ご興味のある方は一度歩いてはいかがですか? 元旦から7日及び毎月1日がご縁日で、受付時間は午前9時より午後4時までです。
いつもながらの長口上にお付き合い、いただきまして有難うございました。
では、又♪
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