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2007年7月 9日 (月)

上村一夫を偲んで

Photo_526

また、バーチャルな誰かさんの似顔絵からスタートか? と考えた方もいらっしゃるかと思います。

そうではありません、今日は本の整理をしていました。

たまたま手に取った本が「上村一夫」の本だった訳です、で上村的女性のイラストを描いてみた訳です。

上村一夫=1940年横須賀生まれ、武蔵野美術大学デザイン科卒業。 イラストレーターとして活躍、1967年「カワイコ小百合ちゃんの堕落」で漫画家デビュー。1972年「同棲時代」で爆発的な人気を得る、他に「修羅雪姫」「しなの川」「関東平野」「狂人関係」など多数。男と女の妖艶な世界を描かせたら右に出るものがなく、「昭和の絵師」と呼ばれる。1986年没、享年45歳。

P1010381 手に取っただけで納まらず、ついつい読み耽ってしまいました。

これは、著者を一躍有名にした「同棲時代」、テレビ化、映画化で一大同棲ブームとなる。

今日子役を「由実かおる」が熱演、次回作の「しなの川」も大ヒット。

「同棲時代」1994年11月・双葉文庫    

      

P1010383 「凍鶴」1996年9月・小学館文庫

芸者置屋の「仕込みっ子」つるの目を通して花柳界の情念と、つるの芸者になるまでの人生を妖艶に描く傑作。

「菊坂ホテル」1995年9月・笠倉漫画文庫

谷崎潤一郎、竹久夢二、芥川龍之介、伊藤晴雨など実在の人物を配し、本郷菊坂のホテルを舞台にした大正ロマン。

「一葉裏日誌」1996年9月・小学館文庫

若くして突然世を去った著者が、死にたじろぐ事の無い人の心の勁さを、薄命の天才・樋口一葉に重ね合わせて描破した名作。花柳界で帯師を営む男の世界を描く「帯の男」を併録。

という訳で、7冊読んでしまいました。 ほとんどが「絶版」なのが惜しまれます。

つくづく、上村一夫は流麗な線を描くなぁ、と改めて感じてしまいました。 で、冒頭の絵になるのですが、やっぱりあの線は出せませんね。

若干45歳で逝ってしまった天才絵師・上村一夫を偲んで。

では、又。

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コメント

ぶんぶんさん こんばんは。

ありゃりゃ?一番乗りですか。
ぶんぶんさんが、上村一夫の本をたまたま手に取られたという気持ち、解かる気がします。
当時”ヤングコミック”などの青年コミック誌は
もちろん読んではいないのですが、
その話題性と作風にはかなりの衝撃でした。
女性は美しく妖艶に描かれ、恋愛感情の深層をとらえて時代を象徴する作品でしたね。
45歳という若さで亡くなられた天才は
現代を生きておられたら、どんな物語をお書きになっていたでしょう。

投稿: 更紗 | 2007年7月 9日 (月) 20時55分

こんばんは~
すみません^^; アイスはこの上村さんは初めて聞くお名前です。早くに亡くなられたんですね...

投稿: アイスド-ル | 2007年7月 9日 (月) 21時26分

更紗 さん、こんばんは♪

今回は、さすがに “一人合点” かなと思いました。
なにせ、食いつきが悪い・・・ 
あちゃ~、失敗かと。
まあ、こういう日もあるか、しかし好きなものは変えられないと、
納得し始めていました。

ところが、更紗 さんから「ヤングコミック」の誌名がでるとは・・・
懐かしいですね、「ヤングコミック」
上村は当時「ヤングコミック」と「漫画アクション」を中心に活躍
してました。
両誌とも“反体制”的なところがありました。

上村は原作者との交流も深く、阿久悠、小池一夫、岡崎英生、
久世光彦、関川夏央、矢島正雄、等のそうそうたるメンバーと
タッグを組んでます。
そう言えば、阿久悠原作の「悪魔のようなあいつ」は3億円事
件をモチーフにしたストーリーで、後に沢田研二が主演でテレビ
ドラマにもなりました。
その時の演出が久世光彦だったと記憶しております。
(間違っていたらゴメンなさい)

気を良くして長くなってしまいました、更紗さん有難うございました。
では、又。

投稿: ぶんぶん | 2007年7月 9日 (月) 22時39分

アイスド-ルさん、こんばんは♪

そうだよね、貴女が20歳過ぎには亡くなっていますものね。
しかも、青年マンガですから読んでないのも当然です。
「同棲時代」のころは10代だったろうと思います。
デザイナー出身ということもあり、ワンカットが綺麗な漫画家
(絵師)でした。
たぶん、今なら「資生堂」のCMでもマッチするのではと思います。

ご存知かどうか、「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」でバーの
カウンターに座る役でレギュラー出演してたこともありました。
全てが遠い昔の物語です、わざわざのコメント有難うございます。

次回は、もう少し新しくしますね(笑)
では、又。

投稿: ぶんぶん | 2007年7月 9日 (月) 22時59分

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