箱根道中膝栗毛
行って来ました、春の箱根に一泊二日の駆け足道中。
相方は気心知れた次兄の野次さんです、て゜もって私が喜多さん?
11日当日のお天気は前日の雨も上がり快晴です、絶好の道中日和なのですが・・・
朝から強風が吹き交通網が大混乱!
出発地の「新宿」まで最寄り駅の「大宮」から1時間30分をみていたのですが(普段は30分の距離)、予定の電車に乗り遅れてしまいました。
箱根までの「小田急・ロマンスカー」は全席指定、次の特急にという訳には行きません、今回は自然災害(?)ということで特別に払い戻しをして(JRの遅延証明書を附けて)指定の取り直し、予定の30分遅れで何とか出発です。
幸先が悪いなと野次さんとそそくさと乗り込みました、前置きが長くなりましたがいよいよ道中の始まりです。
これが乗車した「小田急・ロマンスカーVSE」最近導入した新型車両です、天井も高く座席の間隔もゆったり、4メートルの車窓と座席が窓の方向に30度くらい向いている構造で、眺めも抜群です。おまけに指定の取り直しでラッキーな事に先頭車両に乗れました、ますます絶景です。
箱根登山鉄道終点の強羅駅です。 小田急の終点から強羅までの車窓は紫陽花の季節は花いっぱいなのですが今は新緑の中を走ります。 秋の紅葉も見事なんですが・・・
途中「スイッチバック」をしながら急勾配を登ります。
一人旅ならその車窓のレポートも書けるのですが、今回は野次喜多なので、こんな吹っ飛びの道中記になってしまうことを、前もってお詫びしておきます。
お蕎麦を食べた近くにある強羅公園の入り口、今回は時間と興味でパスに(野次喜多シフト=一人旅なら観たかもという記号です)
この間「登山ケーブルカー」が強羅~早雲山まであってそこから大涌谷までのロープウェイということです。
幸い風も収まってピーカンに近いお天気です。
ここに降りたとたん温泉の「硫黄」の臭いが漂ってきました。
ここの名物「温泉・黒たまご」を食べに、ちょっと上がった「大涌谷入り口」までハイキング。
麓の売店でも食べられるのですが、気分で茹で場のある入り口まで行くことに。
ここが「入り口」元気ならここから1000メートルくらい上の大涌谷まで行くのですが、6歳年上の野次さんはここでギブアップ普段から車を多用しているから足腰が弱ってるんだなと言い訳をしてました。
それで、「黒たまご」食べたのですが写真無し(野次喜多シフトです)
下山途中の登山道で見た富士山です。ほんと何回もここに来たけど、こんなにくっきり見えるのは初めてです。いつも霧がかかっていたり、曇っていたりで、見えないかぼんやりといった感じでしたので。
ロープウェイ売店前に「黒たまごバージョン」のキティちゃんがいました。若い女の子がツーショット写真を入れ替わりに撮っていました。
私?こんな野次喜多では撮れませんよ、観るだけです。
「黒たまご」は温泉の硫黄の影響で殻が真っ黒になります、また温泉の成分が玉子に含まれビタミン、ミネラルが豊富で一個食べると7年寿命が延びるそうです。 ほんとかな?・・・
ということは、一袋6個入りで500円、42年も延命ということに、すっごく経済的です。
ただ自分の寿命が何年なのか判らないのが困ったもんなのですが・・・
ここからバスで芦ノ湖の畔の「桃源台」そして宿のある仙石原までバスを乗り継いで来たのですが、例によって(野次喜多シフトで)一瞬にして宿に到着です。
ここは、会社の健康保険の施設なので関係者と身内、知り合いしか利用出来ません、今日は3組しか宿泊客はいないそうです。
平日の金曜日ですからね、泊まりに来る方が特殊なんですね。
おかげ様でのんびりゆったり温泉とお酒と料理とおしゃべりを楽しませていただきました。
部屋から見た庭の風景です、緑がいっぱいで何となく気持ちも落ち着きます。
風呂上りに椅子に座って涼風を呼び込み、ビールを一杯「ぷは~!」至福のひと時です。
ということで、夜は更けてゆくのですが、翌日の道中案内は次回ということにさせていたたきとうございます。
では又、次回「芦ノ湖・南蛮人の襲来」にご期待下さい。
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コメント
お兄様との楽しそうな野次喜多道中、
とても羨ましく拝見いたしました。
新型車両の「小田急・ロマンスカーVSE」、
カッコイイですね~、乗りた~~~い!
私的には・・・ロープウェイの終点「大涌谷」です。
ここに降りたとたん温泉の「硫黄」の臭いが
漂ってきました。・・・というところが、
何とも言えず、好きな場面です。
ではでは、次へ~~~~。
投稿: まき | 2007年5月15日 (火) 23時03分
まきさん、小田急・ロマンスカーはいいですよ。
新宿~箱根湯本を約90分で走りますが、とても静かです。
これは伝説的ですが「起点から終点までワイングラスのお酒がこぼれない」というのが以前の小田急の宣伝文句でした。
それは今も変わっていませんでした。
変わったことと言えば、昔は車内販売で「コーヒー」は売っていませんでした。
「日東紅茶」がスポンサーだったので(これは真実か自信がありませんが)、今回はちゃんと「コーヒー」もありました。
時代の変化でしょうか?
「硫黄」の臭い・・・
温泉に来た、と実感しますよね。
有難うございました。
投稿: ぶんぶん | 2007年5月15日 (火) 23時56分