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2007年4月29日 (日)

懐かしの昭和 解説編

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お待たせしました 、解説です。

先ず、左上は「あんみつ姫」です。1949.4~58.10「少女」「りぼん」「明星」「楽しい二年生」など、掲載誌が多く末永く愛された作品。著者は倉金章介。

右隣、言わずと知れた「鉄腕アトム」1951.3~68.2「少年」掲載。 手塚治虫の代表作のひとつ。1959.3からの実写版アトムを知っている人は少ない。

その隣、「まぼろし探偵」1957.2~61.11「少年画報」♪赤い帽子に黒マスク、黄色いマフラーなびかせて~のテーマソングが有名。新聞記者で名探偵、当時の子供達の憧れの職業を一人二役でこなすスーパーヒーロー。著者は桑田次郎。

次は「月光仮面」1958.4~61.9「少年クラブ」 漫画版もいろいろな作家が描いて人気があったが、やはりテレビ版の人気が一番!主役の祝十郎探偵・大瀬康一がブレイク、後に「ジャガーの眼」「隠密剣士」で不動のものに。著者は桑田次郎ほか、原作が近頃「おふくろさん」問題で有名な川内庚範。

この女性が鮎原こずえ「アタックNO.1」1967.12~70.12「週刊マーガレット」東京オリンピックの「東洋の魔女」の活躍で注目された女子バレーを題材に全国にバレーボールブームを巻き起こす、いわゆるスポ根ものの走りです。著者は浦賀千賀子。

二段目左、そう「鉄人28号」1956.6~66.4「少年」アトムと同じ掲載誌のため、徹底的に反対のイメージで勝負を。 アトムの人工頭脳に対して操縦式、等身大には巨大、未来を舞台に対して戦争の影を引きずる現代、鉄人のパワーの方がリアルに思えた。著者は「伊賀の影丸」「三国志」の横山光輝。

次は「赤胴鈴之介」1954.7~60.11「少年画報」 北辰一刀流の千葉道場の若き武芸者。修行の末「真空切り」をあみ出し悪と戦う。テレビのオープニングの「ちょこざいな小僧め、な、名を名乗れ!」 「赤胴鈴之介だ~」は当時のちびっ子のチャンバラでも決め台詞でした、著者は武内つなよし(一回目だけ福井英一、急逝のためバトンタッチ)

お次は「オバケのQ太郎」1964.1~66.12「週刊少年サンデー」ほか学年誌に掲載。本来怖いはずのおぱけを、空は飛べるが化けられない犬が苦手の大食漢にして、全国のちびっ子のハートをつかむ。盆踊りの「オバQ音頭」もミリオンセラーに。著者は藤子不二雄

お隣は「怪傑ハリマオ」1960.4~61.3「週刊少年マガジン」南海の雄、マレーの虎。実在のモデルはいるがストーリーは、まったくのフィクション。圧政に苦しむ東南アジアの人々の苦しい叫びを聞けば、颯爽とターバンをなびかせ部下の「ドンゴロスの松」たちと駆けつける快男児。著者は石森章太郎。

右隣「あしたのジョー」1968.1~73.6「週刊少年マガジン」ドヤ街に現れた不良少年・矢吹丈、宿敵力石徹との戦いを通じてボクサーの道を歩み始める。同じ梶原一騎原作の「巨人の星」とともに圧倒的な大人気に。伝説は数あるがラストの「真っ白に燃え尽きた」のセリフに全てが集約される。著者はちばてつや

最下段左「キャンディ・キャンディ」1975.3~79.2「なかよし」孤児院育ちの元気なキャンディは試練に負けず、やがて看護師という天職を歩き始める。どんな不幸も明るい笑顔で乗り越えて行く少女は全国の幅広い層に支持され少女漫画の金字塔に。世界各国でも知名度が高い。著者はいがらしゆみこ。

次は「少年ジェット」1959.1~64.11「ぼくら」愛犬シェーンをお供に連れた少年探偵・北村健こと少年ジェットが「ミラクル・ボイス」「スーパー・コルト」を武器に怪事件を解決していく科学探偵漫画。同じ作者の赤胴鈴之介の「真空切り」と「ミラクル・ボイス」が似ているのはご愛嬌。著者は武内つなよし。

続いて「ブラック・ジャック」1973.12~78.11「週刊少年チャンピオン」無免許の天才外科医だが、医者から見離された患者の依頼が後を絶たない。法外な報酬の要求に生命の大切さを知らせる。手塚キャラ総出演の代表作のひとつ。著者はもちろん手塚治虫。

ラストは「綿の国星」1978.4~67.2「月刊LaLa」ちび猫の姿を借りて子供から見た「現実」を鋭く描く。理想と現実のギャップを受け入れて大人になるというリアルな世界観に男性ファンをも取り込んだファンタジーロマン。著者は大島弓子

ということで、次回「懐かしの昭和」(少女マンガ編)でまたお会いしましょう。

サイナラ、サイナラ、サイナラ(by,淀川長治)

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コメント

おばQ音頭の歌詞は[悩みはないかほいおばQ]
って言うんじゃなかったかなあ?盆踊りで踊った記憶があります。我が家にはQちゃんの妹P子ちゃんんのぬいぐるみがありました。ドロンパも憎めないおばけでした。もちろんバケラッタのOちゃんも....

投稿: アイスド-ル | 2007年4月29日 (日) 01時04分

アイスド-ルさん、こんにちは♪
「オバQ音頭」は年毎に違う歌詞になったので
何枚か続いて出ていますよ。
♪Q、Q、QのQ、オバQ音頭でQ、Q、QのQ~
懐かしいですね。
今でも近くの幼稚園の盆踊りで掛かってます。
園児はオバQなんてキャラ知らないだろうから、
多分、先生が懐かしんで掛けているのかもね。

このマンガは、いつもの藤子不二雄ドラマの友達が
沢山のパターンに、オバケも増殖してかなりの登場
人物(?)になってましたね。

アイスド-ルさんの紹介してくれたオバケの他に、
U子ちゃん、浪速のオバケは、なんていったっけ
○○やんって言ってたと思うけど。
もしかして、「パーマン」のパーヤンと勘違いして
いるのかも知れませんが・・・
では、又。


投稿: ぶんぶん | 2007年4月29日 (日) 11時14分

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